ノベル道場/小説の批評をし合おう!

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元記事:異世界学園のファントム・ホルダー : The Paranomalize

誰にも読んでもらえないので、何かしらの感想が欲しいです。
読んでもらえないということは、単純に面白くないのか、何かしらの『欠陥』があるような気がしますが……何が悪いのかもよく分かりません。
よければ、教えてください! (*- -)(*_ _)ペコリ

P.S  お手柔らかにお願いします~

上記の回答(異世界学園のファントム・ホルダー : The Paranomalizeの批評)

投稿者 t : 1 投稿日時:

こんばんは

エブリスタで12の初夜まで拝読しました。
文月奈々はキャラがたっていて可愛かったです。

05 斬像残撃で、供華視点に切り替わります。
「……何故、先に試練の内容を私だけに教えた?」、最後の台詞で読むのが楽しくなりました、まずここがとても良かったです。

ネタ切れかな思いはじめたところで、生徒会長皇界拓の登場します。
風呂敷を広げるタイミングが良かったですね。
その後の地図の絵はあまりよくないです。
文章での説明を放棄していると思われても仕方ない……。

未踏峰学園流追悼式――〈命火祭フェスティバル〉が一番好きなシーンでした。
何度考えても、なぜこのような展開になってしまうのか。
はじめから死人をださなければいい。整合性が取れてないなと思えてならないのですが。
ここは読んでいて胸が熱くなりました。

(一部抜粋)
パンパンパンパンッ! 乾いた弔いの銃声が響いて、空気に溶けるように消えていく。
 マスケットの装填と発砲を三回程繰り返すと完全に陽が沈んだ。広場の炎も、薄高く積もった灰だけを残して完全に鎮火されている。
(↓↓↓略)
安らかな顔をした二十一グラムの鱗粉は、次々と西の空に飛び立っていった。
 それは美しい光景だった。この世のどんな宝石にも代えられない命の輝き、既に尽きてしまったはずのそれが、辺りに満ちている。

本当に素晴らしい文章です。
このような文章に出会えただけでも、読む価値はあったなと思えたほどです。
最高ですね!

――――

読んでいて感じた課題は、”全体的に語りすぎ”でした。
情報は小出しにしつつ。
もう少しテンポよく展開させていくと、今よりも人気がでるのではと愚行します。
それとこのプロローグでこの場面を切り取っても、事前知識のない読者にはまず伝わらないので、変えた方がいいと思います……。

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元記事:『「《異世界女神はロクでもない》」』

力を入れた部分、いっそつまらないんじゃないかと思えるほどオーソドックスに仕上げたつもりです。オーソドックスなだけに、45点くらいはあるのかなと思うのですが(45点の力で作ったというわけじゃなく、相対的な物差しで考えたらです)

不安な部分、オーソドックスを見たくてやったつもりなのでそれでいいのですが、
あまりに普通過ぎて何も思わない話なのではないか。またオーソドックスのつもりなのに公開しても評価がゼロだったので。もっと根本的に自分の何かがズレているのかなど。

あと、あらすじも割と今持てる力の全てつぎ込む感じで一生懸命書いたので、あらすじが面白そうに見えているか、またもっと面白いあらすじ書けるぞ馬鹿野郎という方おられましたら、面倒でなければお手本を見せて頂きたいです。お願いします。

それとあまり関係ないですが、
タイトルのカッコは、単純に投稿で目立つかなというのと、色々なカッコ混ぜたらどんなレイアウトになるか時間を置いて確認したかったというだけです……。気にされる方おられましたら、先に謝っておきます。

評価の方、お願いいたします。

上記の回答(『「《異世界女神はロクでもない》」』の批評)

投稿者 t : 0 投稿日時:

前作であっているのか分からないのですが、魔王を殺せ!!でアデルバーンのために門が開いたところまで。今回の《異世界女神はロクでもない》は最後まで読みました。

内容だけでいえば前作の魔王を殺せ!!の方が好きですが、《異世界女神はロクでもない》も前作同様に、絵があればハマるといった感じの文章になっており。
文章のみで作品を表現していくことが求められる小説の文章としては物足りない、場面がイメージしにくかったです。
絵があれば読める文章を求めている読者は素直にゲームします。
小説が読みたい読者には小説の文章で応えなければ中々難しいです。

例えば今作では、
36.名無しの妖怪
告白、サッカー部
女神は肉食
と、●●●●で区切られているのですが。
読んでいて●●●●があるたびに急激な変化が起きるので、強制的に現実に引き戻されてしまいます。
分かりやすくいえば、没入感がリセットされるので、小説を読んでいる感覚に浸ることができないのです。

●●●●の3番目。
さてさて、これはリアルを生きる人間たちは知らぬ話であるが。
 女神ーーーーそれは異世界に確かにいる。

(略)

