ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:俺の前世が勇者だった件

半年ほど前にここで晒し、色々と書き直したので、もう一度晒します。

何度も書き直した影響で客観性がなくなり、何が悪いのか分からなくなったので、客観的な感想(意見、指摘)が聞きたいです。厳しい内容で構わないので、よろしくお願いします。

上記の回答(俺の前世が勇者だった件の批評)

投稿者 カイト : 0 投稿日時:

こんにちは、カイトと申します。

前回も作品を読ませていただきましたが、正直申し上げてどこを変えたのかわかりませんでした。両者を並べて比べたわけではないのですが、読んでみて受けた感想は前回と変わりませんでした。

私もよくやらかしてしまうのですが、細部が気になってすでに書いた文を色々いじるよりは、最後まで書ききる方を優先させた方がいいかと思います。自分自身で全体像を把握してからでないと、効果的な推敲はできません。せいぜい別の言葉に言い換えたり文末をいじったり。そんなことをしているうちにエンピーツさん自身が言われているように「なにがいいのか分からなくなって」しまいます。
いじりたくなる気持ちはすごくわかるんですけどね。そこをグッと我慢して、先に進みましょう。
またお目にかかる日を楽しみにしています。

良かった要素

キャラクター

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元記事:没入

作家でごはん! のSF企画のために書き下ろしました。その企画のために十本くらい書いたのですが、コメントがもらえませんでした。
よろしくお願いします。

上記の回答(没入の批評)

投稿者 モモヤ : 1 投稿日時:

初めまして。以下、所感です。

①舞台設定がわからない
世界観についても場所についても説明がないまま始まるため、その時点でかなり没入感が削がれてしまいました。
SF企画という前提から何となく近未来をイメージしていたのですが、「農家」との単語で前提が覆り、以降も具体的な説明がない点がストレスでした。
中腹にゴラン地区との記載がありますが、「イスラエルとシリアの国境近く」という普遍的イメージのない地域であるため、説明としては機能していないように思われます。
冒頭に一行「山奥の小屋」「(何らかの建材)の家」「(任意の部屋名)」や「(季節・時期)の(時間帯)の路傍」など、軽くで良いので場所と時間の設定が欲しいと感じました。

キャラクターがわからない
キャラクターについて、名前以外に提示される情報がなく感情移入が困難でした。
アナンがダニエラを愛していること、ダニエラとレオールが両想いであることは分かります。
しかし、彼らの年齢、容姿、家柄、育った背景、上記の相手を愛するに至った理由、そして普段の性格すら、会話からはっきりと読み取ることは出来ませんでした。
短編において、それらの説明を割愛するケースは確かに存在します。ですが、そういった作品は往々にして世界観が現代日本であったり典型的な洋風ファンタジーであったりと、ある程度「お約束」に基づいているからこそ説明を省いても通じるようになっている印象です。
例えば現代日本が舞台なら「女子高生」の一単語で年齢と性別まで絞り込めます。「女騎士」と言われれば金髪に銀の鎧の美しい剣士がイメージされやすいのではないでしょうか。
本作ではそういった肩書きの提示もないため、キャラクターたちの人物像が最後まで上手く読み取れませんでした。
また、主人公に相当するであろうレオールの登場が最後になる点も読解に悪影響を与えていたように思われます。

③展開の接続が弱い
主人公が殺された後、メルクとして転生する展開に「そういう設定/ストーリーだから」という以上の説得力がなく、ご都合主義的に感じられました。主人公の意志や努力・成長が介在しておらず、ただ幸運によって上手くいったように見えるためカタルシスがありません。
たとえば、転生のために何かとても苦労をするなら、ハッピーエンドが単なる幸運ではなく主人公の苦労に対する報酬として機能するため、結末をより歓迎することができるのではないでしょうか。
また、『蜘蛛の糸』よろしく主人公の転生できた理由が生前の善行に基づくなら「密かな善性が報われる」という形で読後感の気持ちよさに繋がりますし、
主人公を助けた上位存在が、実は「生前主人公に惚れていたが、主人公とヒロインの幸せを願い想いを秘めたまま亡くなった」過去を持っていたりすれば健気な悲恋として成立すると思います。
いずれもベタな例ではありますが、接続の弱さを改善する助けにはなる印象です。
(現状、案内役の男が主人公に良くしてくれる理由が不明瞭です)

