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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの返信

うーん……。
正直、どう評価したらいいのかわからない、というのが本音です。
というのも、決して悪い意味ではなく、
全体的にすごく幼稚なんですよ。ただそれがこの作品の良さでもある気がするので、突っ込むところはすごくあるんだけど幼稚なほうへと突っ切ったほうが面白い作品なんじゃないのかな、とも思う。
でも作者としてそれが本望なのか意図せず幼稚で直したいと思うのか、そういった作者の本心が見えないので、評価基準が定まらずどうコメントしたらいいのかわからない、といった具合です。

例えば、これっておそらく異世界ファンタジーですよね。参考タイトルからしても地球とは関係ない別の世界の話ではないかと思う。
けど、「クリスマス」ってなんやねん。なんで地球の文化があるの。
貴族の使用人が、主人からケーキを貰えなかったからってなんでそれが意地悪になるの。普通貴族が使用人にケーキを振る舞ったりなんかしないよ。つーか孤児を引き取って使用人として雇うとかめっちゃ優しい貴族やん。全然意地悪そうな感じじゃないよ。貴族の息子も親の評価を気にしたり自分の出世のために頑張ってるだけで、しかも敵国の情報をつかんで行動しようとする愛国者で、けっこういいヤツじゃん。
対して主人公は使用人のくせに主人からケーキが貰えなかったって当然のことに腹を立てて泥棒しようとしてクビになるって自業自得で同情の余地がない。
ぶっちゃけ、中学生か高校生くらいの若い人が「自分の周囲」しか知らないから自分の常識だけで作り上げた展開、という感じがする。

でも。
まさにそういう世界観を作ろうとしてるのかもしれないし、「クリスマス」というのは、実はこの世界は異世界ではなく文明が衰退した地球の遥か未来を舞台にしたSFファンタジーなのかもしれない、その伏線が「クリスマス」というワードにあるのかもしれない。
主人公も、貴族の優しさに気が付かず与えられるものは当然と思ってる自業自得のバカに見えるけど、それが成長していくという話なのかもしれない。
そういった深いテーマがありつつ、なろう系ファンタジーでこれを表現しようとすれば、なるほど、この幼稚さは一種のアンチテーゼになってて逆に秀逸ですごく良いと思う。

ただ、それは私の深読みのしすぎで、作者はそこまで考えてないだろうとも思う。
であれば、せめて作者側から「評価してほしい場所」「不安な場所」「納得できてない部分」「どんな感じにしたいのか」とかを書いてくれないと、回答のしようがないかな、と思う。
もし、幼稚さは狙い通りでって場合は、その幼稚な部分が表に出過ぎてるから、ちゃんと本命のテーマにも触れていった方がいいと思う。プロットには幼稚な部分しか見えてこない。
あるいは、幼稚さは狙ったわけではなく未熟が故であるなら、参考タイトルにあるような異世界ファンタジーをしたいと考えているのなら、申し訳ないけれど数行ごとにツッコミが入る。

大筋の流れは前回から一切変わってないように思えるからそこの意見は繰り返しになるので省くけれど、
一点気になったのは、主人公に勇者の記憶があるという事実を女神は伏せていると書いてあるので、私はここがこの作品の面白味だと思うので、伏せていたら前に押し出せないため悪手だと思った。
確かに前回のプロットからスリムになって具体的になったように見えるけど、こういった作品の面白味や魅力が無くなるまとめ方をされてると感じたので、はっきり言って前回のほうが良いと思う。

上記の返信(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの返信の返信)

スレ主 元々島の人 : 1 投稿日時:

ありがとうございます。指摘され初めて幼稚さやおかしい点に気づきました。
クリスマスはケーキ盗難と女神から武器を貰う事2つのイベントに関わっているため変えないと複数箇所におかしな点が出てきます。
後貴族がケーキを振るわないのも確かに普通だと気がつきませんでした。一応、特別ボーナス差し入れみたいな感じで祝日で他の使用人にはあげてるのに、「お前にはあげない」と陰湿な仲間外れがあったからなんですが…
後公開していませんが貴族夫婦の会話で「何であんな役立たずの子雇ったんですか」「あいつはぺこぺこしていてあまり感情的にならず逆らわないからで、きつい仕事をさせても嫌み言っても怒らないから捌け口にもなる」って言うのが理由だったのです。
でも主人公に共感出来ず貴族も悪役に見えなくなってしまうのではやはり変えなければなりません。
後前回ご指摘にあった勇者の記憶をいつ戻すか、と言う事に関しまして、前回では「狩りに使う、から平和のための戦い」に理由が移行してる、と言う事だったので変えましたがこれも良くなかったようです。ありがとうございました。

