「死ぬことがこわいと思ふ夜食かな」の批評
回答者 鬼胡桃
添削した俳句: 死ぬことがこわいと思ふ夜食かな
こんばんは。お久しぶりです。
句を読みまして、三国志の武将達の出陣前の夜食や戦時中の特攻隊員の食事かなとシーンを想像できました。
最近句をいくつか投句しました。アドバイスを聞きたいので、コメントお願い致します。
点数: 1
回答者 鬼胡桃
添削した俳句: 死ぬことがこわいと思ふ夜食かな
こんばんは。お久しぶりです。
句を読みまして、三国志の武将達の出陣前の夜食や戦時中の特攻隊員の食事かなとシーンを想像できました。
最近句をいくつか投句しました。アドバイスを聞きたいので、コメントお願い致します。
点数: 1
回答者 げばげば
添削した俳句: 恋文や涙と西瓜混じりけり
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句、光景はよく伝わりましたが、西瓜のしょっぱさは涙なのか、というところであれば、発想的にはよくある流れかなあーというところではあります。
「書机に離婚届と蝉の殻」などのときは、蝉の殻という季語からいろんな想像を飛ばしてみようと思えたのですが、今回だと「西瓜」という季語からあまりいろいろな感情が湧かず、失恋して西瓜を食べてるのかなーというところで止まってしまったかもしれません。
・上五は恋文でなかったらもう少し変わるかもしれません。
引退試合涙と西瓜混じりけり
とか、涙が恋の涙でなければ、西瓜もまだもう少し感慨がわくかもです。
・「や」と「けり」の併用も避けた方がいいかもしれません。山場が分散してしまうイメージがあります。
・涙と使わずにその感情が出てくるなら、それを季語に託せるならいいなあと思ったりはします。
秋風や抽斗の君への手紙
たとえば、たとえばですけど、出していない手紙がもし抽斗に入っていたとして、秋風が吹いていたりすると、涙って書かずに、涙の光景が見えたりする。まったく西瓜は関係なくなりましたが。それでも君への手紙っていうのが△な気がするし、なかなか恋の句ってそれっぽくなってしまって添削コメントが難しかったです。苦手分野かもしれません(*'▽')
点数: 0
回答者 鬼胡桃
添削した俳句: ニホンザル西瓜喰えぬぞ電気柵
こんばんは。
句を読みまして、
卓鐘さんと被りますがまず三段切れを感じました。
あと難しい点ですが、俳句は季語
を主役にしないといけないのですが、この句は日本猿が主役みたいな形になってます。
例えば、(大玉西瓜)とか、(畑の西瓜かな)みたいな表記ですと、季語のスイカの映像に比重をかける事が出来ます。
あと、最近夏休みの句を投句しましたのでよろしければコメントお願い致します。
点数: 1
回答者 イサク
添削した俳句: ニホンザル西瓜喰えぬぞ電気柵
こんばんは。
卓鐘様の意見に追加フォローをば。
三段切れがダメ、なのではなく、狙ってもいないのに三段切れになっているような俳句は、どこかが不自然になっていたり、余計なものが入っていたりする可能性があるので、そこでチェックすることが可能ということです。
この句の場合は「ニホンザル」、季語「西瓜」+「食えぬ」、「電気柵」みっつの要素を全て対等に十七音に収めようとしているので、それが三段切れの一因になっているように思います。
あと、なおじい様の指摘に近いものがありますが、標語っぽいですよね。
「ニホンザルから作物を守る電気柵」の句ですよね・・・
ということで季語「西瓜」で詠むならば「ニホンザル」「電気柵」どちらかを弱めるか省略したほうが・・・
・電気柵怖きや西瓜護るために
点数: 1
回答者 74
添削した俳句: 死ぬことがこわいと思ふ夜食かな
こんばんは。いつも皆さんへのコメント含め勉強になっています。
ジグソーパズルの御句の返信の返信になりますが、きっと作者は意図を持ってこうしたに違いない!と読んでましたね(笑)
緩くても楽しければ良いのだと思います。パズルではなくジグソーを選んでいたからこその読み込みができて楽しかったです。
トマトのまるかじりリフレインはなかなか思いつかないアイデアですが、私の食べ方を正しく描写して貰えたなぁと感じました。行儀悪いですけどね、芯にあたる部分だけ残して最後にがぶりが種回りの酸味が減る分甘みが強く美味しく感じるのかと。
御句の感想ですが、まず夜食が季語なんですね。日常のありふれたような物事が季語になっているのを皆さんの投句やコメントで知る日々です。作句時はトラップに引っかかってないか冷や冷やしたり…それはさておき。
評価が生死感でわかれそうですね。
上五中七は、実生活で死の恐怖など考えたことない私はコメントと季語の説明から受験勉強の現文か何かの小説の一遍かと思いました。大枠で台詞の括りのような印象です。
更に夜食かな、ですよね。ますます何らかの物語の登場人物の独白シーンを切り取ったのかなと感じました。漫画やらゲームやらに影響受け過ぎかもしれません。
受験勉強をしている世代のニュアンスをねじ込めたら分かりやすくなりそうですが、このままの方が詩情がありますよね。うーん、より繊細っぽい「死の文字を」はパッとしないですね。人の死因色々で具体性を出しても良さそうですかね?溺水、失血…創作活動をするならば一番怖いのは脳の死ですかね…哲学的ゾンビとか。
漠然とした死への恐怖ならばそのままの方が良いですね。色々と考えさせられて勉強になりました。
点数: 1