ノベル道場/小説の批評をし合おう!

返信する!以下は元記事

タイトル:異世界学園のファントム・ホルダー : The Paranomalizeの批評 投稿者: t

こんばんは

エブリスタで12の初夜まで拝読しました。
文月奈々はキャラがたっていて可愛かったです。

05 斬像残撃で、供華視点に切り替わります。
「……何故、先に試練の内容を私だけに教えた?」、最後の台詞で読むのが楽しくなりました、まずここがとても良かったです。

ネタ切れかな思いはじめたところで、生徒会長皇界拓の登場します。
風呂敷を広げるタイミングが良かったですね。
その後の地図の絵はあまりよくないです。
文章での説明を放棄していると思われても仕方ない……。

未踏峰学園流追悼式――〈命火祭フェスティバル〉が一番好きなシーンでした。
何度考えても、なぜこのような展開になってしまうのか。
はじめから死人をださなければいい。整合性が取れてないなと思えてならないのですが。
ここは読んでいて胸が熱くなりました。

(一部抜粋)
パンパンパンパンッ! 乾いた弔いの銃声が響いて、空気に溶けるように消えていく。
 マスケットの装填と発砲を三回程繰り返すと完全に陽が沈んだ。広場の炎も、薄高く積もった灰だけを残して完全に鎮火されている。
(↓↓↓略)
安らかな顔をした二十一グラムの鱗粉は、次々と西の空に飛び立っていった。
 それは美しい光景だった。この世のどんな宝石にも代えられない命の輝き、既に尽きてしまったはずのそれが、辺りに満ちている。

本当に素晴らしい文章です。
このような文章に出会えただけでも、読む価値はあったなと思えたほどです。
最高ですね!

――――

読んでいて感じた課題は、”全体的に語りすぎ”でした。
情報は小出しにしつつ。
もう少しテンポよく展開させていくと、今よりも人気がでるのではと愚行します。
それとこのプロローグでこの場面を切り取っても、事前知識のない読者にはまず伝わらないので、変えた方がいいと思います……。

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「異世界学園のファントム・ホルダー : The Paranomalize」のスレッドへ

ノベル道場/小説の批評をし合おう!の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