スレッド: 勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出る

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの返信の返信の返信

>貴族がケーキを振るわないのも確かに普通だと気がつきませんでした。
そこが判断の難しいところで、指摘するに出来ない感じなのだけど、
つまり「そういう幼稚な世界観を現実的に書こう」という主旨なのか、あるいは「現実の中世ヨーロッパをモデルに異世界を作り上げようとした結果」の出来栄えなのか。
前者、「こういう世界観です」なら、それはそれでいいと思う。
後者、「中世ヨーロッパをモデルに作り上げた」のであれば、圧倒的な勉強不足。
知っててわざとやってるなら面白いと思う。

一応指摘しておくと、そもそも貴族の使用人に孤児とかはあり得ない。貴族の家には高価なものがたくさんあるので信用できる人間しか雇わない。中世の時代に「信用できる人物」という基準は基本的に縁故採用。
自分より身分が低い貴族の次男三男とか金持ち商家の娘とか。大航海時代以降の貴族の地位が没落してきた頃だとパート感覚で使用人になれたけど。

でも、
>特別ボーナス差し入れみたいな感じで祝日で他の使用人にはあげてるのに、「お前にはあげない」と陰湿な仲間外れがあったからなんですが…
このあたりの発想が、はっきり言って「平和な日本人の感覚で思いつくモノ」で、「異世界の孤児や貴族の感覚」には程遠いので、設定を変えただけでは解決しないと思う。
だって、使用人とはいえ孤児なんだから自分でなんとかしなきゃ生きていけないわけで、「他人に恵んでもらえなかった」からと言って腹を立てる精神で育ってないでしょう。
「親」や「身近の大人」や「自分を守ってくれる学校や団体や社会といった組織」が当たり前のものとして育ってきた人だから、「他の人は貰えてるのに自分は貰えなかった」で腹を立てるわけで。
孤児だから親はいない、身近の大人ないし自分が属してる組織は貴族の家で信用ならない、主人公はそんな環境にいるんじゃないのかな。
そんな主人公にしてみたら、「自分だけケーキが貰えなかった」なんてのは陰湿でもなんでもない。ああまたいつもの嫌がらせか下らねえな、くらいにしか思わんのじゃないかな?

このシーンは、「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」に説得力があれば成立して、その暴走の結果「問題を起こして使用人を解雇される」となれば問題なくて、そこに「途方に暮れていると女神と出会った」となれば物語は始められる。
スレ主さんが考えられたプロットの最序盤を簡潔に極力短くすると、たったこれだけのこと。
「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」
「問題を起こして使用人を解雇される」
「途方に暮れていると女神と出会った」
これが成立すればいいんですよ。
ケーキとか盗みに入るとか、そんなものはどうにでも変更できるんです。作者本人は「変更したら他の場所で齟齬が出る」と思ってるかもしれないけど、それはこのように本筋を意識できていないから、枝葉の設定に振り回されているだけ。

例えばこう。
「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」
唯一の両親の手がかりである指輪を貴族の息子に盗られた
「問題を起こして使用人を解雇される」
激高して貴族の息子を殴る。結果的に主人公は解雇
「途方に暮れていると女神と出会った」
指輪は捨てられたとき小動物が咥えて森に逃げていったため、解雇された主人公は森に入って指輪を探す。すると見捨てられたボロい社で女神に出会った
スレ主さんは、どうも事前に伏線を張って「あのときの謎少女は女神だったのか」的な演出が好きそうなので、

「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」
唯一の両親の手がかりである指輪を貴族の息子に盗られた
盗られたことに気づかす命じられた仕事をしていると、謎の少女に声をかけられ変なことを言われる。「神気を辿れば勇者とも思えない小僧とな、いや勘違いじゃ。お前はそうやって人に使われて一生を過ごせばいいさ」と、しまいには蹴りを入れられ、主人公が怒ると謎の少女はいなくなっていた。
館に帰ると、自分の指輪がないことに気がつく。主人公の様子をおかしそうに笑ってる貴族の娘が言うには、息子が盗んで捨てたらしい。
「問題を起こして使用人を解雇される」
激高して主人公は貴族の息子を殴る。
貴族の娘は、主人公がそこまで怒るとは思っていなかったため驚いて、主人公は「親がいてなに不自由ない生活を送ってる」と貴族の娘に嫌味を言う。
貴族の父(主人)は、主人公に敵意を向けるが、そこで貴族の娘が主人公を庇う。「私が指輪を捨ててしまえと兄を唆した」と。
事態を把握した貴族の父は冷静になったが、しかし貴族を殴ったのは事実で、結果的に主人公は解雇となる。
「途方に暮れていると女神と出会った」
館を出るとき、貴族の娘が主人公に謝罪した。主人公は「もういい」とだけ答えて、指輪はどうなったのか聞いた。
指輪は捨てられたとき小動物が咥えて森に逃げていったため、主人公は森に入って指輪を探すことにする。どのみち貴族の使用人を解雇された人間なんてどこも雇いやしない。このまま主人公は野垂れ死ぬしか未来はない。
指輪が見つかるとは思ってなかった。死ぬために森に入った。けれど、何の因果か指輪はボロい社で見つかった。見捨てられた古く小さな女神の神殿。そこで女神に出会った。「なるほど、神気が薄れていたのは指輪が手元になかったせいか。私が探していた者はお前に相違ない。どうする、やはり人に使われ一生を過ごしていくか? それは苦痛はあるが楽な人生ぞ。それとも指輪の中の記憶を取り戻すか。さすれば指輪は武器に変化しお前を助けるだろう。だが終わり無い地獄を見るぞ。どうする。小僧」
見つかるわけもない指輪を探し死ぬために森へと入った主人公には、選択肢なんてなかった。

