元記事:夏、京都。その想い 切り取って…の批評の返信の返信
(つづきです)
一葉について
「──……需要、あるんですか?」に笑ってもらえたのは、あのシーンを書いてよかったです。(笑)
お着替えシーンは、自分の作風としてあんまり〝女の子女の子したお色気〟は描けないので、このくらいで勘弁してもらえると……(笑)
千歌について
正直、彼女にこんなに好感を持ってもらえるとは思ってませんでした。
いわゆる〝デキすぎ〟なタイプなので、余り感情移入してもらえないタイプかな、と思ってたので。
ちょっと意外でした。
正道について
〝「アナと雪の女王」でも、主人公とエルサの美しい姉妹愛がメインであり、王子やヒーローは舞台装置的な役回り〟との感想の通りです。
本作でも、一葉と千歌の友情が先にあって、その先に彼への淡い恋愛感情という構成なので、おっしゃる通りですよね。
尺をあれだけとっているのは、彼女たちが好きになった男の子が、物語の都合だけの感情しか持ち合わせていないNPCみたいな人物じゃないんですよー、というエクスキューズからですかね。
自分は〝男の子キャラ〟に言い訳がましいのが多いと反省もしています……。(汗)
あと〝君は悪くないと言ってあげたい(笑)〟
───ありがとうございます!(笑) これはそれなりの感情移入を得られたということですね。
〝正道が自分で納得してしまったのがもったいない〟
これは自分ももったいなかったと反省している点です。
いや、でも、いわゆる〝修羅場〟はなかなか描けないです……。(逃げ腰!w)
〝京都弁に違和感を覚えます。なんというか、少なくとも現代っ子ぽい京都弁では無い〟
いや、これはもうごめんなさいとしか言えないっす…… ( ;∀;)
自分、東京生まれ東京育ちで標準語しか扱えなくて……
(───だから一葉も心の声は標準語でした。w)
それでも京都在住の登場人物を描きたくて、翻訳サイトでがんばってみましたよ。
これまで指摘してくれた方がいなかったので、翻訳サイトすげーとか思ってたんですが、むぅ、どこらへんがどういう感じで〝現代っ子ぽい京都弁〟じゃないのかも判らず……。
言葉は難しいですねぃ。
〝「自分はこういうお話が好きだ!」みたいな好みで語ってしまってます〟
ありがとうございます!
そういう目線でのご意見が一番聞きたかったので!
とても参考になりましたし、励みにもなりました!
上記の回答(夏、京都。その想い 切り取って…の批評の返信の返信の返信)
投稿者 いーぴん : 0 投稿日時:
気になるレスがあったので、もう一回お邪魔します(*´-`)返信はお気遣いなく~。
現代っ子ぽい京都弁について
上京しましょう! ……というのは冗談で(笑)いえ、全く違和感のない京都弁を書こうと思ったら京都に住むしかないのですが(一口に京都弁といっても、北と南、兵庫より大阪よりでまた違ってきます)今回は単なる雰囲気作りのためですので、それっぽく見える京都弁の作り方をお教えしたいと思います。
~いーぴん流なんちゃって京都弁の作り方~
①ベースは標準語で。敬語はいじらず、調べないと分からない言葉は使わない。
②語尾は「~やん」「~やで」「~で」。疑問系は「~なん?」。否定系は「~へん」
③「なんでやねん」「かんにん」「おおきに」は使わない。一気にオバチャン感が増します。
この3つさえ守れば大丈夫です! これで協和語位の精度を誇る京都弁が簡単に作れちゃいます(⁎˃ᴗ˂⁎)
以下、例として特に違和感を覚えた文ベスト3を翻訳してみますね!
16p「……おたのもうします! カメラで見てくれたらわかる」
おたのもうします、は芸者さんっぽいですね。あといきなりタメ口になっているのはそういう演出か翻訳の仕様なのか判断がつかなかったため、砕けた敬語としてみていきます。
→標準語「……お願いします! カメラで見てくれたらわかります」
→いーぴん翻訳(標準語と同じ)(見てくれはったらわかります、でも可。でもややくどく感じます)
→いーぴんタメ口翻訳「……お願い! カメラで見てくれたら分かんで」
→なんちゃって翻訳(敬語はそのまま)
→なんちゃってタメ口翻訳「……お願いやで! カメラで見てくれたら分かるで」
16p「カメラでですえ! いっぺんはぜったい、カメラで見とくれやっしゃ」
~ですえは芸者さんっぽいですね。~やっしゃは分からなくて調べました。おばあちゃん世代なら使ってるかも……?
→標準語「カメラですよ! 一回は絶対、カメラで見てくださいね」
→いーぴん翻訳「カメラですよ! いっぺんは絶対、カメラで見てくださいね」
→いーぴんタメ口翻訳「カメラやで! いっぺんは絶対、カメラで見てな!」
→なんちゃって翻訳(敬語はそのまま)
→なんちゃってタメ口翻訳「カメラやで! 一回は絶対、カメラで見るんやで!」
20p「やけど、千歌のこと、うちが撮れてまうことは、ほんとのこっとす」
~してまう、はマイナスのことによく使いますね。例:遅刻してまうよ「(私は嫌だけど)撮れてしまう」と言っているようにうつります。ほんとのこっとすは、ほんとのことっすの誤字かと思いました。「なぜいきなり体育会系に?」みたいな。
→標準語「でも、千歌のこと、私が撮れるのは、ほんとのことです」
→いーぴん翻訳「やけど、千歌のこと、うちが撮れるんは、ほんまなんです」
→いーぴんタメ口翻訳「やけど、千歌のこと、うちが撮れるんは、ほんまやもん」
→なんちゃって翻訳(敬語はそのまま)
→なんちゃってタメ口翻訳「でも、千歌のこと、私が撮れるのは、ほんとのことやで」
最後に。どの地方にも言えることですが、方言はイントネーションが命なので、実は文章で表現するのはそれほど難しくはないです。特に関西弁は漫才などで親しまれているので、方言の中でも優しい方でしょう。なのであまり難しく考えずに、「こんな感じかな?」という感覚で書くと上手くいくと思いますよ! 執筆の足しにして頂ければ(*^^*)
小説投稿先URL(別タブが開きます)
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目的:趣味で書く
要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 夏、京都。その想い 切り取って… この書き込みに返信する >>