俳句添削道場(投句と批評)

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「薔薇散りて正午の鐘の鳴りにけり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 薔薇散りて正午の鐘の鳴りにけり

こんばんは。

取り合わせとして見るわけですが、「薔薇散りて」は(椿とは違って)一定の長い時間を指すような気がするのですが、短時間の「正午の鐘が鳴る」という言葉と合わせづらいかな?と思いました。
「て」が過去の意味を持つこともあるので、「発見した時にはもう薔薇は散ってしまっていて」と解釈することもできます。それならば観察者(作者)的には短時間ですが、いつ散ったかわからないものを「正午の鐘」という特定の時間と合わせにくいかな?と思います。

・薔薇散るや正午の鐘のさなかにも

点数: 1

「選ばざる権利を選ぶメーデー過ぐ」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 選ばざる権利を選ぶメーデー過ぐ

こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます。

「ほたるいかとる日は月の生まれた日」は名句ですね~。初投句で天のそばまで行くのですからやっぱりすげえなあ、と頭が下がります。選ばれたことは抜きにしても、新月にとると言われる蛍烏賊を「月の生まれた日」とする、唸った句です。

ご紹介に預かった句、
「蹠に神のやはらぎ青き踏む」ですね。「神」というドラのワード、わりとすぐ使っちゃいますね。「神」「ひかり」「みづ」「ほし」「心臓」「くじら」とか。そして失敗することも多いですけど。青き踏むは夏井先生の名句があるので、真っ向勝負で詠みに行った分、金曜日に選ばれてうれしかったです。

一句一遊漢字一文字兼題「選」はこれを読んでたのですね。上五中七はなかなか面白い措辞、イサクさんらしさって感じもします。
なかなか光景がない17音なので、そこが難しいところですね。メーデーも過ぎてるし。
私は、「選」の句、一句出しですが、まだやのちゃんYouTubeの可能性があるので、秘めておきます。結構朗らかな句で好きな句だったので。
「勇者」の天もかわいかったですが、わたしは「すみれ」の句が好きでした。「すいよう」さんって私と同じ2021年の7月に作句はじめた方で同郷大阪人、なのに、N俳「桜餅」で櫂未知子先生の大賞取ったり、おどろきの詩の言葉で、注目してる俳人です。
公開されてる中で好きな句

制服がひかりを知る日さくらもち/すいよう
秘跡なら蝶を真水に戻せるか/すいよう
星に幻想を狼に青薔薇を/すいよう
感情の薄れて青い夜の毛布/すいよう
つくしつむ太陽かわききるまへに/すいよう

点数: 2

「電線をわたる栗鼠ゐて古都は夏」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 電線をわたる栗鼠ゐて古都は夏

こんばんは。

かなりいい形に推敲が進んだと思います。
この句は「電線の栗鼠」と季語との取り合わせで十分で、それらを生かしていく方向だと思います。

コメントの元句では「鎌倉」が十七音的には余計な(詰め込み過ぎの)映像として邪魔していますが「古都」でさらっと流していますし、「初夏に入る」という謎の季語も解消してますね。
「古都」ではない別の映像の下五季語にすることも可能ですが、このままで全然良いと思います。

点数: 1

「デパートの垂れ幕きらら青あらし」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: デパートの垂れ幕きらら青あらし

こんばんは。

この句は垂れ幕が青嵐に吹かれてしまってよいのでしょうか?
とすると「きらら」の表現に違和感を感じるのですが。

夏嵐机上の白紙飛び尽す/子規
があってこれは傍題ですが、「青嵐」もこういう風ですよね?

げばげば様の出したい景と、私の受け取っている景に差異が大きそう・・・

点数: 1

「蜘蛛の囲や深き深きは黄泉のごと」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 蜘蛛の囲や深き深きは黄泉のごと

こんばんわ

蜘蛛の巣の深いところってよくわからないので、「や」の切れからも取り合わせの句と見ました。すると今度は、なにが深いのかよくわからない状況。

気を取り直して、虫目線で、深みはまる的な意味で無理やり「深き深き」をよみなおして一物句と考えてみると、虫には生死に関わるところだといういわゆる常識。常識を大げさに黄泉としてみても、返って冷めてしまうかと思います。

一物仕立ては難しいですが、抽象的な方向に走らずに、観察&描写の方が心を打つ句になるかと思います。とはいえ、作れと言われても僕の力ではなかなか出てきませんが。

点数: 0

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