あくまで例えばで書いてみたけど長くなったのはすまん。
個人的に、設定には「貴族の娘」がいるけどプロットでまったく出てこなかったので、主人公が解雇になる最初の切っ掛けを作った人物として、意地悪だけど本当はちょっと優しい子として出してみた。
最序盤なので世界観も少し書きたいところだから、はじめの「盗られたことに気づかす命じられた仕事をしていると」のシーンで、そうだな、森が近くにあるわけだから「林業関係の仕事を押し付けられた」として木材加工してる親方とかに「西の方の伐採か。いや、あっちは手を付けてはならんとお館様に言われてる。なんでも古い神を祀ってる祠があるらしいぞ」なんて会話をすると良い流れかもしれんよね。
木材の流通を通じて世界観の文化レベルを多少書けるし。
とまあ、こんな感じ。

繰り返し念を押すけども、私は
「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」
「問題を起こして使用人を解雇される」
「途方に暮れていると女神と出会った」
この三行から、そしてスレ主のプロットを読んでたぶんこんなことをしたいんじゃないかなって意図を汲み取りながら適当に組み立てただけ。
で、更に長くなるからこれ以上はやらんけど、この「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」の別パターンを考えれば今書いた最序盤の流れをまったく別パターンで組み上げることもできる。
流れはそのままで中身のワードを変えるだけだから、大したことはない。
例えばアダルトに寄せたければ、貴族の息子(30代後半)がホモで主人公に無理やり迫ったとか、それで貴族の娘(年頃)から白い目で見られるとか、あるいは、ストーリー性を演出したければ貴族の娘が主人公に冤罪を着せて息子も騙されて主人公を私刑に追いやり、ところが貴族の娘は主人公を森へと逃す。主人公は知らないが主人公が逃げたその夜貴族の当主が暗殺され「主人公を使って貴族の息子が当主を暗殺した」ということになっていた。とか。

このように、物語が動くポイントまでの流れを数行の要点にして、簡潔に箇条書きにしてみる。
その流れに沿う形で、書きたい内容を盛り付けていく。
そして、そのパターンをいくつか作ってみる。
理想的には、作者のやりたい事パターンと、流行に合わせたパターンと、まったく狙いを外したパターンの3つは作ってみるといい。

なんかずいぶん脱線して求められてもない持論を展開してしまったけども、まあ、聞き流して。
ほんで、
>貴族夫婦の会話で「何であんな役立たずの子雇ったんですか」中略「捌け口にもなる」って言うのが理由だったのです。
ここらへんは上で少し書いたけども、そもそも「乞食になるか盗賊になるか野垂れ死ぬかしか選択がない孤児」に職を与えるって時点で優しいのよ。縁故採用で信用おける人しか雇わないのが普通だから。
だって貴族なんですよ。貴族相手に嫌味言われたくらいでキツイ仕事させられたくらいで怒る使用人なんていませんよ。
これも書いたけど、貴族=その土地の領主だから、その貴族の家を「解雇」になった人間はその土地で再就職なんてできるわけないでしょ。どんな嫌な主人だろうと笑顔でニコニコしますよ。仕事って理不尽で大変なことなんですよ。
そうすっと、別に「捌け口」は孤児じゃなくてもいいんですよ。貴族にとっては。商家の三男とかは領主に逆らったら一族全員野垂れ死ぬんだから、何も無い孤児より従順だと思いますよ。商家の三男は逃げることさえ出来ませんから。
とすると、理由になってないでしょ。「捌け口になるから孤児を雇った」ってのは。
これは提案ではなく私の妄想だけど、
だったら理由は「勇者の転生は予見されていて、何らかの前兆がある。主人公はその前兆がある一人で、勇者かどうかは定かではないが、孤児だし、万が一を思って手元に置くため雇った」とかにしたらいいかなと思う。勇者じゃないっぽいと判断されて雑に扱われていた。その経緯も理由も主人公は知らないのでずっと理不尽な目にあっている。みたいな。

