ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:呪われた魔法使いたちの批評

はじめまして。
10話ほど読ませて頂きました。私の率直な感想としては『全体的に淡々とし過ぎている』でした。
主人公のスフェンは優しくて情に篤く、好感が持てるキャラで好きです。カス様が作品でやりたいことや、「あぁ、あの作品に影響されて、似たようなものを書きたいのかな」というのも、何となく伝わります。ですが、ちょっと表現しきれていないかなと思います。

原因のひとつは「地の文の少なさ」だと思います。
地の文が少ないため、誰がセリフを言ったのか。周囲の様子はどうなのか。キャラクターはどんな性格で何を考えているのか。それらが伝わって来ませんでした。一人称なのですから、主人公の感情くらいは書いてほしいです。
何というか、背景が白紙の漫画のセリフとモノローグだけを抜き出しただけという印象です。地の文で表情や仕草も書かれていない上、言葉の中に個性もないから、ずっと無表情で話しているのかと思うほどです。

風景も旅物語なのですから、『薄暗くなった頃迷いの森をぬけ、街カトリアに着いた。』で終わらせるのではなく、

 迷いの森を抜けたのは、空が宵闇に染まる頃だった。色の濃い部分では、既にいくつかの星が瞬いている。
 森から伸びる薄茶色の街道は、弓なりに湾曲しながら丘を下って、ひとつの街へ続いていた。北東にそびえた山から流れる川に沿って、臙脂色の三角屋根が連なり魚型になっているのが見える。あれが僕らが目指しているカトリアの街だ。
 よかった、完全に暗くなる前には着けそうだ。

くらいは書いてほしいです。私は風景描写が好きなので、そう思うだけかもしれませんが。

地の文が少ないと、必然的に会話が説明口調になり、キャラクターの個性や掛け合いの面白さが死んでしまいます。
スフェンとラピスがあちこちの街や村を巡って、魔族との戦いや人との心の交流が書きたいのだと思います。ですが今のところ、主人公クラスのふたりよりもソフィアの方がキャラが立っているように見えます。キャラクターの会話で、個性を表すことを意識すると良いと思いますよ。

展開もドラマチックさが欲しいです。特に序盤のラピスとの出会いの場面。唐突な上に、主人公もすんなりと受け入れ過ぎです。
「街中で急に話しかけられる」より「立ち寄った街ではポルターガイストに悩まされていて、原因を探っていく内にラピスに会う。紆余曲折あって、一緒に旅をすることになる」くらいは話を広げてほしいです。

長々と書きましたがまとめると、タイトル、あらすじ、中身のどれをとっても「淡泊」といった印象です。もっと背景、人物共に描写を増やすと良いかと思います。今のところ、読者をひきつけるフックがないので、まずはそれぞれのキャラクターを魅力的にしていくことから始めてはいかがでしょうか。
自分もあまり評価されていない身分で、偉そうに書いてしまいすみません。
執筆頑張って下さい。

上記の回答(呪われた魔法使いたちの批評の返信)

スレ主 カス : 0 投稿日時:

批評してくださり本当にありがとうございます!
細かく分かりやすく指摘してくださり、とても助かりました。
情景描写を書くのがすごく苦手で(おそらく普段全く読書しないせい…)、セリフが多くなってしまうの反省します…。
さそりさんが教えてくださった点を改善して、少しでもいい作品になるよう頑張ります!
ちなみに、さそりさんの言うとおり葬送のフリーレンに影響されまくってます!笑
ついつい似たようなキャラや話になってしまうの気をつけます!笑
本当にありがとうございました!
さそりさんの作品も読ませていただきます!( *˙˙*)

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元記事:キュアノジア国物語(仮の批評

どうも十二田明日です。コメントが遅くなってしまい申し訳ございません。

最後まで読ませていただきましたので、カイト様の気になっている部分に関してコメントさせていただきます。

①続きが読みたいと思うか
読み進めるか否か、ちょっと微妙なラインでした。カイト様の文章はとても読み易かったのですいすい読めてしまうのですが、しかし話の展開としてはまだフックが弱い気がします。何がしかの事件などが起こる予兆・伏線(期待感を煽る何か)がもう少しほしいところです。