こういう書き込み(原文まま)を目撃した岡島が、ひとときの夢を求め、楽園を目指し、無事異世界にたどり着くまでの物語であるーー。

とあれば、ここは例えば●●●●の4番目である。

電車に乗って旅に出た。
 青春18切符に若者だけに許された魔力を込めて、僕は目的のない旅に出たのだ。

のなかに丸ごと挿入することもできるはずです。
椅子に座っていたら偶然、ノートのようなものを発見し、そこに●●●●の3番目。

こういう書き込み(原文まま)を目撃した岡島が、ひとときの夢を求め、楽園を目指し、無事異世界にたどり着くまでの物語であるーー。

という記述がでてくるとか。
車内のトイレでスマホを見ている時に、●●●●の3番目。についての記述がでてくる。
あるいは車掌が直接言ってくるのもいいかもしれません。

まずは物語を●●●●を使ってぶつ切りにせずに、1つのストーリーとしてできるだけまとめてみるようにされると、格段と読みやすくなると思います。

長所。良かった点

前作の魔王を殺せ!!は文章の基本ができていませんでしたが。
内容や書かれている文章そのものはセンスが良い、評価できるものでした。
今作も同じで、書かれている内容そのものは筋がいいです。
まずは今ある良さを、小説の文章として膨らませることができれば、必ず評価に繋がっていくはずです。

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元記事:病気奇譚 ウキルタス島/情景

今年の初めに書いたものを投稿しました。修正はしてません。中1ですが厳しいご意見お待ちしています。飽きられにくいものを書こうと努力しました。ミステリーです。

上記の回答(病気奇譚 ウキルタス島/情景の批評)

投稿者 t : 0 投稿日時:

2章まで読みましたが、ごめんなさい……内容はよく分からなかったが感想です。
ただ中学1年生でこれだけ書けるならすごいです、正直驚かされました。
アドバイスとしては、人生経験の差がでてしまっているので身の丈にあった……例えば学校を舞台にしたものをしばらく書いてみるとか。
そしてミステリーなら、もっと形から入ることを考えて、プロの真似をするくらいでいいのではないでしょうか。

読んでいるとかなりでてくるポエムのような文章についてですが、個人的には、それが役に立つなら使っていけばいいと思っているのです、が。
このポエムはサガノ病に関係しているのかもしれない――。
物語における重要な意図があって書かれているかもしれない。などど好意的に読み進めたのですが、キャラ立てに使われているだけで物語にあまり関係のない、好きなことを書いているだけなのだと伝わってきたので、がっかりしてしまいました。

主人公(相川いるか)がシャガール(児嶋先輩)の頼みでアジアの孤島(ウルキルタス島)で目覚めたところから物語が始まります。2章まで読んでもサガノ病に関する情報がほとんどないのに、2章の終わりで嵯峨野蓮さんが「ああああぁ」みたいなことになってしまうと……、これは後出しじゃんけんであらゆることが解決するんだろうな、がっかり、みたいな。
例えばこれが。
主人公は島にやってきました。
サガノ病についての説明もしくは謎を(読者にあかせる範囲で)はっきりさせてから、嵯峨野蓮さんが〇〇になりました。
さぁ(知恵比べのはじまりだ)ここから物語が面白くなりますよなら分かるのですが……。

①西東メンタリストのショー。
②嵯峨野と海へ飛び込ぶ。
③僕は北南さんに話した。すべてを話した。小さなころから人とうまく融和できなかったこと。
これは言い出せばキリがないのですが、知的な研究者の会話ではありません。
嵯峨野さんに心の闇があるのは分かりましたが、ただ文章を並べるだけではなくて、もっと嵯峨野を気の毒な人間として読者が思ってしまう、演出なり工夫がいります。

①~③で、おそらく作者として何かしらのヒントをだしているのだと予想できます。しかし砂浜で落した針を探すようなイメージで、読者にどこを拾って読んで欲しいのか、作者のイメージが先行しすぎていて。
当然はじめて物語に触れる読者には予備知識がまったくありません。
ということは、読者は物語のことが分かっている前提で書き進めると、お膳立てがまったくできていない状態になります。
台詞が、誰のものか分からないのがたくさんあるのと。
それに加えドバっと3~4人まとめて登場人物が出てくるので、混乱します。