>前回では「狩りに使う、から平和のための戦い」に理由が移行してる、と言う事だったので変えましたが
いや誤解されてる。
「狩りに使う」から「平和のための戦い」へ理由が移行しているので、そこで物語が動いたということが読者にもわかるので、とても良い流れだ、ということを前回書いたつもりだった。
ただそうなると貴族の息子の「使用人に戻れるように口添えしてやる」は主人公には無意味(理由が移行してるので、使用人に戻る必要が主人公にはない)だから、おかしいよね、とは書いた。
だから変更するなら「使用人に戻れるように口添えしてやる」という貴族の息子の発言か、あるいはその発言でも主人公が動くに足る理由は別途作る(私は前回「使用人に戻るつもりはないが勇者として貴族の息子に付き合うことにした」という理由で例を出した)のがいいね、という事。
理由が移行してるのは、むしろ良いところ。

上記の返信(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの返信の返信の返信の返信)

スレ主 元々島の人 : 1 投稿日時:

スミマセン!「仲間Bの貴族の娘」は「主人公の最初の雇い主貴族の娘」ではなく、「別の旅の途中で会う貴族の娘」で、「最初の雇い主の娘」はいわゆる1面的悪役麗嬢です。誤解を招きました。その途中で出会う貴族とその娘である仲間Bは良い人なのです。
挙げられた問題点として「平和ボケした日本人だから孤児の気持ちはわからなくて落差がある、感覚が違う」事や「短縮した3行で言い換えられるプロットを成立させるために別の枝に振り回されてる」等ですが、そうですね、私は友人に「相変わらず波乱万丈な人生送ってるね」なんて皮肉言われた事ありますが、やはり、孤児の気持ちを想像で書くのは難しかったです。決して自分は恵まれてないと言うつもりはありません。また実力努力以前の問題でもあります。どうしても主人公達を孤児にしたい場合はもっともっと出来うる限り身になって考える努力をします。中世貴族の事ももっと調べます。よく言われる「ナローッパ」と言う言葉に知らず知らず甘えていたんですね。後自制心が強い上、立場上簡単にキレる訳に行かない主人公が感情を乱すには、肉親の手がかり等にかかわる物等になにかないとダメですね。ぺこぺこした主人公なのですが孤児はそうするしか生き抜く手段がないため、それが当たり前になって没個性的になってしまいました。色々ありがとうございました。

スレッド: 勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出る

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、屋敷を追い出され万能武器を貰い冒険の旅に(仮)の返信

『前回と比べキャラ紹介の細かい所を表記しました。』これについて、以前よりもキャラの特徴を感じられたのは良かったです。

4人で洞窟にいき敵を倒して洞窟をでていったところまでは分かるのですが、そこからは「~ながら」「~その後」「その度~」といった表現がその後もずっと続いているせいで、一体何が起きているのか、誰が誰やら、第三者にはほとんど分かりませんでした。

もしこのプロットで良い文章が書けそうなら、プロットは本人が分かっていればいいのでどう書いても正解であって、間違いではありません。
繰り返しになりますが、このプロットの書き方が良いとか悪いとかではなく、文章が浮かんできて実際に文章を書けるか書けないか、もし本編を最後まで書けそうならそれはそれでいいのではないかと。

『あと孤児院を救うためお金を貯める事と敵軍と戦う事目的や苦難が2つになり違和感を感じないか』この質問についてですが。

前半に書かれているプロットと違い、情報が第三者にも分かるように整理されておらず、行間を深読みしようにも推測できないくらいの時間経過だったり物語の進行を感じさせるため、内容についてどういった気持ちや読者目線で向き合えばいいのか、そこから分からない状態でした。ごめんなさい。
でもプロットでは書ききれなかった部分が本編ではどう展開されていくのか、読んでみたい気持ちにはなりました。

上記の返信(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、屋敷を追い出され万能武器を貰い冒険の旅に(仮)の返信の返信)

スレ主 元々島の人 : 1 投稿日時:

t様、ありがとうございます。私の文章が雑で伝わりにくく、自分だけわかっている事を書いてしまってすみませんでした。他の方にもそう伝わっていると思います。このサイトはプロット編集はきかず、後は本編を見ていただくしかどういった内容か見た方に伝わりません。今連載開始しておりますのでプロット書き直しではなく、連載をお見せする事でお答えするしかありません。ありがとうございました。後プロットにあるようにキャラの過去や人格の掘り下げは何とか前より多く行いました。

