俳句添削道場(投句と批評)

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龍淵に紀伊粉河寺の庭青し

作者 卯筒  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

秋に訪れた上田宗箇作庭の紀州粉河寺の青石の庭を詠んだ句です。

大きな青石の山水の庭が秋の静かな水を感じさせてくれるとても素敵なところでした。

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龍淵に潜む粉河寺の庭は雨

回答者 卓鐘

「粉河寺」を知りませんでしたが、有名みたいで他にないので「紀伊」を中8にして、季語を省略してまで言う必要があったかと思いました。

また、仲秋で少し紅葉が始まった頃なので「青し」が季語とそぐわないのではないかと言う疑問。

ネットで画像検索しましたが、なかなか調和の取れた素晴らしい庭ですね。龍淵に潜むとも相性が良いと思いました。雨が似合いそうと言うことで句またがりの提案句。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「龍淵に紀伊粉河寺の庭青し」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。粉河寺私も行ったことがありますが、崖に作られた石庭は他の庭とは一線を画し、また別の趣がありますよね。そこに「龍淵に潜む」という季語がマッチしているように思いました。まさに、巨石ばかりでできた枯山水が龍の潜み場のようにも思えてきますね、面白い。
これはお茶で有名な上田宗箇作なんですね、知りませんでした。卯筒さん、「庭伽藍」や「蹲」や。庭園がお好きなのでしょうか。

点数: 1

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添削対象の句『龍淵に紀伊粉河寺の庭青し』 作者: 卯筒
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