>西東北南。大学生で、心理学者志望。髪は明るい茶色のミディアム。優しい感じの、カワイイ系女子。
――これを読んで、西東北南がまさか人の名前だったとは……。

> と言ったのは研究所長の明楽なお子さんだ。
――明楽なお子さん……つまりどういうことだってばよ。

>明楽さんの横のシートで弁当を食べているのは、例の神童、宇田川悠さんとその付き人である五条笑さんだ。宇田川さんはいつも通りの黒縁丸眼鏡にスーパーロングの髪で、青い着物を着ており、五条さんは全身真っ黒なスーツだった。
「違うでしょ、『宇田川さん』じゃなくって『悠ちゃん』でしょ」
――これはだれの台詞だろう……。明楽さん、五条さん、他の登場人物、普通に考えたら宇田川さんの台詞なのですが、一瞬頭が????となります。

>皀葵さんは細菌の研究者だ。蒼い感じのショートで、その髪色はどこか児嶋部長を思わせる。
ここだけではないのですが、登場人物が出てきた時に、主人公のフィルターを通して語らないと伝わらない。状況や相手の格好だけで終わらせずに、もうちょっと細菌がどうとか、相川いるか君はこの状況をどのように解釈しているかなどを彼の言葉で書きこまないと、背景のない漫画みたいできついです……。

長所。良かった点

(」・ω・)」うー!(/・ω・)/応援しています!

小説を楽しんでください。
あなたのおかげで素敵な時間を過ごせました、ありがとうございます。

良かった要素

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元記事:白きエルフに花束を

僕の異世界冒険記シリーズの前編です。
後編はまだ書いている途中です。

最初は純粋に僕自身の発達障害を題材にした異世界転移物が書きたかったのですが、ヒロインを構想した際に、人種的に迫害を受けていて、命の危機に瀕すると人を含めた生き物を片っ端から食い殺してしまう自分に、とても怯えている少女を登場させようと思い立ちました。
ちょうど虚淵玄さんが作った『沙耶の唄』の「沙耶」のカニバリズムと性格をそのまま持って来て、自分が化け物だという事を自覚したようなキャラです。
因みに、そういうキャラがすでにいることは最近になって知りました。

「差別を受けながらも、お互いに偏見がないゆえに惹かれあう主人公とメインヒロイン」という関係を中心にして話を作っている内に、主人公たちがお互いと自分しか見えていない、いい意味でも悪い意味でも人間臭いキャラクターになってしまいました。
この物語をキャッチコピーで表すならば「愛に飢えたケモノ達への鎮魂歌(レクイエム)」です。
互いの愛を貪りあい、依存し、溺れていく様を描いたダークファンタジーです。
どうぞご覧あれ。

上記の回答(白きエルフに花束をの批評)

投稿者 t : 1 投稿日時:

小説は文章がすべてなわけですが、まず問題になるのが容量とスピードです。
詳しいソースはもう忘れてしまいましたが、
ある新人賞の審査員コメントにおそらくこんなものがありました。
「プロが書く内容の3割で応募作品を書くことは考えた方がいい」

ここからは私の勝手な解釈になります。
仮に10万字で書かれたアマの長編小説があるとします。
プロなら3万字程度で”そこまでの”内容を書きます。
つまりプロなら
3倍展開スピードが速く、内容も3倍充実している。
まずはこの差をどう埋めるかを考えるところから始めたいわけですが……。

>>彼らの作品は僕の作品よりもずっと面白いです。何故ならば、大抵の作者様は純粋に読者を楽しませるために書いているため、色んな意味で下心が無いのです。
なので同じアマチュアであるにも関わらず、しかも初心者の書いた作品にも面白さという側面では僕の作品は劣ります。
(↑)
大変失礼なことだとは思うのですが、感情的なことはどうでもいいのです……。
肩の力を抜いてフレキシブルに考えてみましょう。

>>僕の意見としては、キャラクター設定のレベルから考え直す必要があると思います。
私は「白きエルフに花束を」の問題点としてもっと別の場所を見ています。
面白いか面白くないかではなく
「白きエルフに花束を」は本屋さんで売っているプロ小説と比べると3倍遅いです。

では、どうして3倍も差が生まれてしまうのか?
それは面白いには理由があります。
つまらないにも理由があります。
下心がないことで面白い小説が書けるなら誰も苦労しません。
理由を探してきて、そのアイディアが骨まで到達して自分の体の一部になるまで、自分の頭で徹底的に考えるわけです。
自分の頭で考えて身につけたものだけが本当の実力です。

「白きエルフに花束を」白の章(壱)の冒頭5行目、

『剛柔流空手・足刀蹴り』
初見でこれを読んだ瞬間に私は(あ、これはダメかもな……)と思い。
その下6行目
「ぐふぶぇっっ」
でその予感が確信に変わりました。
この5、6行目は1行目の書き出しを強調するために使われている。

『剛柔流空手・足刀蹴り』
「ぐふぶぇっっ」
(↓)
1行目:「オラァ、レイヤァ‼汝いゃー真まっ昼間ふぃるまでー寝にんとーんぐわーしーがぁ?(オラァ、レイヤァ‼てめえ真っ昼間までねているつもりかぁ?)そーそー起うきれェ‼(さっさと起きろォ‼)」