スレッド: 勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、屋敷を追い出され万能武器を貰い冒険の旅に(仮)

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、屋敷を追い出され万能武器を貰い冒険の旅に(仮)

前回と比べキャラ紹介の細かい所を表記しました。あと孤児院を救うためお金を貯める事と敵軍と戦う事目的や苦難が2つになり違和感を感じないか、等。

上記の返信(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、屋敷を追い出され万能武器を貰い冒険の旅に(仮)の返信)

スレ主 元々島の人 : 1 投稿日時:

時間経過についてももう少し伝わりやすく書くべきでした。基本旅は徒歩で交通機関が発達していない世界で町から町へこつこつ移動していくような感じで、どこかに長期滞在したり作中何年も経ったりするわけではありません。1年も満たない話です。

スレッド: 勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、屋敷を追い出され万能武器を貰い冒険の旅に(仮)

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元記事:超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信

まずは、よくあると言っては失礼かもしれないけど、よく見かける なろうファンタジー だと思った。
ひと目みただけで書きたいものの雰囲気がわかるのは良いことだと思います。
物語の「面白いところ」がちゃんとあるのも素晴らしい。作者のやりたいことが先行してなかなか明確には用意できてなかったりするけど、ちゃんと読者が追うべきストーリーがある、追えるものがあるというのは普通の事だと思われがちだけど作り手側としてやれるのは凄いです。
キャラクターの設定もそれぞれが主人公と衝突を生むような設定をしていて、キャラを立たせやすい要素が込められてると思う。

けれど一方で、物語の流れは説明不足で、ところどころでハテナと思う。
大きなケーキを盗むくだりとか(展開に脈略がない。金が全てではないという思想だから窃盗したのかな)、女神が何故か他所の国のイチ領主の重税に困っていたりとか(女神が気にするような事かな?)、貴族の少年に「屋敷に戻してやる」と言われて何故か主人公は同行を許してる(主人公は屋敷に戻りたいの? そうは見えないけども)、そしてそのまま貴族の少年は死んでフェードアウトしてしまうのでそもそも貴族の少年自体が不要になってくる展開。
古代文字アイテムを集めることが旅の目的となるので、これは省略できない大事なことのはずだけど古代文字アイテムが何なのか一切語られていない。

オチは主人公が勇者の記憶を取り戻して、記憶を封印した悪者を倒して終わり。
つまり主人公が「記憶を取り戻していくこと」がこの物語の主旨で、そこに「古代文字アイテム」が関係してくるはずと思うんだけど、
ついでに「女神に与えられた武器」もまたそれなりに重要な要素のはずなんだけど、
それらの単語が出てくるだけで関連性が一切ないので、要素がバラバラで整えられてない印象。

この物語の面白さは「主人公が勇者の記憶を取り戻していくところ」だと感じたのだけど、そこに集中できてない感じがすごいある。
失礼ながら、たぶん作者自身、コレが面白味であるってことに気がついてないんじゃないか、という感じでした。

なので、とりあえず私が何故「記憶を取り戻していくところ」が面白味だと感じたか、ですが。
最初は、主人公は屋敷を追い出されて生きてく(狩りをする・生活費を稼ぐ)ために力を欲したわけだけど、それが女神と出会うことで前世の一部の記憶を思い出し戦うための動機を得る。ようは力を欲する理由が「生きてくため」から「平和と平等のため」に変化してる。
主人公が本格的に旅に出るトリガーが引かれたわけだけど、その原因になってるのが「勇者の記憶の一部を取り戻した」ため。
旅に出るという物語本編が始まる切っ掛けになってる重要な要素が「記憶を取り戻す」という行為なので、
そして同時にラストは「記憶を封印した黒幕を倒す」と、ラストもまた「記憶」に関係することで、
物語の本筋に関係する重要なターニングポイントで「記憶」が関係しており、どう考えてもコレをどう面白くしていくかがこの作品の面白さを左右する展開になってる。
なので、私は「主人公が記憶を取り戻していくところ」がこの作品の面白味だと感じた。

こういう「面白味」が用意できてること自体は素晴らしいし、物語にも利用できている(物語の切っ掛け、ラストの展開など)のだけど、いまいち面白味を押し出せていない。
そもそも女神が勇者の記憶の一部を戻せるなら、女神がもっと頑張りゃ主人公は旅に出る必要はないわけで。
すると、それが出来ない理由が旅をする理由であり、そこもやはり「記憶」に絡めるべきだから、例えば「主人公は孤児院のときから唯一ブローチを持っていた」「それは肉親の手掛かりだと思っていたけど、女神と出会い古代文字アイテムだと知る」「女神は古代文字アイテムを開放すると、主人公は記憶の一部を取り戻した」「女神は古代文字アイテムの力を開放できる武器を主人公に授け、別の古代文字アイテムを入手すれば記憶を少しずつ戻せると言った」とか。
記憶を取り戻せば勇者だった頃の剣技なども戻ってくるから、エンタメ的にはパワーアップアイテムとして機能するし、この「記憶を取り戻す」という行為自体をもっと面白い楽しいものにしなきゃ面白味を押し出せないと思う。

