「ウェブ会議部下の狭窓の渡り鳥」の批評
回答者 なお
添削した俳句: ウェブ会議部下の狭窓の渡り鳥
こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
拙句に好意的なコメント有難うございます。励みにしております。
御句、WEB会議とのことで、部下さんが何名いらっしゃるかわかりませんでしたので、まず大勢の場合を考えました。teamsとかzoomとかですと、参加者が多いと一人のマスが小さくなりますね、それを「狭窓」とお詠みになったと思いました。そしてそのマスのどこかに、何故か渡り鳥の写真が出ている、そんな情景かと。
しかしここでつっかえるのです。こんなPC画面の渡り鳥では、季語として扱われないだろうと。
そうなると考え直して、会議の部下さんは一人。バーチャルではない本当の背景のお部屋の窓が見える。一対一で会議をしていた卓鐘さんは、偶然その窓の外を渡り鳥が飛んでいるのを見た、という情景ですね。これならPC画面越しであっても実景ですから十分季語として働きます。
・鳥渡る画面の部下の部屋の窓
・部下の部屋画面の窓を鳥渡る
「たまたま珍百景」みたいな光景でしたね。
点数: 1