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「打ち水や俄かに風の通り道」の批評
回答者 腹井壮
添削した俳句: 打ち水や俄かに風の通り道
おせっかいさん、こんばんわ。俳句としての詞を作ろうとする姿勢を感じました。ただ、上五のいかにも涼しげな季語
と中七下五のこれまた涼しげなフレーズが近すぎますね。せめて
打水や微かな風の通り道
くらいは離してもいいのではないかと思います。改革派・進歩派が保守派・守旧派の真似事をするとこうなりますよとの事例でしょうか。
点数: 0
「ずぶ濡れとなりにし羽抜鳥一羽」の批評
回答者 いなだはまち
添削した俳句: ずぶ濡れとなりにし羽抜鳥一羽
唯我独善です。添削ありがとうございます。始め「の」でスラッと句が浮かび、もっと何かを想像させようと「も」にしました。ご指摘のとおり、読み手にとっては後味の悪い句ですね。詠み手の思いを押し付けることを俳句
は嫌う。たかが「も」ではないことを学びました。助詞や詠嘆や切れで、全く違うものになる俳句は、学び甲斐があります。明日も何句か揚げさせていただきます。
点数: 1
「打ち水や俄かに風の通り道」の批評
回答者 塩豆
添削した俳句: 打ち水や俄かに風の通り道
どうもこんばんはです。
おっしゃる通りオーソドックスな型ですね!
風は通常目には見えませんが、風が及ぼす作用であれば写生することができます。そしてそれに目をつけたところは非常に良いと思うのです。しかし私であればさらにもう一丁具体的したいのです。どのようにして「風の通り道」を観察したのかは分かりませんが、例えば草木にそれが表れたのであれば「草木に風の通り道」などとしたいです。「俄かに」という情報と天秤にかけてこちらの方を私なら優先します。
私がおせっかいさんの俳句を特殊と感じたのは型ではなく、寧ろそういった抽象性を好むというところに一つあるのかもしれません。
点数: 3
「新涼やペダルも軽き往診日」の批評
回答者 ハオニー
添削した俳句: 新涼やペダルも軽き往診日
この方は、小さな島の唯一のお医者さんなのでしょうね
新涼と診療をかけているのは気がつきました
「新」と「診」、「(新涼の)ou」と「往」で韻を踏んでいるあたり、遊び心がありますね
だから新涼と往診が外せないということも分かるのです
だから今回は「も」をテーマにします
俳句をかじっている人には、「も」を好む人と好まない人がいるのです
好む人は基本的に説明したい人です
読み手の想像を促すために、敢えて「も」を使うのです
逆の意見をこちらの句で見てみましょう
新涼やペダルも軽き往診日
作者は答えを知っているのでしょうが、読み手には「ペダル以外に何が軽いのだろう?」という疑問が生まれます
この疑問が読み手に迷いを与えてしまうのです
その原因は「も」という助詞にあるのです
読み手の解釈に迷いを与えるような句は、基本的に評価が上がらないものです
我が道を行く人には、それほど大きな問題ではないのですが(
試しに、私の句で「の」を「も」に変えてみましょう
原句
お下がりのベルトのほつれ原爆忌
変更した句
お下がりのベルトもほつれ原爆忌
これ、どちらがいいと思いますか?
ちなみに私は「も」にする気はありません
俳句は読み手の想像を促してこそですが、無理に想像させる必要がないと考えているからです
俳句は読み手の解釈に託される部分が大きいので、しっかりと作者の意志を持たせることが大事なのです
点数: 4