総合して、情景をイメージしにくい短編という印象でした。
しかし、気になった点はあくまで指針や情報の取捨選択であり、文章それ自体は十分に内容が理解できるものになっていると感じます。

この批評が何らかの役に立ちましたら幸いです。

長所。良かった点

読み取りにくい部分はありましたが、起承転結ないしストーリーに起伏を設けようとする意図は感じられました。
また、二十年という代償がああいった形で反映されるハッピーエンドは非常に好きです。

良かった要素

文章

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元記事:俺の前世が勇者だった件

半年ほど前にここで晒し、色々と書き直したので、もう一度晒します。

何度も書き直した影響で客観性がなくなり、何が悪いのか分からなくなったので、客観的な感想(意見、指摘)が聞きたいです。厳しい内容で構わないので、よろしくお願いします。

上記の回答(俺の前世が勇者だった件の批評)

投稿者 モモヤ : 0 投稿日時:

初めまして。以下、所感です。
1〜6話で気になった点を箇条書きしています。

●冒頭が弱い
肝心の書き出しに個性が薄いと感じました。それなりに字数があるにも関わらず、冒頭一話の情報から読み取れるのは
・おそらく現代日本の一般的な高校という舞台
・主人公とヒロインの接点が今はほぼないこと
・日食とそれに起因するであろう何らかの異変
という程度で、この作品ならではの個性に関わる要素や、主人公の目的設定・価値観など「読み進めたい」と思わせる要素を欠いているように見えます。
「高校で、主人公とヒロインが、何らかの異変に巻き込まれる」という情報のみでは、牽引力が足りない印象です。

また、この情報不足という印象は、場面が切り替わった2話においても同様でした。
「異世界のどこか」「二人旅」「魔物がいる」程度の普遍的な情報しか読み取れず、
キャラクターが何のために何をしているのか」「魔法がどの程度ある世界なのか」など、物語の個性を感じる上で必要な要素が薄いと感じました。

●主人公の心情描写が薄い
主人公の人となりが見えない印象でした。普遍的なろう主人公と言ってしまえばそうなのですが、そのテンプレートにならうとどうしても無個性的になってしまい、他作品に埋もれてしまうように思われます。
「どこにでもいそうな普通のオタク男子」なのだとしても、せっかく前世が勇者なのであれば相応の影響を出してあげた方が人格に奥行きが出るのではないかと感じました。
6話にて前世の影響は出ていますが、体重など物理的に大きく変化している一方で人格は同じであるため「超人的な力を持たされた普通の高校生」と変わらず、前世という要素が活かしきれていないように見えます。

また、個人的にはこの4mジャンプのシーンが見た目にも派手で好きなので、もっと活用できたのではないかと感じました。
たとえば第一話の一行目、「俺は運動音痴、のはずだ。」から入って「あり得ない」4mジャンプの浮遊感、体育の授業という状況開示、生徒や教師の驚きと主人公自身の困惑、明らかに人間離れした着地と身のこなしなどを描いた後、
「ただ一人、夏目ソラだけが何の驚きもない眼差しで俺を見ていた。」などヒロインにフォーカスして〆れば、
「なんで主人公は突然こんな身体能力を?」「ヒロインは何者?」など読み進めるための謎を適宜提示しつつ、他の作品群との差をつけられるのではないかと思います。
(あくまで一案ですが)

●意外性が薄い
凡庸な主人公、美人なヒロイン、前世として描かれる二人組、と来れば「ああ、この二人がこの二人に転生したんだな」と読み取れてしまうのが惜しいと感じました。
最初から開示するのであればいっそ前世のシーンから始めた方が作品の方向性は伝わりますし、
この事実の開示に驚きを持たせたいのであれば、ベタですが「普通のオタクであるはずの主人公に、高嶺の花のヒロインがいきなり『私のこと覚えてる?』と話しかけてくる」などの形で、「前世」という解答へ繋げるための謎を適宜配置しなければならないと思われます。

