俳句添削道場(投句と批評)

添削と批評一覧最新の投稿順の15553ページ目

結葉や鳥居の空を覆いたる

回答者 イサク

添削した俳句: 結葉や見上げた鳥居超えて伸び

こんばんは。

句の意味はよくわかります。

・この句は季語「結葉」の様子を中七下五で表しているので、「や」で切らない方がよいと思います。
・「見上げる」・・・見上げないサイズの鳥居はあまり俳句に出てこないと思いますので、一旦省略した方がよいかも・・・
・「伸び」が説明っぽいですね。
・「鳥居を越えて」⇒「伸びる」の流れが散文的ですね。

推敲中に中七下五の形が変わったら、「や」が復活してしまいました、というややかっこ悪い提案句です。

点数: 2

「生きてますが睡蓮はもう乗れません」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 生きてますが睡蓮はもう乗れません

こんにちは。
秋沙美様、拙句「泉とは名のみの…」のご評価ご添削有難うございました。

今回のお題「泉」、私には、海、湖、沼、池あるいは水たまり等と比べると鮮明なイメージがわかず、恥ずかしながら、ブルコメの「♪森と〜泉に〜」および次のシングル「マリアの泉」しか思い浮かびませんでした。そこでGoogleで調べると、「湧水のことである」と。それなら山歩きで色々な経験をしている、それを詠もうと、立て続けに十句出来ました。
山を歩いているとこういうこと多くて。しかもほとんどが、神明水とか竜神井とか、ご大層な名前がついているのです。昔はすごかったのでしょうね。

今回の三連句は実力不足を露呈してしまいました。熱い湯となれの句も、過疎地域に泉が湧いてそれが突然温泉になり旅館ができて繁栄したらいいなというような思いが全く伝わらず、ただ温泉に入りたいだけの句になってしまいました。表現力不足を痛感しました。

御句は、この前に伏線とかがあるのでしょうか?新参者の私には、ちょっと句意がつかめませんでした。ご指導していただくばかりでなく、初心者の視点で何か申しあげようと思っているのですが、申し訳ないです。頑張ります!

点数: 1

「泉湧け熱く湯となれ宿となれ」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 泉湧け熱く湯となれ宿となれ

「アスファルト・砂利・土・泉・青い空」のコメントありがとうございます。
これはですねぇ、僕には珍しくチャレンジした句なんです。車で泉があるところまで向かい、砂利道を歩き、徐々に土だけの道になり、そこに泉があって、青い空が映っている。そして見上げれば夏の青い空。泉に向かって到達するまでの経緯全てをどうしても詠みたかった。俳句の常識からは外れ、無謀だとわかりつつ、下をずっと向いてて、最後に空を出すことで、意図を伝えられないかと。皆さんの反応見る限り失敗な気はする。

さて、御句に関するコメントですが、はい。泉を見て、ここに温泉があればなぁという妄想句であることは一目理解しました。でも、それは温泉を見ちゃっているので、句の世界観として泉を表現できていない。と。
僕の場合、季語を読み込むとき必ず、季語がどんなものであるかは、ネットで、「該当の季語 俳句」などで検索してみることを必ずします。先の俳人達が、その季語をどのように捉えているか、その本意はどこにあるかを探ろうとして。やはり、俳句は季語および季感を大切にするというのが一つの約束(絶体ではない)なので、季語を使っているにもかからず、季感やその本意を見失った、もしくは軽んじた句にはどうしても指摘が入ってしまいます。
「泉」も泉 俳句で検索してみるとわかると思いますが、単なるちょろちょろとした湧き水というより、ある程度水が溜まってそこからふつふつと水が湧いている景が多いです。(それだけではもちろんない) 神秘的なもの、涼を感じられるものとしての夏の季語です。ちょろちょろした湧き水を詠むなというわけではなく、それを泉という季語として詠みこむのであれば、夏の季語たる清涼感を詠まないと季語としての「泉」の力がなくなってしまうということです。
なので、ちょろちょろした湧き水を詠むのであれば選択肢は二つあると思います。
・そのような泉でも夏の清涼感を詠みきちんと主役にする
・別の季語を主役として、泉を脇役にする(もしくは湧き水という)
私の提案句は後者でした。

で、本句ですが、「泉に清涼感を感じた」そして「温泉が出たらなぁと思った」この二つの思いを入れようとしてますが、流石に俳句の器では無理ゲーですね。
それぞれで一句作るのがいいと思います。

点数: 2

アスファルト砂利土轍草泉

回答者 イサク

添削した俳句: アスファルト砂利土泉青い空

あー一応ご本人に自ら説明させるとアレなので・・・
別サイトでの採点待ちだそうですので、ちょっとここに取り上げるのもアレなのですが。

この句は、中七までは道なりの「視線下向き」の句ではないかと・・・
感想については、なぜ下五を「青い空」にしたのかと・・・という点です。映っていたということですかね・・・?

点数: 1

「泉底に重なり積もる斧いくつ」の批評

回答者 登盛満

添削した俳句: 泉底に重なり積もる斧いくつ

こんにちは。
父の日の句への添削いただきありがとうございました。そしてたくさんの回鍋肉もありがとうございます。なるほど!なるほど!と勉強になりました。そしてこんなにすらすらと句の推敲が出来るのかと、、、。私もギコギコと頑張ります。

点数: 0

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