俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

白日傘閉づや世界を染めながら

作者 イサク  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

どこまで理解してもらえるのか

最新の添削

「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 長谷機械児

イサクさん、「猫じゃらし」句の添削ありがとうございます。

「よくあるアプローチなんですかね・・・?」について、
人間の描写に植物の季語を取り合わせる形の句を作る前段階として、植物から“性格”を導き出すということは普通にしていると思うのです。

 ○○○○な女や×××の花
 ○○○○してをり×××の花

といった句を作るとして、「×××の花」が実景(「○○○○な女」「○○○○している人」と居合わせたときに偶々咲いていた花)ということは無いだろうと思うのです。どんな花ならどういう性格・振る舞いの描写に合うか検討するのに、植物の“性格”を導き出すアプローチはあったろうと思います。

そして、このアプローチだけを突き詰めると、「性格が八百屋お七」の句(京極杞陽)になったりするのではないか、と、これは私の勝手な想像ですが。

御句について。
白日傘というものは、浜辺に立てる大きなパラソルみたいなものなのでしょうか? 天に向かって直立した状態のまま閉じるという動作を普通の日傘ではしない(傘というものは、自分の手前に倒してから閉じます)ので、いろいろな方の推理(自分の視界がいくらかひらけて青空が見えるようになったり、傘の下にあった影が消えていったり)は、多分どれも違うように思いますが。

それで、正解が何なのか、と問われても、それは私も解らないのですが。

それでは、今後ともよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

白日傘閉じて世界の色づけり

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます。また、木の葉季重なり見落とししてしまった。。なんか日傘の句、コメントもご指摘通りだと思うし、失敗続きで落ち込んでます(笑)

白日傘も中は遮光なので黒かったりしますね(なので先の句は中からじゃなく、日傘の外に写っている枝や葉の影を詠んだつもりでしたー。)まず、外の影や光は見えません。御句、白日傘を閉じると、傘の下で闇だった世界が色づいて広がって行くその瞬間を詠んだと解釈させてもらいました。そうだとすると、切り取り方は最高だと思いました。

舞う、染める、燃えるは凡人がよく使う動詞だと刷り込まれている世代としては、染めるが気になりました^^(もちろん、使っちゃいけないということはないと、重々承知の上、その是非を僕には、判断できないというだけです。)

また、「閉づや」で切れるべきかどうかもわかりませんでした。

僕の感覚としては、切れはなく染めるも表現変えた方がいいんじゃないか(先の解釈が正しいとすれば)という提案句です。

点数: 4

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「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

読解に挑戦して見ましたが、私には無理でした。
一番分からないのは、閉じるというほぼ一瞬の行為とながらという持続性です。また、唐突に「世界」という抽象語が出てきたことです。
白というモノクロが消えたのでカラーの世界が戻ったというような単純な句意ではないと思うので。お手上げです。

点数: 2

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「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 しらさぎ

句の評価:
★★★★★

おはようございます。
日雷の俳句の批評ありがとうございます。
青空の方が広がりますね。
中七は、推敲してみます。

御句の白日傘
世界を染めながら 残念ながら、私の単細胞には、読み込むことが出来なくて残念です。
でも、感じの良い御句 流れが良いと思います。

点数: 1

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「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 たきさん

句の評価:
★★★★★

毎回、ご教示ありがとうございます。修飾語がどこにかかるかという、文章構成の基本ですね。昔、学んだ記憶があります。句を詠むことばかりに気を取られて、他のことに目が届いていないです。季語を信じるというのは、よく聞きますが、不安なのでどうしても説明しがちになってしまいます。捨てるところは思い切って捨てることもやつてみようと思います。
御句ですが、白日傘に覆われていた、言わば閉じられていた世界が、傘を閉じることによって色彩、におい、音など一気に世界が広がっていくという背反を詠まれたのかなと思いました。閉じることによって開く、何か仏教的なものを感じます。

点数: 1

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白日傘閉づれば青き錦かな

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

イサクさん、おはようございます😊
拙句「夏雲のあいだを抜けて〜」添削ありがとうございました。
げばげばさんの出してくれた「一機」が、私には出てきませんでした😓
イサクさんの添削句、とても気に入りました。
御句ですが、「閉づや」が、文法的には間違いはない、と思いますが、語呂的にどうですかね…
「世界を染めながら」も、その瞬間の鮮やかさは分かるのですが、どう染めたのか、ちょっとした具象物が欲しい気がしました。
「手直し句」は「白日傘」の白に対して「青」…どうですかね…

点数: 1

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「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。イサク様、いつも勉強させていただいております。
拙句「今日こそは…日傘」ご評価ご添削有難うございました。
おっしゃる通りで、この道場は、私が今ひとつ納得いかない点があるまま投句しますと、必ずその点にご指摘が入ります。大変勉強になります。

さて御句ですが、正直さんざん考えました。しかしどうしても句意を捉えられませんでした。

私であれば、
 白日傘閉じて世界に染まりゆく
のように詠んでみました。長く白い日傘をさしていた人が、それをたたんだ途端にフルカラーの世界に染まっていく、という情景が感じられると思うのですが、御句は逆ですよね?
恥ずかしながら、私の鑑賞力では無理でした。精進しますのでまたよろしくお願いします。

点数: 1

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「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 くりもな

句の評価:
★★★★★

イサク様
翡翠の句へコメント及び添削をありがとうございました。そしてなにより50点(3-4位)、凡人をいただけたことが才能無しと思っていただけに大変うれしく思います。
これからも写真と句のセットで詠みたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 大江深夜

句の評価:
★★★★★

どうもこんばんは。
「世界を染めながら」はあまりにも抽象的です。御本人にその意図がなくても「自分て自分の句に酔っている」と思われても致し方無いかと思います。
俳句は5w1hの中から必要な物を取り出さないと読者に伝わらない物です。

点数: 1

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「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 卯筒

句の評価:
★★★★★

言い訳やの句の添削ありがとうございます。
言い訳なので回りくどくわざとしてみました。
イサクさんのご指摘参考にさせていただきます。
御指導ありがとうございます。

点数: 0

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「白日傘閉づや世界を染めながら」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

イサクさん

吹き荒ぶ(ふきすさぶ)教えてもらってありがとうございます!完全に「ふきあらぶ」の複合動詞なんだと勘違いしてました!お恥ずかしい ^^ 74さんにも訂正しておきました!

点数: 0

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