②登場人物に魅力があるか
ヴァシリオスは良かったと思います。虐げられている存在のためにちゃんと動ける人物である事は伝わりました。しかしヨリィとカルナクに関しては印象が薄いです。ただ、まだ序章で描写の分量がそもそも少ないというのもあるので、脇を固めるキャラを立てるのは今後の書き方次第な気もしますね。

③物語の舞台の印象(古代ギリシアらしさが感じられたか)
申し訳ありません、よく分からなかったのが正直なところです。これは十二田に古代ギリシアのイメージや知識がないのもあるとは思うのですが、読んだ限りですとそこまで古代ギリシア感は感じられなかったですね。他の方のコメントにもありますが、服装や建物の特徴など何かアイコニックな(古代ギリシアならではの)物の描写があった方が良いんじゃないかと思います。

上記の回答(キュアノジア国物語(仮の批評の返信)

スレ主 カイト : 0 投稿日時:

十二田明日さん、こんにちは。拙作へのコメントありがとうございます。

①皆さんに言われるということは、相当この物語、つかみが弱いですね(笑
最近資料研究も兼ねて映画ばかり観ているんですが、その影響もあるのかな。美しい映像と俳優たちの援護がない分、大きめのフックを検討中です。
②主人公を褒めてくださり嬉しいです。キャラクター3人とも書き込み不足感が否めないので、くどくならない程度に文章量を増やしたいと思います。
③ギリシア感、ないですよね。こちらも書き込みます。

このほかにも、文章のことを褒めてくださり感謝です。自信になりました。
ものすごく久しぶりの長編への挑戦で、仕上げたい気持ちとは裏腹に苦戦しています……コンスタントに長編作品を執筆している方ってすごいなぁと、改めて感心しました。
十二田さんの新作をまた目にできる機会を楽しみにしています。
重ねて、コメントありがとうございました。
それでは。

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元記事:フレンズテールの批評

はじめまして。
10話ほど読みました。率直な感想は「優しい雰囲気がよく合っている」でした。
主人公が敬語キャラだからでしょうか。一人称の地の文だから、絵本や御伽噺の語り口に思えるため、優しくてほのぼのとした雰囲気が序盤からよく出ています。
内向的な主人公がゲームを通して精神的に成長し、現実世界にも影響していくストーリーは王道で良いと思います。
ただ、描写不足と説明不足、テンポの悪さが気になりました。

テンポが悪いのは、時々挟まれる「主人公以外の視点」が原因のひとつですね。
3話のキャロル視点は、話の内容をそのまま繰り返しているだけになっています。読者にしてみれば、一度読んだ話をもう一回読まなきゃいけなくなり、苦痛です。
風景や人物描写も不足がちなので、想像しにくい部分が多々ありました。鶏の魔物がフライドチキンになる所は、衣がついて揚げられているケンタッキーのチキンみたいなヤツが飛んでるのを想像しました。さすがにシュール過ぎるので違います……よね?

VRMMOものは私自身があまり読まないので詳しくないのですが、非常にゲーム的ですね。スキルとか、ステータスとか。ただ、そのステータスを活かしきれていないと思います。
その表示されたステータス値は、どれくらい高い(低い)ものなのでしょうか。上限300の内の50か。999の内の50か。2000の内の50か。それが提示されないまま「攻撃力50」と書かれても、イマイチ強いのか弱いのか分かりません。素早さのステータスが低いと、普段動く時の足も遅くなるのでしょうか。
私はゲームもあまりやらないからか、MENとかDEXとか横文字で書かれてもよく分からず……調べましたがDEXは「器用さ」、MENは「精神」でしょうか。「そのステータスがどう物語に影響を与えているのか」が分からなかったです。

全体的に見て、もう少し読者目線を意識すると良いと思います。
作者は自分で作った物語ですから設定やキャラが見ている世界を知っていますが、読者は違います。
例えば、同じ「器用さ」でもゲームによって仕様は違いますよね。値が高ければ「武器を上手く扱えている」ということでダメージ加算がされたり、武器を装備できるかどうかの基準値になったりしています。
「この世界でのステータスの役割はこうです」という説明や描写がなければ、読者は「ただ文字稼ぎで書いたな」「ゲームの世界観を出すためにとりあえず書いただけだな」と思われます。