以上、何らかの参考になりましたら幸いです。

長所。良かった点

「王者」との戦闘描写がスピーディでカッコよく、好きだと感じました。

良かった要素

ストーリー

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作家でごはん! のSF企画のために書き下ろしました。その企画のために十本くらい書いたのですが、コメントがもらえませんでした。
よろしくお願いします。

上記の回答(差出口ですが)

投稿者 モモヤ : 2 投稿日時:

批評を終えてからあなたの連投に気づきましたので追記します。

こういった批評の場で、反応が欲しいからと幾つも作品を連投するのは不適当です。
この場はあなたのためだけにあるのではなく、周囲への配慮(連投すると他の方の作品が生まれてしまうからやめておこう、など)に欠ける方は多くの場合避けられます。
私もあなたに対しては、何のレスポンスも送るべきではありませんでした。

私はあなたのマナー違反に気づかずこうして批評をお送りしてしまいましたが、
今後はあなたの投稿頻度などのマナーが適切な形に改善されない限り、二度と反応することはないでしょう。

最後に、お送りした批評の内容自体は本心です。
あなたの豊かな執筆生活を祈っております。
それでは。

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元記事:俺の前世が勇者だった件の批評

こんにちは、カイトと申します。

前回も作品を読ませていただきましたが、正直申し上げてどこを変えたのかわかりませんでした。両者を並べて比べたわけではないのですが、読んでみて受けた感想は前回と変わりませんでした。

私もよくやらかしてしまうのですが、細部が気になってすでに書いた文を色々いじるよりは、最後まで書ききる方を優先させた方がいいかと思います。自分自身で全体像を把握してからでないと、効果的な推敲はできません。せいぜい別の言葉に言い換えたり文末をいじったり。そんなことをしているうちにエンピーツさん自身が言われているように「なにがいいのか分からなくなって」しまいます。
いじりたくなる気持ちはすごくわかるんですけどね。そこをグッと我慢して、先に進みましょう。
またお目にかかる日を楽しみにしています。

上記の回答(俺の前世が勇者だった件の批評の返信)

スレ主 エンピーツ : 0 投稿日時:

お久しぶりです。ご指摘ありがとうございます。

他の作品を書いているのですが、どうしても『俺の前世が勇者だった件』が頭を離れず、いま書いている別作品に集中できない状態です。『俺の前世が勇者だった件』の修正点が色々と浮かび、直したのですが、いま思うと大きな変更ではなかったと思います。そろそろ本当にこの作品に見切りをつけたいと思います。

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

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元記事:冒険者だった

引退から始まるハイファンタジーです。大きな挫折を経験した人に共感してほしいと思って書きました。
キツい批評でも歓迎です。よろしくお願いします。

上記の回答(冒険者だったの批評)

投稿者 サタン : 3 人気批評! 投稿日時:

ひとまず読み始めからです。
非常に説明的な出だしで、「ハイファンタジー」だからと言い訳にはならない、と最初に思いました。
例えば
>音波耐性には自信がある
主人公が「音波に自信がある」というエピソードをちゃんと組みましょう。序盤以降で組んでるのであれば、この説明は不要と思います。
才能は二種類に分けられるという下りも、現状ではその説明の必要性がありません。これも「特性はないけど耐性はある」というエピソードをちゃんと組んだほうが良いと思う。
物語の出だしで説明をすることは、悪いことではないでしょう。しかし興味のない事を延々と語られても面白くないし、序盤はまだどこに興味を持てばいいのかわからないので、出だしで説明する場合はサラッと短く済ませたほうが良いかと思います。

1-1のラストは面白くて良いですね。
主人公が自身の耐性に疑問を持ってるあたりはちょっとテンポが崩れた気がしましたが、罵詈雑言が飛んできたことで気が抜けたような笑いがこみ上げてきました。

