暁光の花誠のしるべあなかしこの批評
回答者 雨々
添削した俳句: 暁光の花誠のしるべあなかしこ
初めまして、雨々です。
前回の暁桜様の句も拝見しておりました。
亡くなったご主人さまへの思い、しかも亡くなられてからまだ日が浅く、
日々色々な思い出や寂しさが 整理しきれずに溢れてくる、
そんな2句ですね。
2句にはご主人様のお名前やご法名も入っていますね。
だからこそ、私たちはこの句に対して手直しはしてはならないのではないかと存じます。
俳句のテクニックだけで言うなら 色々と考えるところもあるでしょうが
ご主人様の固有名詞がこの句の大半のウエイトを占めており、
なおかつ お二人にしか分からない暗号のようなものも入っているのかもしれない、
何しろ どんなにきれいに弄ったところで これ以上の愛を語る事などできない
と 考えます。
この2句はご主人様へ捧げる句として ご家族のものとなさってはいかがでしょうか。
そして 俳句をこれからもお続けになる行程で その時々の気持で推敲してみるのも
故人を思い出すことが供養とも聞きますので 何よりのご回向ではないかと思います。
点数: 6