個人的には、もう少し現実世界での生活をしっかり書いてほしいです。姫華がたるひというキャラクターやゲームを通して得たことが、現実の暮らしにどう変化をもたらすのかがあれば、物語により深みが出ると思います。

文章については、初めて書いたとのことですが、そうは思えないくらい読みやすいです。キャラクターもそれぞれ個性がありますし、展開もどんどん進んでいくので飽きません。
webや商業の色んな小説を読んだり書いたりしていけば、会話と地の文の書き方や間の取り方は身についてくると思います。一度、好きな作家さんはどう書いているのか、注意して読書をしてみてはいかがでしょうか。
偉そうに長々と書いてしまい、申し訳ありません。
続きも読み進めます。執筆頑張って下さい。

上記の回答(フレンズテールの批評の返信)

スレ主 ゆきんこ : 0 投稿日時:

さそりさま

なかなか気づかず申し訳ありませんでした!
仰る通りだと思います。
ステータスの扱いを本人も困っていてもう言葉でこれがこれくらい高いんだなとか言おうとか思っていたくらいでした。

フライドチキンは本当にちょっと大きいだけのフライドチキンのつもりだったので間違っておりません…

本当に的確な批評をいただきありがとうございます。
少しずつでも直していければと思います…!

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元記事:ハンチング探偵の学校のミイラ

はじめまして。以前、プロット相談掲示板で相談に乗っていただいたものを完結させました。

約2万文字のサイコホラー小説です。

定番の展開になる様に意識して書きました。

1.納得の行くオチになっているか
2.意味のわからない所はないか
3.読む気の起こらないつまらないシーンはないか

この辺を見ていただきたいです。他にもおかしな点や改善点があれば、教えていただきたいです。よろしくお願いします。

上記の回答(ハンチング探偵の学校のミイラの批評)

投稿者 じょうじ : 0 投稿日時:

新作の政策に行き詰ったのでのぞいたら面白そうだったので読みました。

全体的にあっさりしすぎだと感じます。
捜査の過程にもう少し苦難があってもいいと思います。
特に実習生を探し出すくだり、人を一人探し出すというのは難しいはず。ここを書いてこその探偵ものだと思います。
アルバムを手に入れるところも同じです。知らない人間に二つ返事で貸してくれるはずがない。

まどかが犯人なのは二回目あったときにはわかりました。ただ、主人公もすぐにたどり着いたので、もしかしたら違うのか?と一瞬思いましたが、やっぱり犯人で拍子抜けしました。

おかしいところも結構あって、まず体育館に穴が開いてるなら建物ごと封鎖されると思います。単純に危なすぎるでしょ。
あとそんなでっかい穴があるなら、行方不明の子が出たら中探すでしょ。

最後に犯人を殺すってのもどうかと思います。殺しちゃったら真相わからなくなってしまう。探偵は真実を突き止めるのが目的の職業のはず。

いらない人物が多い。実習生もミスリードにしては弱すぎるし、担任も、大家夫妻は舞台装置にしてももうすこし人柄とか主人公とのつながりを描いてほしい。

以上です。

もっと主人公の調査の過程を描いて、真相もひねってほしいです。その過程で不気味なてがかりとか、サイコな人物が登場すると面白くなるのかと思います。

あと最後のまどかとの対峙の部分で、なんとなく貴志祐介の黒い家を思い出しました。
もし読んでなかったら読んでほしいです、きっと気に入ると思います。

長所。良かった点

誤字はなかったと思います。

良かった要素

文章

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元記事:ハンチング探偵の学校のミイラの批評

新作の政策に行き詰ったのでのぞいたら面白そうだったので読みました。

全体的にあっさりしすぎだと感じます。
捜査の過程にもう少し苦難があってもいいと思います。
特に実習生を探し出すくだり、人を一人探し出すというのは難しいはず。ここを書いてこその探偵ものだと思います。
アルバムを手に入れるところも同じです。知らない人間に二つ返事で貸してくれるはずがない。

まどかが犯人なのは二回目あったときにはわかりました。ただ、主人公もすぐにたどり着いたので、もしかしたら違うのか?と一瞬思いましたが、やっぱり犯人で拍子抜けしました。

