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「巡回の鍵束提げて虫の闇」の批評
「ばつと向く双眼鏡や渡り鳥」の批評
回答者 なお
添削した俳句: ばつと向く双眼鏡や渡り鳥
こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。
拙句「今この時」「この空」にコメント有難うございました。力が沸いてきます。
御句、私はバードウォッチングは体験したことないのですが、以前泊まったランプの宿では、翌朝の朝食前に、庭に来る野鳥の解説というのがあり、そこで可愛い鳥たちの姿を見て楽しみました。
私の提案句は、上五「ばつと向く」はわかりますが、そこにいる人たちがみんな、という意味をだすために「一斉に」としてみました。
・一斉に双眼鏡向く渡り鳥
中八になってしまいますが、許してもらえないでしょうかね。
・ばつと向く視線の先に渡り鳥
これはベタですね。
・追いかけて双眼鏡に渡り鳥
・ハンターのごとく狙うや渡り鳥
うーん、バードウォッチングだかなんだかわからなくなってきました。
すみません、この辺で退散しますが、何かしらのヒントにしていただければ幸甚です。
点数: 2
「鳥渡る今この時のこの空を」の批評
回答者 はや
添削した俳句: 鳥渡る今この時のこの空を
「今この時」「この空」から、今まさに上空を飛ぶ鳥を眺めているように受け取りました。
偶然同じ空の下にいて、それをたまたま目にしただけ。そこに様々な思いがよぎるように思います。遠くに行く鳥たちを応援しているような。何か願いを託すような。
一期一会のあたたかさを描いた句のような気がしました。
「食はぬ子を…」の添削ありがとうございました。思いやり溢れるコメントにジーンとしてしまいました。
「食べぬ」の方がいいとのご指摘、ハッとしました。「食はぬ」にしたのが「だって俳句だし」と何の理由にもなっていなかったことに気づかされました。「叱りつけた日」もいいですね。なおじいさんの丁寧な言葉選び、見習いたいです。
いつもあたたかいコメント本当にありがとうございます。またこれからもがんばります。
点数: 1
「巡回の鍵束提げて虫の闇」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 巡回の鍵束提げて虫の闇
おはようございます。
屋外の景を思い浮かべます。
普通に雑草など生えている施設の敷地巡回に感じます。土のグラウンドのある学校とか。
取り合わせとしては出来上がっていると思いますが、上五中七に物足りなさを感じつつ・・・これはげばげば様が屋内にいたから、よりいっそう「虫の声」を記憶に残しているのかな?という推測もしました。
ただ、句だけでは屋内だということはわかりませんね。俳句的にはそこがポイントでもない気もします。
「提げて」が説明っぽさを感じるので、何か別の状況描写にして取り合わせたいです。
・巡回の非常口灯虫の闇
・巡回の鍵束じやらり虫の闇
・巡回の窓鍵を閉め虫の闇
点数: 2