古茶染むる夫婦湯呑みの五十年
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 古茶覗き老婆とすする五十年
満州逆路様、こんにちは。古茶という季語は知らなかったので大変勉強になりました。
句意は大変難しいものですね。夫婦の五十年、けして順風満帆なものではありません。
句を拝見したところ、旦那様目線の句ですね。腹胃壮様の御指摘がありましたが、老婆では、妻なのか、母なのか、はたまた近所のお婆さんなのか分かりません。また五十年という、時間の情報があるので、老も必要ないのでは。
私は夫婦の歴史を湯呑みとして、提案させて頂きます。欠けも茶渋もあることでしょう、そんな湯呑みでも五十年大事にしてきているのです。
私は奥様目線から一句失礼します。
五十年ぬるめ濃いめの古茶を煎れ
点数: 2