おかしいところも結構あって、まず体育館に穴が開いてるなら建物ごと封鎖されると思います。単純に危なすぎるでしょ。
あとそんなでっかい穴があるなら、行方不明の子が出たら中探すでしょ。

最後に犯人を殺すってのもどうかと思います。殺しちゃったら真相わからなくなってしまう。探偵は真実を突き止めるのが目的の職業のはず。

いらない人物が多い。実習生もミスリードにしては弱すぎるし、担任も、大家夫妻は舞台装置にしてももうすこし人柄とか主人公とのつながりを描いてほしい。

以上です。

もっと主人公の調査の過程を描いて、真相もひねってほしいです。その過程で不気味なてがかりとか、サイコな人物が登場すると面白くなるのかと思います。

あと最後のまどかとの対峙の部分で、なんとなく貴志祐介の黒い家を思い出しました。
もし読んでなかったら読んでほしいです、きっと気に入ると思います。

上記の回答(ハンチング探偵の学校のミイラの批評の返信)

スレ主 まよいぬ : 0 投稿日時:

アドバイスありがとうございます。物語が淡々と進ませすぎたなと反省しました。今度からは、ひとつヒントを得るのにも主人公が苦労するように書きたいと思います。また、オチをもう一捻りするというのも心がけたいです。
そして、穴が空いていたら捜索するだろうという点に今まで気づけませんでした。トリックを考えるというのは簡単にいかないものだと分かりました。

またトリックを考える際、参考にします。ご意見ありがとうございました。

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あの白球を支配しろ!

投稿者 ニート 返信数 : 1

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お伺いしたい点は ・スポーツ系の小説って需要があるのか ・誤字脱字、表現や展開がわかりにくいところの指摘 ・長所があれば教... 続きを読む >>

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ゼロからゆく〜完全無敵へのなり方

投稿者 鉄製変人二号機 返信数 : 0

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流れるままに書いてます、まだ物語は序盤ですし誤字脱字がちょくちょく直しても所々ありますが人の意見が聞きたいです、才能が無いせいなのか... 続きを読む >>

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お嬢様の正体を暴け!

投稿者 甘露 返信数 : 8

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楽しんで読んで頂けたでしょうか? そうであれば、何が良かったでしょうか? そうでなければ、改善点は何でしょうか? よろしくお願... 続きを読む >>

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元記事:冒険者だった

引退から始まるハイファンタジーです。大きな挫折を経験した人に共感してほしいと思って書きました。
キツい批評でも歓迎です。よろしくお願いします。

上記の回答(冒険者だったの批評)

投稿者 サタン : 3 人気批評! 投稿日時:

ひとまず読み始めからです。
非常に説明的な出だしで、「ハイファンタジー」だからと言い訳にはならない、と最初に思いました。
例えば
>音波耐性には自信がある
主人公が「音波に自信がある」というエピソードをちゃんと組みましょう。序盤以降で組んでるのであれば、この説明は不要と思います。
才能は二種類に分けられるという下りも、現状ではその説明の必要性がありません。これも「特性はないけど耐性はある」というエピソードをちゃんと組んだほうが良いと思う。
物語の出だしで説明をすることは、悪いことではないでしょう。しかし興味のない事を延々と語られても面白くないし、序盤はまだどこに興味を持てばいいのかわからないので、出だしで説明する場合はサラッと短く済ませたほうが良いかと思います。

1-1のラストは面白くて良いですね。
主人公が自身の耐性に疑問を持ってるあたりはちょっとテンポが崩れた気がしましたが、罵詈雑言が飛んできたことで気が抜けたような笑いがこみ上げてきました。