2-1まで読んだ感じ、1-1のラストから酒場で旧友が来るまでは「気が抜けた笑い」が続いて楽しく読めましたが、どうも主人公が過去に何かあっようで、それは良いのだけど、地の文でその過去をアレコレ書いてるあたりが、どうも主人公の自分語りを読まされてる気分にさせてくれます。
主人公の過去についての説明はないので、おそらく今後の展開に関わってくる事なんだろうとは思いますが、主人公の過去を知らない読者が主人公の自分語りを読んでもまったく共感できないので、まるで「忘れたい過去を思い出してる」という嫌な気分だけが伝わってきます。
ドラ子との会話で「おまえも辛いことがあったんだな」というシーンがありましたが、これだけで主人公は過去に大変な思いをしたというのがわかるので、主人公の自分語りは全体的に一切書かなくても問題ないのではと思います。
少なくともココまでで自分語りを読んで理解できるのは「過去大変な思いをした」という事だけで、主人公の過去についての新しい情報は一切と言っていいほどありません。
何より、ドラ子のキャラクターとテンションに対し、主人公による地の文の雰囲気がまったく合ってない。
ラノベとハードボイルドが同居してるというか、ホラー映画にオバQが出てきてるような違和感というか。いやそれは極論すぎるか。
ミスマッチが味と言えば味だけど、好みが分かれると思う。
ラノベとして読んでる人は主人公の過去なんぞよりドラ子との新生活を読みたいでしょう。
ドラ子の話題のほうが面白いというのもあるけど、シリアスそうな主人公の過去にはまったく興味が持てないためです。
逆にシリアスな主人公の過去に興味がある人は、コメディテイストのドラ子は邪魔にしか思わないのではないでしょうか。

2-9まで読んだ感じ、時々出てくる「攻略本」や「コスプレ」など異世界にあるのか疑問な単語が目につきます。
口にしてるのは決まってドラ子なので、全てがわかるという特殊能力から来る一種の伏線なのかもしれませんし、でなくとも、そういう言葉が異世界にないとは限らないので何とも言えませんが、あくまで目につく、という感じです。

3-2まで読んだ感じ、正直なんて言っていいのか難しい。「うーん」としか。
物語の概要にはこう書いてある。
『世界各所に七大魔山《セブンサミッツ》が隆起し、空前の冒険者ブームが訪れて14年。エバンスはある理由からパーティーを解散し、持ち前の「音波耐性」を活かして、収穫の際に怪音波を放つ作物「マンドラゴラ」の栽培を始めた。』
これを読んで、「どんな話だと思う?」と聞いたら、10人中10人が「マンドラ栽培する話だ」と答えると思う。
2章まではマンドラ栽培に関係あることをしていた。正確には栽培は1章までで2章からはその販売や主人公の過去についての話だったけど。
ところが、3章に入るとマンドラ栽培どころか主人公が冒険者として復帰する話になってる。
つまり、「こういう物語だろうな」と思って期待を込めたイメージが悪い意味で破壊されてしまった。
言い換えると「こういう楽しみを提供してくれるんだろう」という期待が裏切られてしまったので、ハッキリ言って期待はずれな展開、と言わざるをえないと思う。

思い返せば、最初から「主人公が冒険者に復帰するには」という主旨が見え隠れしていたから、読者である私の見当違いと言えばそうなんだけど、マンドラゴラ云々は主人公が復帰するためのキッカケ作りでしかなく、その切っ掛けが作れればマンドラゴラでなくても何でもいい。
ところがそのマンドラゴラにインパクトがありすぎたので、マンドラゴラの話だと思ってしまった。
そんなわけで、「うーん」としか言えない感じ。
途中で話が変わってる気がするけど、思い返せば最初から冒険者復帰の話をしていた……と言えばしていた。
強いてこの原因を挙げるなら、序盤での主旨説明が十分でなかったのが原因でしょう。
最初から「冒険者に復帰する話」と認識してりゃこの感覚は生まれなかったでしょうから。

コメント長過ぎると怒られたので、二回に分けます。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 冒険者だった

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元記事:転生した空と大地の神の混血少年は地上で迫害されている神達を救う旅に出る

力不足により一旦完結しましたがこれを改稿、新エピソードを加えて13万字以上の新作として再投稿しますが、良い点、悪い点、ランキングやネット小説大賞対策等をご教示いただければと存じます。

上記の回答(転生した空と大地の神の混血少年は地上で迫害されている神達を救う旅に出るの批評)

投稿者 モモヤ : 1 投稿日時:

はじめまして。以下、所感です。

まず、書き出しの時点で「商業レベルには達していない」と感じましたが、一方で「惜しい」とも感じました。
「描きたいもの」の芯は垣間見える一方で、「描く手段、技術」が不完全であるという印象です。
問題点は大まかに4点あると思われます。

