俳句添削道場(投句と批評)

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「雌鮭の尾の擦り切れし骸かな」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 雌鮭の尾の擦り切れし骸かな

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

大江さん、初秋の句、コメントありがとうございます!
好意的なコメントとても励みになります。「初」とつく季語について、そして「かな」の詠嘆について、教えていただきとてもうれしいです!

御句、産卵のためにぼろぼろになった、もう獲られることもない旬を越した雌鮭の骸。生き生きと遡上する鮭でなく、むしろボロボロになった雌鮭の方にクローズアップしていく。
何も食べずに、流れに逆らって遡上し、とにかく産卵場所を目指し、自分の尾まで擦切らしてまで、産卵を達成する凄絶な姿。命の一滴が燃え尽きるまで生き、そして死んでいく。その骸に焦点を当てる。新たに生まれた鮭と死にゆく鮭、命が交差する。これが生命の秋なのかもしれないなと思わされる句でした(*'▽')

大江さん、また、げばげばの句で気になるものがありましたら、ぜひコメントいただけるとうれしいです!

点数: 1

「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 大江深夜

添削した俳句: 白日傘閉づや世界を染めながら

どうもこんばんは。
「世界を染めながら」はあまりにも抽象的です。御本人にその意図がなくても「自分て自分の句に酔っている」と思われても致し方無いかと思います。
俳句は5w1hの中から必要な物を取り出さないと読者に伝わらない物です。

点数: 1

立秋の三和土に小さき窪みかな

回答者 大江深夜

添削した俳句: 初秋や三和土に小さき窪みあり

どうもこんばんは。きちんと出来ている句だと思います。ただ、「初」が付く季語には少し御目出度い内容を選びたいところです。また、俳句ではあるのが前提ですので「あり」はわざわざ言う必要がありません。
また、「窪み」に切れ字である「かな」の詠嘆(大変感動している)はおかしいと仰る方もいらっしゃるでしょう。もし切れ字が本当に詠嘆なら最初にそれを言った人は誰なのか教えてほしいです。少なくとも人様の句を読んでも大変感動している俳句など見た事はありません。

点数: 1

「西瓜提げ夫揚々帰宅せり」の批評

回答者 大江深夜

添削した俳句: 西瓜提げ夫揚々帰宅せり

どうもこんばんは。
内容から察するに俳句よりも短歌にしないと詩としての大事な部分が詰め込めないような気がしました。

点数: 1

「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 白日傘閉づや世界を染めながら

恋をした瞬間をスローモーションのように描いたのではと思いました。白日傘を閉じたその人の顔を見た瞬間、世界が色づいて見えた…という。
勝手な妄想ですが、映画のワンシーンのような美しさを感じました。

「西瓜提げ…」の添削ありがとうございました。
散文とはこういうことなのか!と初めて理解できたような気がします。
「夫」は「つま」なのですね。
これからもがんばります!

点数: 0

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