2-1まで読んだ感じ、1-1のラストから酒場で旧友が来るまでは「気が抜けた笑い」が続いて楽しく読めましたが、どうも主人公が過去に何かあっようで、それは良いのだけど、地の文でその過去をアレコレ書いてるあたりが、どうも主人公の自分語りを読まされてる気分にさせてくれます。
主人公の過去についての説明はないので、おそらく今後の展開に関わってくる事なんだろうとは思いますが、主人公の過去を知らない読者が主人公の自分語りを読んでもまったく共感できないので、まるで「忘れたい過去を思い出してる」という嫌な気分だけが伝わってきます。
ドラ子との会話で「おまえも辛いことがあったんだな」というシーンがありましたが、これだけで主人公は過去に大変な思いをしたというのがわかるので、主人公の自分語りは全体的に一切書かなくても問題ないのではと思います。
少なくともココまでで自分語りを読んで理解できるのは「過去大変な思いをした」という事だけで、主人公の過去についての新しい情報は一切と言っていいほどありません。
何より、ドラ子のキャラクターとテンションに対し、主人公による地の文の雰囲気がまったく合ってない。
ラノベとハードボイルドが同居してるというか、ホラー映画にオバQが出てきてるような違和感というか。いやそれは極論すぎるか。
ミスマッチが味と言えば味だけど、好みが分かれると思う。
ラノベとして読んでる人は主人公の過去なんぞよりドラ子との新生活を読みたいでしょう。
ドラ子の話題のほうが面白いというのもあるけど、シリアスそうな主人公の過去にはまったく興味が持てないためです。
逆にシリアスな主人公の過去に興味がある人は、コメディテイストのドラ子は邪魔にしか思わないのではないでしょうか。

2-9まで読んだ感じ、時々出てくる「攻略本」や「コスプレ」など異世界にあるのか疑問な単語が目につきます。
口にしてるのは決まってドラ子なので、全てがわかるという特殊能力から来る一種の伏線なのかもしれませんし、でなくとも、そういう言葉が異世界にないとは限らないので何とも言えませんが、あくまで目につく、という感じです。

3-2まで読んだ感じ、正直なんて言っていいのか難しい。「うーん」としか。
物語の概要にはこう書いてある。
『世界各所に七大魔山《セブンサミッツ》が隆起し、空前の冒険者ブームが訪れて14年。エバンスはある理由からパーティーを解散し、持ち前の「音波耐性」を活かして、収穫の際に怪音波を放つ作物「マンドラゴラ」の栽培を始めた。』
これを読んで、「どんな話だと思う?」と聞いたら、10人中10人が「マンドラ栽培する話だ」と答えると思う。
2章まではマンドラ栽培に関係あることをしていた。正確には栽培は1章までで2章からはその販売や主人公の過去についての話だったけど。
ところが、3章に入るとマンドラ栽培どころか主人公が冒険者として復帰する話になってる。
つまり、「こういう物語だろうな」と思って期待を込めたイメージが悪い意味で破壊されてしまった。
言い換えると「こういう楽しみを提供してくれるんだろう」という期待が裏切られてしまったので、ハッキリ言って期待はずれな展開、と言わざるをえないと思う。

思い返せば、最初から「主人公が冒険者に復帰するには」という主旨が見え隠れしていたから、読者である私の見当違いと言えばそうなんだけど、マンドラゴラ云々は主人公が復帰するためのキッカケ作りでしかなく、その切っ掛けが作れればマンドラゴラでなくても何でもいい。
ところがそのマンドラゴラにインパクトがありすぎたので、マンドラゴラの話だと思ってしまった。
そんなわけで、「うーん」としか言えない感じ。
途中で話が変わってる気がするけど、思い返せば最初から冒険者復帰の話をしていた……と言えばしていた。
強いてこの原因を挙げるなら、序盤での主旨説明が十分でなかったのが原因でしょう。
最初から「冒険者に復帰する話」と認識してりゃこの感覚は生まれなかったでしょうから。

コメント長過ぎると怒られたので、二回に分けます。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 冒険者だった

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元記事:異世界転生と思ったら地獄行きを宣告された件

ページを開いていただきありがとうございます。この作品はなろう系を読む度に感じている「この主人公に蹂躙されているキャラにも、歩んできた人生があるんだよな」という思いから執筆に至りました。

生きる意味ってなんだろう。という誰しも一度は考えたであろう事をテーマに、登場人物一人ひとりの人生に焦点をあてて書き上げました。その結果なろう系のような雰囲気なのになろう系ではない「何か」に仕上がってしまい、自分の自己満足作品になってしまっているのではないかと少し怯えています笑

構成、人物、地の文、掛け合いなど、感じたことはなんでも言っていただきたいです! テンプレートからずれた構成だと自分でも思っているので、退屈に感じたらストレートに伝えていただけると助かります!