それでは1行目がどこにかかってくるかといえば、
4行目の「朝一番だというのに、父親に重い一撃を腹に叩き込まれた。」
それでは4行目が何を言いたかったのかを見ていくと、
7行目:嗚呼、また止めどない暴力と、不条理に満ち満ちた一日が始まってしまった。

つまり4と7行目を繋げると、
朝一番だというのに、父親に重い一撃を腹に叩き込まれた。嗚呼、また止めどない暴力と、不条理に満ち満ちた一日が始まってしまった。

ここを広げるために、
『剛柔流空手・足刀蹴り』
「ぐふぶぇっっ」
「オラァ、――
があったと、私は理解した。
そしてこの流れから分かることは、作者がこのような文章をメインに書きたいと思っていること、それと作品全体がこれらで統一されているため。この作者と付き合ってもいいか。物語に入り込んでもいいか。途中で裏切られないかを判断するしかなかった。

冒頭でいきなり物語が始まるのは悪いことではない……、だがこれでは読者はついていけない。まず父という単語がよくない。
もしこれが父でなくヒロインだったら正解に近い。
物語に口出しする気はないです。
ただ、ヒロインはできるだけ早く登場させるのがいいとされています。

ミステリーの手垢のついた手法のひとつに、書き出しで死体を転がすというのがある。
一番最初に死体を見せて読者に「お!」と思わせる作戦。
「白きエルフに花束を」では一番最初に父がでてきた。
いきなり父親に重い一撃を腹に叩き込まれる主人公を読んで、10代の読者が「お!」と思ってくれるか考えてみてください。
勉強や家族のことが嫌いで現実逃避したくて小説を読んでいるのに、父という単語がでてきた、しかもなんか一方的に殴られてる主人公さん。
読者は続きを読みたいと思いますか……んー難しい。
もし登場するのが父ではなくヒロインだったとしたら?
読者心理は違った結果になったかもしれない、という合理的に行こうよの話です。

白の章(壱)《1》をまとめるなら。
地鎮祭を広げるための文章ですよね。
となると、22行目「そういや最近は地鎮祭をやっていないな」から読み始めても内容が分かります。内容が分かる、ということは……(1~21行)はなくてもいいということになってしまう。

まずは話の軸から考えてみましょう。
白の章(壱)《1》の軸は、地鎮祭。

「地鎮祭って何だっけ?確かこの辺りのお祭りだったような」
「近所の爺さんによるとそういう事らしい。――
「神社前の階段を上って、お参りして、そして降りる、ってのを三社の神社で同時に百回繰り返す……。今のご時世、とてもじゃないが誰もやらんよな」

地鎮祭が中心で話が進んでいくのに、
1~21行目まで読んでも地鎮祭の単語がひとつもないことが問題で、軸(地鎮祭)が入ってないから、1~21行目は削ってもいいと思われてしまう。
削りたくない場合は地鎮祭という単語を入れることで、
(1~21行)と(22行目以降)を繋げる。
ただし、地鎮祭という単語を1~21行目のどこかで1ついれた程度では全然足りない。
軸、それも最序盤の軸はくどいくらい入れて読者に伝わるくらいの感覚がいいので、4~5つ欲しい。増やし過ぎてくどいと言われたら、後は文章力かなぁ……。

白の章(壱) 《2》
読んだ感想としては行間は詰まっていて。小説を読んできている作者さんだなと思いました。

>>僕は鉛筆を取り合って追いかけっこを始めた幼稚な同級生に、冷たい視線を投げかけていた。
→この文章が始まる前にはヒロインを登場させたいと思った。理由はヒロインはできるだけ早く登場させるのがいいから。

>>全く、溜め息しか出ないではないか。何よりも奴らときたら、己らが何の悪気もなく授業妨害していることに気づいていない。何気なくただ、早く放課後になって欲しくて空を見上げる。
→悪くない文章なのですが、ヒロインか友人の名前だけでもいいので絡ませたい。理由は僕と井上先生しか台詞ありの人間がいないのは殺風景だから。
例えば、
全く、溜め息しか出ないではないか。何よりも奴らときたら、己らが何の悪気もなく授業妨害していることに気づいていない。(ヒロイン)も一緒になって遊んでいた。僕は何気なくただ、早く放課後になって欲しくて空を見上げる。

>>「いいえ、全く。奴らが喧やかましいので一向に進みません」
   僕は頭を掻き毟り、気だるげにぼやいた。
  「こうしてパーテーションで間仕切りしても、かなり五月蠅うるさいものねえ」
  「個人指導性の教室だからできることとは言えど困りましたよ……」
→ここは紛らわしい。
「こうしてパーテーションで間仕切りしても、かなり五月蠅うるさいものねえ」が、主人公か井上先生かどっちの台詞か分からない。

