俳句添削道場(投句と批評)

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「川柳の俳句の違い青嵐」の批評

回答者 白井百合子

添削した俳句: 川柳の俳句の違い青嵐

腹胃壮さんこんばんは。
コメントありがとうございます。
今日句会があったので行って来ました。
絵手紙よ白きみかんの花あまた
と私が詠んだのを
絵手紙に蜜柑の花のあふれけり
と句会の先生が添削してくれました。
白きとあまたが要らないと言っていました。
その前に
新緑や枝葉の隠す避難道
と私が詠んだのを別の俳句の先生が
避難路を隠すごとくに緑さす
と添削してくれました。
ハオニーさんはどう思いますか?
私は何か違うなあ‼と思って悩んでいます。
句会の先生はずうっと前からの先生だそうです。
もう一人の先生は句会のお友達の知人です。
何か違うと思っても先生にどう聞けばいいのかもわかりません。
私はこの俳句道場でみなさんにいろいろ教えてもらうのがいいと思うけどそれはいけませんか?
私は俳句の先生を目指しているのではないのでほんの少し上手になりたいだけなんです。
ハオニーさんに愚痴を言ってしまいました。
ご免なさい。

点数: 1

「サングラス嘘で固めたシャイな奴」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: サングラス嘘で固めたシャイな奴

僕の事でしょうか?かぬまっこさん、こんにちわ。ギザな奴ではなくシャイな奴ってところがいいですよね。確かにサングラスをかけると嘘がバレずらそうな気もします。目は口ほどに物を言うですから。

点数: 1

「避難路を隠すごとくに緑さす」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 避難路を隠すごとくに緑さす

技術と発想のバランスが崩れていますね...
技術のある人が凡人の発想で詠まされたような句です

白井さまの句には、「なぜこの言葉を選んだのだろう?」と思う言葉が確実にあったのです
そこの良し悪しが一句の出来を左右していることが多かったのです

この句には、白井さまらしい言葉がありません
良く言えば安全策を取った、悪く言えば個性を捨てた
という印象です

もし俳句を先生に教わっているのなら、その先生のいう定石だけはきちんと押さえてください
白井さまに必要なのは難しい技術を身につけることではなく、定石を押さえることです

そして、定石から少しずつ飛び出していくのだけど、決して定石から全部飛び出ていかないようにしていくことを勧めます

ちなみに私、定石は破るために覚えています
だから定石が抜け落ちる危険は低いのです

腕のよろしい先生なら、俳句の定石を説明出来るはずです
少なくとも、「やらない方がいいこと」と「成功させるのが難しいこと」くらいは説明出来ると思います

基本を確実に入れないと、自分の句の当たり外れは大きいままです
外ればかりで俳句はつまらないと言っている人、相当いました

点数: 4

「サングラス嘘で固めたシャイな奴」の批評

回答者 北野きのこ

添削した俳句: サングラス嘘で固めたシャイな奴

かぬまっこさん連投失礼します。
私の蟻の句へコメントを頂き、ありがとうございました。

実はあの句は誕生日祝いの宴会の翌朝の光景を想定して詠んだものなのです。
「酔っ払って寝てしまい、目覚めると酒瓶に蟻がいた」というようなイメージです。

この句の原型は「二日酔い」「誕生日」「空き瓶」などの言葉で具体的な状況説明をした句なのですが、それをかなり弄り回した後にできたという経緯があります。
私の中にも「ここまでやると情景が伝わらないかなぁ」という心配があった句なので入選に自分で驚いています。

助詞「に」についてですが、この添削道場でも説明的になり過ぎるきらいがあると話題に上る事が多いですよね。
そんな指摘を読んで私も「に」の使用にはかなり慎重になってはいるのですが…。

今回の二句でも、上五が「瓶の蟻」の場合と「瓶に蟻」の場合とで、どちらが良いか悩みました。
「瓶の蟻」の方が「瓶の中の蟻が歳を食った」という誤読を招きやすいのではないかと私は考たのですが、こちらが選ばれたのですよね(笑)

ひょっとすると、選者の夏井先生にも私の意図は伝わっていないのかもしれません。
是非入選の意図を聞いてみたい所ですが、コメントを貰うには地選以上に食い込まなければならないのですよね…。
道は遥かだなぁ…(苦笑)

点数: 2

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