上記の回答(異世界転生と思ったら地獄行きを宣告された件の批評)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

お久しぶりです。自粛生活なのになぜか微妙に忙しい……
相変わらずキャラの心理描写のうまさ、各キャラの立っているところなどはお見事だと思っております、が、その他気になる点など。

・タイトル、あらすじともに絶望的な感じしかしないので、もう少し捻りや捕捉が欲しいです。「~地獄行きを宣言されたのでなんとか回避を試みる」とか。実際本当に地獄に行く話ではないので。あらすじもここで切るには微妙、という感じ。「似たような境遇の面子とともになんやかんや足掻いてみる話です」くらい、もう少しプラスが欲しい。

・「キーワード」は売り要素をわかりやすく出すものなので、もう少しわかりやすくいろいろ追加してください。「オリジナル戦記」はほとんど詐欺に近いです。予想していたのとまったく違いました。「天使」「サキュバス」「ロリ」とかいうほうが大事だと思います。

・会話や描写の内容から常識がしっかり身についている人だ、と思えるので、このタイプでさらに心理描写がしっかりできるひとがこういうテーマを前面に押し出すと、説教臭さがバリバリに前面にでてしまいます。ある大御所作家が「私もいい歳なので、そういうテーマ性の高いものを書こうとするときは説教臭くならないように注意している」と仰っていたのですが、そういう点を気にしていい人だと思いました。

・ご自身も思ってらっしゃるようですが、アンチなろう自体が積極的に取り組むには微妙なジャンルというか、ここまで書けるひとなら「なろう系異世界転移・転生の枠に入りながらも他の人が取り組まない細かいこだわりで読者を感心させる」もしくは「まったく別の自分の好きなタイプをやる」方向のほうがいいと思います。ひとつ釣り餌になるなろう系を完成させたあとに好きなものをやっていくと、読者を確保できそうな感じ。今のままだとなろう系に癒されたくてやって来た人(そういう現実とか常識とかわかりきってるんだよ、逃避したくてやってきたのにわざわざ説教するんじゃねぇ的な)の気持ちを無視したものになっているかもしれない。

・個人的にはルノワールの扱いは微妙でした。虐待を受けて育った子供はやはり子供に虐待をしてしまう、というケースは非常に多く、フィクションではそこに目を瞑って「自分はそういうことはしない」という理想でいくというケースが多いのですが、この手の問題は非常にデリケートなので、リアリティを追求したいという方向でいっても後味の悪いものになりがちです。「悪役にも事情があるんだ」というテーマでのキャラの作り込みとしてはあと一歩、の域を出ていない感じがありました。

総じて、ストーリー、キャラクターともに全体のバランスはとれていると思うのですが、この路線を続けて欲しくはないと思っていますので、次回作に期待させていただきます。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 異世界転生と思ったら地獄行きを宣告された件

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元記事:留学先は異世界学園〜チートでハーレムな学園生活〜

初めてライトノベル研究所を使わせていただきます、篠宮ソラと申します。新作を書くに至って、自分に足りない部分を知る為に、既存完結作品を今回応募させていただきました。

自分では戦闘描写に力を入れてるつもりなのですが、他にも長所や短所があれば教えてもらいたいです。

上記の回答(留学先は異世界学園〜チートでハーレムな学園生活〜の批評)

投稿者 甘粕 : 0 投稿日時:

篠宮ソラさんの小説を2話まで読ませていただきました。
おもしろかったです。留学先が異世界というのが、他の作品にはない大きな魅力だと個人的には感じました。10代の方が読んだらすごくワクワクするんじゃないかなと思いますね。

特に設定が良くて、ワクワクしました。

欠点を申し上げれば、主人公のキャラがよくわからないので、
ここは改善された方が良いかと思います。
後は一話ごとの文字数が多いかなと思いました。
スクロールする回数が多いとだんだん読むのがだるくなってしまうので……。

文章はテンポがわかりやすいです。
地の文が主人公の視点なので、マンガの様に読みやすく情景も想像しやすいです。

後は他の批評を書かれた方と同意見なのですが
話数とブクマ数に比べて、感想が少ないですね。
アクセス数などを見て、どこで読者が去ってしまったのか
どこでつまづいたのかを分析されると良いと思います。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 留学先は異世界学園〜チートでハーレムな学園生活〜

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