>>井上先生は、何か少しでも授業がマシになる方法を考えているようだ。
 「あっ、そうだ!」
 何か名案を思いついたらしい。
 「面白い問題があったんだった!ちょっと待っていて」
→このあと井上先生が地図を持ってくるが、この地図は≪2≫で重要なアイテム。
物語を進行させるうえで重要なアイテムであるほど無条件で渡すべきではない。
これでは井上先生が、主人公のためだけに用意された、便利キャラになってしまい急に物語全体が薄っぺらくなってしまう。
地図はコーヒーが零れて汚れていたとか。
持ってくる途中で奴らが破ってしまったとか。
主人公に不利なことが起きてバランスをとらないと、読者に見透かされてしまい結果として飽きられる原因を作ってしまう。

>>しばらく考えたが、なるほどこれは面白い。こういう趣向を凝らした問題は嫌いじゃない。興味が湧いたので一応やってみることにした。
→ここは面白い。でももっと具体的に書いてほしい。
しばらく考えたが、なるほどこれは面白い。できあがった図形はいびつな三角形で何かが違う。思い出した地鎮祭で見た(アレ)だ。こういう趣向を凝らした問題は嫌いじゃない。興味が湧いたので一応やってみることにした。

以上、まとめ
3倍展開スピードが速く、内容も3倍充実している。と書きました。
テンポよく、読者に軸を読ませるよう心がけてみてください。
この場面では何がきっかけで話が前に進むのか、を観察します。
≪1≫なら地鎮祭、≪2≫なら地図だと思います。≪1≫と≪2≫が繋がるように、
軸と軸が。
地鎮祭と地図が繋がるように≪1≫≪2≫≪3≫~と書いていくのがコツです。

自分で考えてもらいたく、また成長の機会を奪いたくないので私の返信はいつも、超遅いです100年後かもしれません……。何かのお役に立てば幸いです。

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元記事:迷宮都市“幻想特区”

 このサイトの『ライトノベルの書き方』を読んでから初めて書いた作品です。
 『冥王』という登場人物を出した途端に筆が止まってしまいました。
 現在、設定・プロット、『冥王』というキャラについてを考えています。

 また、『愛が重いヒロイン』『言葉や行動がウザイと思える重要人物』『忠誠を誓った部下・配下』などの言動をどう思うか、どうすれば良いかなどを教えていただきたいです。
 良ければ、タイトルに関する感想もお願いします。

上記の回答(迷宮都市“幻想特区”の批評)

投稿者 t : 1 投稿日時:

第七話まで読んだので感想にうつりたいと思います。

まず質問にある、『愛が重いヒロイン』『言葉や行動がウザイと思える重要人物』『忠誠を誓った部下・配下』などの言動をどう思うかについてですが、

『愛が重いヒロイン』→これくらいでは愛が重いとはいえない、普通のヒロインでした。
『言葉や行動がウザイと思える重要人物』→もし重要人物が母のことを指しているなら、主人公と会話が噛み合っていないという意味でやりすぎでした。
『忠誠を誓った部下・配下』→よく見かけるタイプの普通の部下・配下でした。

タイトルについてですが、主人公が最強なので無双や最強職やこれらを連想させるキーワードが入っていてもいいように思いました。

ここからは本作を読んだ感想なります。
まず長所から、どこかで見たような設定がここまで集められて書かれていると、逆に突き抜けていて、素直に面白かったです。
問題があるとすれば構成が、台詞→設定→台詞→設定、になってしまっておりこれは読者の記憶に残りにくい書き方です、ご自身の好きな小説でいいので、上手い作品から記憶に残る文章の書き方を参考にされてみるのがいいのと。それと話はかわるのですが、主人公の頭が悪いので損をしている箇所が多くありました。

読みこみが足りず、見落としている点があれば申し訳ないのですが。
第一話で商品が売れないとあるのに、その後で序列とは何かと語っていれば、これは売れない商品を作った自分が悪いとなりそうなところです。これは三話でマリアベル、ソードラスの圧力が原因だと書かれていますが。ソードラスのことは何かしら調べて知っているはずなのに、一話でマリアベルの妹と会っても彼女の素性に気付かないのはおかしいです。

四話で「空間を超越して連絡をとる方法などそう有るものではない。 …………。いや、作れる、か?」とあります。そこまでの物を作ろうと思えるなら、メイヴィをイチャラブで殺さなくていい道具を開発しようと行動しているのが自然ですがなぜかやっていません。