●必須でない設定が多い
物語上の必須パーツとして機能する設定が少なく、フレーバー的にしか配置されていないと感じました。
たとえばタイトルにもなっている主人公の混血設定ですが、アイコンとしての側面が強く物語には影響していません。確かに技などは親のものを引き継いでいますが、技の属性はその気になれば幾らでも置換可能です(特に本作は、「その属性でなければできない戦い方」が希薄な印象でした)。
特別な出自を持つ主人公はカッコ良いものです。分かります。ただ、だからこそその主人公の人格や振る舞いにもっと設定を反映させなければ「名前負け」に近い状態になってしまうと感じました。

主人公の設定は、外界に固有の影響を及ぼしてこそ機能するものだと思います。
天地の神の血を引いている、だから天地の技を使える、「だから天候や地形を操れる」「だから領地を肥沃にしたい権力者たちから目をつけられている」まで持っていければ、
「主人公の力を悪用しようとする権力者に追われる主人公」「敵国の土地を不毛の地にしてくれれば報酬をやる、という悪役に対し『両親から貰った力を悪用はしない』と突っぱねる主人公」「一方で天災に苦しむ人々をこっそりと助けているが立場上真相は明かせない主人公」など、物語上の展開に接続しやすいのではないでしょうか。
(なお、上記の展開をそのまま使うと「理想郷へ向かう」という目的と噛み合わないため調整が必要かと思われます)

「人間とは価値観が違う」も活用されていない印象ですが、たとえば「助けた少女からお礼として花を貰うも、花を摘んだ(殺した)ことに怒ってしまいすれ違う。しかし少女の真意を知ってからは和解し、二人で花の種を植える」辺りのエピソードに繋げられそうです(これもベタですが)。

また、こめかみから神の羽を出せるという設定についても、現状冒頭でしか触れられていない印象ですが「不安になった時その羽に触れる癖がある」などを設けておけば
「決戦前、口では『心配ない』と笑うが無意識に羽を触っている」など行動に関わる演出として機能させることができそうです。

●設定や展開の説明に終始しており、物語が描写されていない
たとえば書き出しですが、現状は設定集以上の機能を果たしていない印象です。
基本的に、読み始めの読者は主人公に関心がなく、主人公の設定(たとえば親の出自など)に対しては輪をかけて無関心です。読者が読みたいのは物語であり、設定ではありません。
「親二人の馴れ初めは物語じゃないか」と思われるかもしれませんが、あれも設定です。個人的には、「歴史の教科書の記述と大差ない描写はNG」だと思っています。
父の強さを示したいのであれば、「父さんは腕一本でも、全力の俺に一撃も入れさせず相手してくれた」など具体的な情景が浮かぶ描写を重ねていく方が良いでしょうし、
母の価値観を示したいのであれば、逃げるという教えだけを示すのではなく、主人公がその教えを聞くに至ったエピソード自体を描写するべきだと思われます。

●主人公の設定と描きたい展開が噛み合っていない
親を失った主人公の成長譚的なフォーマットと、見るからに強そうな混血設定や魔法関連の設定があまり噛み合っていないと感じられました。
特に、魔法関連の説明が曖昧な点が気になっています。「魔法で何が出来るのか、何が出来ないのか」ひいては「今の主人公には何が出来るのか、何が出来ないのか」が不明瞭であるため、主人公の成長を感じるための要素が希薄です。
魔法の火力以外にも、戦略や度胸の面における主人公の(現状の)欠落は提示した方がその後の成長でカタルシスを得やすいですし、負傷や失敗・仲間の苦難なども描いた方がドラマ自体は描きやすいものと思われます(自爆したのに全然平気、は緊迫感が損なわれると感じました)。
また、最初から最強の主人公を描きたいのであれば敵が少々強すぎるように思えます。

●展開が場当たり的
伏線が少なく、「突然現れる敵」「初出の技」が多いと感じました。魔法が使えるなら使えるで範囲を指定してほしいですし、敵が迫っているならフラグを先に立てておいてほしいという印象です。
また、弊害として「合理的な展開なのか?」という疑念が生じました。両親が刺客に魔法で対抗しなかった理由、自爆を最初の襲撃で使わなかった理由、追手が易々と居場所を掴めた理由などへの疑念です。