指摘する機会を逃した感があるけど、ぶっちゃけ「万能アンカー」というのも武器の形状が想像しにくいし、説明だけでは何なのかわからない。
>これがあれば強敵とも戦えるから狩りをしてお金を貯められる、
とあるので、なんか凄い武器なんだろう、ということはわかるが、それだけで何なのかはわからない。
ようは鎖のロープみたいなものだと思うけど、「万能アンカー」と言う以上はその役目の本質は「アンカー」であって武器じゃないよね。武器として使ってるだけで。
チェーンアンカーってのは言ってしまえば船の錨と鎖のことだし。
すると、「万能アンカー」ってのは「何でも繋ぎ止めることができるアイテム」という意味だと思うけど、たぶん、スレ主さんはハンターハンターのクラピカとか鎖を武器にするキャラクターを想像したんじゃないかな、と感じる。
それとも「川で再会した女神」からもらった武器だから「船に関わるアイテム」なのであって、何か意味がちゃんとあるのかな。そこはわからないけれども。

他の作品を見てみると、例えば「万能農具」なんてのがあるけど、これはあくまで本筋は街を作ることで「何でも出来る農具で畑作ったりいろいろする」って話で、あくまで「農具」の体は保ってる(と思う)。
あるはい「万能スキル」とか「万能魔力」とか「万能職」とかっていう「万能◯◯」はよくあるけど、そもそもこれらは「スキル」とか「魔力」とか「職」とかそれ自体が如何ようにも解釈できる万能ワードなので、文字通り万能で何でもやってると思う。
けどスレ主さんの場合は「アンカー」なので、あくまで「アンカー」の体は持たないと 関係ねえ状態 になっちゃうと思う。
いろいろ考えられたものと思うけど、ただの武器として使うだけの予定であるなら変更したほうが良いと私は判断するかな。
タイトルにもなってるけど、でも上で解説したようにこの作品の面白味は「主人公の記憶が戻ってくるところ」になっちゃってると思うし、少なくとも現状で「万能アンカー」の「アンカー」っぽさは無いし
>3人で洞窟に行くが案の定敵がいたが、ここでアンカーを初めて使い撃退する。
とあるけど、「撃退する」というだけで活躍してない、つまり目立ってない。「アンカー」らしさで魅力を押し出せてるものではない。
まあ、アンカーチェーンには「絆」という意味もあるらしいから、なんとなくこの主人公に向いてる武器ではあるなーとは感じる。
でも、あくまで「アンカー」という道具の枠内で「万能」って体で考えないとダメじゃないかな。
武器じゃないし、貴族の少年が見て「その武器の力で~」とか言うようなものじゃないと思う。
むしろ「おまえ陸地で錨なんて持ってんのか? バカじゃねえのw」って笑われるようなモノじゃないのかな。

ちょっと長くなりすぎたんで、このへんで。

上記の返信(超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信の返信)

スレ主 元々島の人 : 0 投稿日時:

サタン様、丁寧かつ目から鱗が落ちるご意見、ご指摘誠にありがとうございました。少しお返事が遅れてしまいました。はてなマーク以降の点について1つづつ、かつ総合的にお答えいたします。まず「ケーキをぬすむ」事について、この話は最初主人公はもっと良い心と悪い心で揺れ動く中立的な性格でした。その時点でそのエピソードを作ったため確かに紹介でいかにも善人設定な主人公が盗みをするのはおかしいし説明に書かれた信念と反します。最初はもっと世を恨む設定で常に欲と理性で動くため、「いつか盗みたい、でも駄目だ」みたいな葛藤で揺れ動き自分に負け盗んでしまうのです。しかしその後もっと善人設定に変えた為少しおかしくなりました。後「女神が一領主の事で困っている」「屋敷に戻りたいのは変」「勇者の記憶を女神は戻せないのか」確かにそうです。これらは変えると1から書き直しになるのですが、これは領主を王国または大魔王辺りに変えると少しいいかもしれません。「戻りたいのは~」は私は気づきませんでした。主人公は「無一文よりは意地悪でも食事をくれる人に仕える方がまし」みたいに主人公が考えているみたいに思ってたんですね。確かにおかしいです。誇りより家と食事の方が大事になっている様で。前は「出てってやる!」と言ってケーキ事件の際貴族にパンチを食らわせ出て行く話だったのですが、大人しい性格に変えてしまいました。うーん。あと最も大事な記憶を取り戻す事についてなのですが、確かに女神が記憶の一部を戻せるなら、って言われて初めて気が付きました。でも代替案を用意して下さってありがとうございます。勇者の記憶を取り戻していく速度は「じわじわっと」した感じにして弱虫主人公が地道に力を上げる話にしていました。しかし片鱗として時々ブチ切れます。貴族の息子が殺されたり仲間がピンチになったり貧しい人が虐げられていた時などです。あなたの仰るようもっと物語最大の核心、面白い点としてまとめていこうと思いました。アンカーも少しかっこ悪いので別の武器を考えました。貴族の少年が「戻って良い」と言う話は脈絡がないので却下しなければならないかも知れませんし探検の理由もなくなりますから難しいと思います。ケーキ盗み事件ももっと主人公が一面的でなく多面的葛藤で苦しむ性格でないと駄目と思いました。直せるところは考え直し、それでも駄目なら1から考えます。