三話の最後に「あの事件以来、ダンジョンは避けるようにしてきたが、そうは言ってられない」とあります。しかし結果として簡単に
曰く、探索ギルドにバカデカイ仙木が運び困れた。
曰く、たった一つのパーティーがエリアボスを討伐した。
曰く、一日で一千万ティナ以上稼いだ。
曰く、十分もかからなかった。
これだけのことをやってのけています。主人公は仲間について歩くだけでです。
事件のことがあったとしても、匙加減してランクを下げてダンジョンを選んで仲間について歩くだけでお金を稼げば、解決してしまう程度の問題(金欠)なのにあそこまで話を引っ張るのはどうしてか、読者からすると主人公は一体何を悩んでいたのかといったレベルです。

最後になりますが、
第三話からは読めるようになっています。とくに第七話では文章技術が向上されているのを感じました。どんどん書けば上手くなっていく。これだけ設定を持ってこれる武器も加わって、将来面白い作家さんになるのではと思いました。すくなくとも私にとっては良い意味で将来性を感じさせる作品でした。

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元記事:概念使いの刹那氷結(クロノフリーズ)

力を入れた点:会話です。なるべく面白く読めるようにしました。後は戦闘です。
不安な点:設定や世界観の違和感。台詞が安っぽくないか。
その他:書き途中で三話なため、判断材料が少ないかと思いますが、何卒よろしくお願いします。

長所も短所も全部知りたいので、ガンガンよろしくお願いします。

上記の回答(概念使いの刹那氷結(クロノフリーズ)の批評)

投稿者 田中一郎 : 0 投稿日時:

零が中々良かったので期待して読み始めましたが自動改札過ぎたあたりで力尽き、後は斜め読み程度。
戦闘シーンは序盤だけ読みました。

まず、最大の欠点は話が進まない事です。
渋谷に着くまでに1万文字かけてますが、これは文庫換算だと20ページを超えるほどの文量です。ちょっと導入部としては長すぎると思います。
内容が面白ければまだ良いのですが、その間見せられるのは、掛け合いを見せるためだけの掛け合いと、設定説明のための会話、そして流れが悪い地の文。
流れの悪さの一例をあげると、『副産物』『副作用』の話を出してから、雪華が「俺なんか『普通より冷たい』」と体温の話をして、その後また「全ての能力に副産物や副作用が~」と説明し、また雪華の体温の話に戻るあたり。
一気に『副産物』『副作用』の話を済ましてから体温の話に入るほうが、わかりやすくスッキリとした文章になると思うのですが。
どうもノエルが出てきてから急に文が荒れた気がします。
そのあたりから読むのがしんどくなりました。

戦闘シーンはちょっと描写に手を抜きすぎな気がします。爆発を爆発と書いて済ますあたりとか。
凝った比喩を入れる事よりも、何が起こってどうなったのかを丁寧に伝えるべきなのではないかなと。

あと砂糖の能力。アイデアは面白いのですが、
・角砂糖は人に直撃すれば腕を吹き飛ばすほどの威力
・角砂糖の破壊力は一つで車を吹き飛ばす
これがどうもつじつま合ってない気がして仕方ないのです。
車吹き飛ばす威力なのに腕直撃して腕だけで済むのですかね?

「とある魔術の禁書目録」の影響を強く受けてる印象を受けました。
もしそうなら、ちょっと引っ張られすぎてる感じがしますので、今後独自性を身につけるのを意識してもいいかも知れません。

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元記事:『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』

大野です。
以前、創作相談の方で言っていた『飯テロモノがやりたい』というのを試しに作ってみたものです。

これ自体は2500文字の短編なのですが、こういう感じの『誰かが飯を食いに行く、そして何かを思う』みたいなすごく短い短編を、今回の主人公にしたフリーターの青年中心で連載してみたいと考えています。

『創作相談』の方には、色々と構想中の設定を書き連ねましたが、多分そこらへんは大幅に刷新すると思うので気にしないでください。

作品自体には人間ドラマとか伏線とかはなく、ただ『主人公が飯を食いに行くだけ』です。これが受ける層があるのか、無いのか。というの含めて答えてもらえると嬉しいです。

上記の回答(『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』の批評)

投稿者 s.s : 1 投稿日時:

拝見しました、感想を述べます。
これが件の飯テロモノですかー、はっきり言いますと今回、テロは失敗しちゃってる気がします。
少なくとも、私はこの作品を読んでいて、カレー食べたいなーとか腹減ったなーみたいな感じはしませんでした。
ここからは、何故テロが失敗してしまったのか、個人的な意見を述べていこうと思います。因みに私は孤独のグルメとか見たことない人なのでよしなに。
では本題、私的に思う点は一つだけです。
食べ物の描写が希薄すぎる点です、飯テロモノとして一番力を入れないといけない点に力が入っていないのです。
調べましたが、食べ物を食べるシーンは作中全体の五分の一未満でした、せめて半分くらいは食べ物の魅力を書き表すべきだと思います。
それと、もう少し、感覚的な表現を増やしても良いかと思います。擬音を使ったり、舌触りや辛さ、匂い、夏にカレーを食べる心持ち、額に浮かぶ汗、湯気等々。
ただ、美味しいとだけ言われても、ふーん、で?みたいな感想しか浮かびません、読んでいて美味しいと思わせる具体的な表現を作中に詰め込みましょう。
あと、この作品は漢方薬、安っちい、ドロッと、妙になど、全体的に美味しいと思える表現が乏しく、列挙した微妙な表現が多いのです、お世辞でもいいので、このサラダは高級イタリアンにも負けず劣らずや、このカレーはもはや飲み物だ、咀嚼する間も無く俺の胃袋に吸い込まれていく!みたいな少し誇張された表現が欲しいところ。なんとかの宝石箱やーとか人間火力発電みたいなヤツ。
余談ですが、ニュースの食レポは何度もリテイクしているようです。それくらい美味しさを言葉で表現するのは難しいのです。
しかし、それができるようになれば強みになると思いますので、お互い頑張りましょう。
えと、受ける層があるか否かについては、分かりませんが、現状は特に無味無臭という感じがしますので、読者数を増やすには多分に工夫が必要でしょう。
結構辛口の評価をしてしまったかも、まぁカレーだから仕方ないね(檄寒)

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 『フリーターの青年がカレーを食いに行く話』

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元記事:黄金の魔女フィーア

どうもお久しぶりです。如月千怜と申します。
そろそろ枚数が100枚に到達しそうなので、ここに作品を掲載させていただきます。
実はオリジナル作品の長編は今回が初めてです。よろしくお願いします。

登場キャラ

フィーア・ブリューゲル
主人公。22歳の女性。黄金の魔女と呼ばれており、アルミュールでの知名度は高い。
ただ広がっている噂はほぼ偏見ばかりであり、元々人付き合いを好まない性分であったためか、住処の森であるフォレノワールから出てくることはほとんどない。
得意とする魔法は補助魔法。攻撃魔法は土属性に特化している。
本領はゴーレムなどの魔法生物の使役である。

ミレーヌ・ワロキエ
フィーアの友達。20歳の女性。
フィーアより年下だが幼少時代から付き合いがあったためか、彼女のことを普通に呼び捨てにしている。フィーアも全く気にしていない。
人付き合いが苦手なフィーアと違い、ガンガン他人に干渉する肉食女子。そして凄まじい恋愛脳の持ち主。
ただ一度裏切った相手、特に友達を傷つける奴に対しては一切容赦しない。そういうところはすごく真面目である。裏切りのジャッジは厳しめ。
得意とする魔法は攻撃魔法。

ティファレト・パヴェロパー
月の加護を持つ一族であるムラクモ族の戦士。22歳の男性。腕利きの冒険者である。
母親は一族の族長であり、跡取りに当たる立場である。今は武者修行のため一族の集落を離れている。
長身かつイケメンで女性にモテるが本人はマザコン。即ち残念なイケメンである。
ただ仕事に対しては真面目であり、ツッコミ役を担うことも多い。
武器は刀。旅に出る前にせんべつとして母親から受け取ったものである。
ちなみに第6話時点で実施したアンケートでは一番人気なキャラクターだった。

テオドール・グートハイル
フリーランスの傭兵。18歳の男子。主要キャラの中では最年少。
元々は軍に所属していたが、人間関係に嫌気がさしてすぐやめてしまい、傭兵になった。
軍属であったため、最年少でありながら達観した口ぶりが特徴。
ただ軍属時代に年相応とは言い難い経験をしたからか、ところどころ他人に対する情愛に欠けた言動が目立つ。

上記の回答(黄金の魔女フィーアの批評)

投稿者 ヘキサ : 1 投稿日時:

約束なので来ました。まずはひとまずの完結おめでとうございます。
で、今回もわかりやすく如月さんのいいところと悪いところが出ているので、そこをつついていきます。
でも、やっぱり長編やってもらったほうが指摘しやすいな。掌編や短編はなあなあで済ませてしまうことが多いのですが、長編ではそうはいかない、というものがありますので。

先に他の方から出ていた点について少し触れておきます。
1.フィーアの人造生命に関する説明が序盤ではいまいち関連してこない
2.三人そろった状態での談話がなんだかなーという感じ
3.もうちょっと戦闘とか欲しい気が、ちょっと冗長かも

これらは全体通しての文章配分のバランスが悪い、ということなので、ある程度慣れや経験などで感触を掴んでいくしかないです。3に関しては今までバトルのみはダメだよ!と言われてきていたのを改善するための試みでしたので、今回に限っては仕方ないです。慣れてきたらバトル比率を少し上げるくらいにしようか、というだけの話です。