総じて、「読者に受け取らせる情報の選定や印象の構築が不十分である」という感想でした。
ただ、主人公や世界観にまつわる「描きたいイメージ」は定まっている印象でしたので、「そのイメージをいかに伝えるか」を磨けば王道の良作になるのではないかと感じます。

以上、何らかの役に立ちましたら幸いです。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 転生した空と大地の神の混血少年は地上で迫害されている神達を救う旅に出る

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元記事:芽吹く蝶

こんにちは!はじめましての方ははじめまして!
エニシダといいます!

エブリスタのコンテストに応募し、落選したものになります。
今後につながるために欠点、改善点等を教えていただきたいです!

7,000字ちょいの短い話になります。
文字数制限のある公募だったので、色々と詰め込み感があるような気がしています……

よろしくお願いします!

上記の回答(芽吹く蝶の批評)

投稿者 s.s : 1 投稿日時:

御託は無しに、総評だけ述べると、感動的な話であるが構成や情報出しで失敗しており、読後感も少し物足りなさを感じてしまいます。

話の流れとしては、奥さん(主人公目線で祖母)を亡くした祖父の元に、事故で家族を亡くした少年がやってきて一緒に暮らし、そのうち、祖父も死んでしまい、そこに主人公達の家族がやってきて、少年は不思議な力で家族の元に帰った。と言う話だと思います。
このストーリーはものすごく感動的でいいのですが、構成が微妙、おっしゃる通り詰め込み感(無駄な描写)が多いと思います。

構成のダメな点として、一ページ目で作品の趣旨が分かりにくいところです。夏休み云々カンヌンのくだりは話の流れを阻害してグダグダとした印象を感じました。
お父さんが車を運転しながら、祖父の村に伝わる伝承を語るシーンを最初に持ってくるといいと思います。
そちらの方が、読者の期待感をあおれる気がします。

次に要らない情報が多い気がします。
・夏休み云々カンヌン
・七時と言う時間(そこは午前中とか曖昧にした方がいいと思う
・お父さんの長距離運転(七時が到着になるなら、恐らくお父さんは徹夜で運転したと思いますが、その場合、新幹線や夜行バスを利用するのではと、気になってしまいました
・少年が葬儀をやった(少年の定義が判然としませんが、少年が葬儀をこなせるか疑問、それと自分のお父さんの葬儀をやらなかった主人公のお父さんの神経を疑う
・情報出しとは関係ないけど、うなじに淡い緑色のサナギは少しシュール
・お昼を食べている時の、少年が家族になると言う話(流れ的にそうしないといけないのは分かるけど、読んでいて結構衝撃的だった。ここは、少年がどこの養子になるか揉める親を描くとリアリティーがあったかも
・家を取り壊す話(法に関しては疎いのですが、取り壊すかどうかの話をする前に、不動産屋とかに行くのでは、あと、会社もあるからなぁ、と言う発言が意味不明。

箇条書きにしました。私の知識不足かもしれませんが、ここら辺が引っ掛かり、没入感が削がれました。細かいことですが、神は細部に宿ると言いますし。

最後に読後感がイマイチだと思った理由を、推測ですが書いていこうと思います。
クライマックスでは少年のさなぎが羽化して、どこかへ行ってしまいました。このシーンはかなり感動的に描かれており、私は感銘を受けました。
しかし、終わりかたがプツリと切れたようで、個人的にはもう少し、少年がいなくなった悲しみの余韻に浸りたかったです。
かなり、文字数制限カツカツで書かれているので、仕方がないことなのですが、個人的にはなぜ、祖父の住む地域はそう言った不思議な事象が起こるのか、判然とせず終わったので、主人公に憶測でもそこを掘り下げるべきかと思いました。

ストーリーは面白いのですが、主人公家族の要らない情報が、所々で出てきて、その度に没入感が削がれました。
主人公の父親、母親はラブコメの両親並みに希薄な存在にして、主人公と少年をもっと掘り下げるべきだと思いました。

何かのお役に立てれば幸いです。深夜テンションで失礼しました。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 芽吹く蝶

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