スレッド: 超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

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元記事:幻想砂漠(仮題)

細かい部分の説明は省きつつ、ざっと流れを書きました。
SFアクションとロードムービーが半々といった感じでしょうか。
とりあえず、
1)プロットに過不足がないか(あるとしたらどこをどうすればいいか)
2)キャラクターの動きに不自然なところはないか
について、ご意見をお聞かせ願いたいです。
もちろんその他のアドバイスもお待ちしております。
(それとプロローグ掲示板の同題No.7に冒頭を載せているので、よろしければそちらのほうにもご意見を頂けるとありがたいです)

上記の回答(幻想砂漠(仮題)の返信)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

柊木なお様、先日は感想とご指摘、ありがとうございました。
特に文章の指摘のおかげで、私の他の作品でも気になった点が理解できてすっきりしました。
応募も完了して気が楽になったので、プロットを拝見させていただきました。

気になる点も書いていますが、あくまで個人の意見ですので、合わないところは流してくださいね。

<読みながら気になった点>

主人公のクラウが「レーヴの開発部にどうしても戻らなくてはならない理由」が分からないと、主人公に対する感情移入やハラドキが弱い気がしました。

主人公のキャラ立てが弱い気がしました。彼は一体何が得意なんでしょうか?
彼が得意とするもので解決できるようなイベントがあれば良かったです。そうすれば、主人公かっこいいってキャラが魅力的に感じる気がしました。
序盤で主人公が困っている人を助けたりするイベントがあると、主人公は良い奴だって読者に伝わるので(よくある方法ですけど)、読者からの好感度が上がりやすいと思いました。

「クラウは焦り過ぎて気づかなかったが、怪物は実体のない映像に過ぎず、エルが作業を開始してから数分で消える。」のイベントですが、エルの技能の高さと、守銭奴のキャラはよく描かれていて良かった半面、主人公の魅力を下げている気もしました。また、他にちょっと気になるところもありました。守銭奴のエルはお金をもらう約束をしていないのに何故仕事に同行していたのでしょうか? また、エルと組んで仕事をしていたら、彼女の性格は主人公のクラウもよく分かっていると思うんですよ。なのに彼女に仕事の報酬について事前に話していない点が気になりました。なので、今プロットに書かれているやり取りは、初対面~付き合いが浅い者同士なら気にならないかな?って思いました。

「激しい口論になって、アリスは装甲車を出ていく。」とありますが、どうしてでしょうか? 依頼人と喧嘩するなんて、理由が分からないと唐突に感じました。

「レーヴの裏側で進行する巨大な陰謀」を感じさせるだけの前振りや伏線が弱かった気がしました。何かイベントを通じて、誰か死んでいるとか(なぜ殺された?みたいな強い謎を提起できる)、主人公たち以外も不可解な事件で続々と被害にあっている(裏で何かあると読者に気づかせる)などが描かれていれば、世界観的に不穏感が出て良かった気がしました。

「現実の人間にリベレを感染させるというもの」とありますが、レーヴの中での出来事が現実の人間にどう作用するのかプロットでは分からなかったので、後出しの設定のように感じました。

アリスと主人公の関係性が深まるようなやりとりがプロットから分からず、人工知能だと判明したアリスを助ける流れにちょっと共感しづらさがありました。アリスはいい奴だって感じるような何かイベントか、主人公が彼女に恩義を感じるようなイベントが個人的に欲しい気がしました。