1は「後でちゃんと関連してくるんだよー」と主張しても、やや早すぎる情報、という類のものだと思います。「どうも事件に人造生命が関連しているようだから、それに精通したフィーアの知識が今回は必要とされている」というのは、本来は依頼人やミレーヌを通してできるだけ早く伝えたほうがいいものですし、もしくは必要になってからその知識を引っ張り出していく、というほうがいい場合もあります。今回は妙に蘊蓄が長く「……で、これが物語にどう関係するの?」に結びつけるのも遅かったので、駆け付けたミレーヌに「相変わらずね、でもあんたのその知識が今回は必要なのよ」などと言わせてそのシーンの末尾を〆るとうまく次へと繋がっていきます。

2は、ティファレトのキャラを印象づける絶好の機会ではありましたが、それに対するミレーヌの反応が過剰すぎる、という点を指摘されていますよね。仕事とは関係ないお喋りに無駄に力を入れ過ぎた、ということでもあります。私の感覚では「連携をとりやすいように、親睦を深めるために少し話をしようか」というような感じの雑談タイムが開始され、ティファレトが自分の話をする番になる→ミレーヌが「あ、私はもういいわ、前にも聞いたから」と言って慌てて退席→フィーアが聞いていて後悔する(心の中でミレーヌに置き去りにされたのを恨むもよし)、という感じにするかな。お仕事ものは、楽しくても仕事に関係のない話は気持ちセーブ気味にしないと、キャラや作者だけが楽しみすぎて読者はやや付き合う気をなくしがちになります。

……ですが、これらはラストバトルの整合性の無さに比べれば大したものではありません。私が完結まで待っていたのは、このへんにいちばんまずい部分が表出するだろうと思っていたからです。

……つーか、「フッ」はジャンプ黄金期の伝統的な口癖ですので、流石に時代を感じてしまった……黄金期の中でもパロディ色の強いバスタードの主人公は「それは俺のような超絶美形だけに許されるセリフ!!」とか言ってますが、これの発祥もたぶん車田正美に行きつきます。

あ、あと無意味にフェミニストで「女は殴れない」とかいうのもジャンプ黄金期の特徴ですね。それまでは女性はおおむね非戦闘要員でしたので。ナルトやブリーチの頃から縛道やチャクラなどの魔法的な能力が出始めたために女性キャラが積極的に参戦するようになりましたし、黄金期中でもダイの大冒険やバスタードなど、魔法がある世界観では女性の体力的なハンデがほぼなくなるため、その手のセリフはなるべく控えるようになっていました。なのでミレーヌがバリバリに戦闘に参加している状態でそんなこと言っても、ちょっと状況に合ってませんがな……。

他に気になったこと
・最初にミレーヌの容姿描写をしてほしかった
・エミリーをもうちょっと違う語感の名前にしてほしかったかも、わりとミレーヌと間違えやすい感じ
・まえがき・あとがき・総括あとがきはあまり長すぎないように。これは書いてて楽しいのは充分わかるんだけれど、これに力を入れ過ぎて本編がおろそかになるのを防ぐためです。

で、お待たせしました気になる点の件ですが

・続編を作りたいけど、主人公が成長しきった感がある。作るべきではないのだろうか。

パワーインフレに限界はありませんが成長インフレは限界がありますからね……でも、遊戯王もそうだけど「コミュ症が改善されてからがスタート」という物語は他にも結構あります。今のままでは一連の事件にまだ奥深いものが潜んでいる感じが残っているので、物語的に未消化であるならば、続けていいだろうし続けたほうがいいだろうと思います。息抜きに他の短編を書くため少し休憩、というのはありだと思います。

・終盤にいきなり出てくるキャラクター がいるけど、それらのキャラは上手く書けているか。

アレックス・ブライアン・エミリーの容姿描写がもうちょっと欲しかったかも。テオドールはいい感じでしたね。口癖がわかりやすくうまくキャラを書き分けられていると思いました。ドゥーエも思考回路がわかりやすい。敵キャラはラスボスのわりに微妙に小者っぽいブラスファと無駄にかっこいいプロケラの組み合わせがちょっとアンバランス感があった。

・後半から一話辺りの字数を減らしたけど、味気なくないだろうか。

大丈夫だったけれど、通して見たからであって、実はリアルタイムで見ていた時はやや状況把握がしづらかった(連載期間に忘れてしまうことがいくつかあったので)。私が完結済みの作品でないと見る気がしないのはこのためです……。

ともあれ、長編完結お疲れ様でした。今回は今まで注意されていた心理描写がかなりよかったと思います。

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https://novelup.plus/story/378348658

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 黄金の魔女フィーア

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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