<まとめ>

物語の前後で変化が弱く、結果的にオチが弱い気がしました。アリスの真相が分かり陰謀が出てきて情報が出尽くしたけど、冒頭がレーヴの開発部と主人公との関わりがメインな感じなので、陰謀まで解決しないと終わらないプロットになっているような感じがしました。

例えばですが、このプロットの冒頭が「主人公が依頼を受けてレーブの開発に戻りたい」ではなく、「レーヴに関係する不可解な出来事を調べたい」と主人公に何か事情(親友がアリスに気をつけろとメッセージを残してレーヴで死んだなど)があって謎解きのような始まり方だったら、事実が分かった時点で物語の終わった感が強まると思いました。それだったら、謎の解明が話の趣旨のように感じるので、エピローグで事実を公表して陰謀を防いだと説明だけで済むような気がしました。
(※エンタメ作品はミステリーなどを一部例外を除き、冒頭で話の趣旨を仄めかすことが求められているようです)

<良かった点>

・エルの守銭奴の性格やハッカーとしての技能がプロットからも伝わってきました。
・マインクラフトみたいな世界観が面白そうです(家族がプレイしてます)。世界観の設定が緻密ですごいです!

あと、話の組み立て方の練習としてプロの方がお勧めしていたのが、物語の「あらすじ化」でした。御作と同じような陰謀的な小説を場面ごとにあらすじ化すると、私の助言よりも話の組み立て方の参考になるかもしれません。

自分のことを棚上げして色々と書いてますが、何か参考になれば幸いですし、あくまで個人の意見ですので合わなければ遠慮なく流してくださいねー。
読み落としがあったら大変申し訳ないです。
お互いに頑張りましょうね。ではでは失礼しました。

スレッド: 幻想砂漠(仮題)

カテゴリー: SF

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元記事:竜と少女

主人公と恋人が敵同士の設定が好き!
でも溺愛モノも好き!
という思いで二つ思いついたのですが、どっちも好きすぎて決められない……

どちらの方が自分が読みたいと思えるか。
どちらの方が世間の好みに沿っているか。
を教えていただけないでしょうか?

「ここはこうした方がいい」「そもそもこの設定はウケない」といったご助言もお待ちしております。

上記の回答(竜と少女の返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

好みで言ったら案①が好き。
ただ、案①は基本的な舞台背景が書かれてるだけで、メインの話は
>かくして主人公は表向きは竜王の最愛の片割れとして過ごしつつ。
>裏では、正体を隠して竜王の天敵として暗躍するようになる。
この二行だけですよね。
この、「表では最愛のヒロインとして過ごし、裏では天敵として暗躍する」というのがメインの話、本筋であるはず。
それがプロットに二行書かれてるだけで他は前提知識になる舞台背景なので、話の雰囲気はわかるけど、雰囲気しか書かれてないと思う。話は書かれてない。
なので、好みで言ったら①だけど、その雰囲気から想定してる私のイメージと、作者が想定してるイメージでは大きな落差があると思われる。

一方で②は、先に①で舞台背景を書いたお陰か設定が省略されててストーリーがちゃんと書かれてる。
印象で言えばファンタジー世界の童話みたいに思った。
全ての展開においてスケールが小さすぎる。だがそれがこの話の童話たらしめてる魅力だと感じる。
でも、うーん。どうだろう。
ちょっとこっから先は作者がどういう作品を書きたいのかをもっと知らないと正確なことは言えないから、私個人の妄想だと思って聞いてほしいのだけど、
案②はラストから逆算して物語の形状を見てみると、これは「主人公たるか弱い少女が竜王の城を掌握する話」になってると思う。
これは非常に面白いと思う。
序盤は竜王の独断で連れてこられて少女は配下とそりが合わず、雌竜には嫉妬され、敵にも狙われ、危険しかない。
中盤はケンカして離れることになり、町へ戻って人間たちへの見方も変わり竜王ないし竜たちに対しても感情を出せるようになって、少女に精神的な変化がみられる。
終盤は城に敵襲があって危機的状況が訪れ、少女が戻ることで危機を回避し、竜王に約束を取り付け、配下や雌竜たちに自分を認めてもらった。
という感じかな。
中盤の要素が少し弱くて、終盤に具体性がないのだけど、勝手に妄想で補間してみると、終盤では少女が魂の片割れの力を覚醒させて竜王の眷属たちを威圧し少女の指示に従わせて、ぐだぐだ言う雌竜にも一喝し、少女は的確な指示で敵を撃退した。これを見て配下たちは魂の片割れだと認め、少女を「お客様」ではなく「仲間」として受け入れた。
みたいな。
こう考えた場合(作者さんの想定とは違う可能性大だが)、序盤では「少女は竜王以外からは受け入れられてない」ということを強調する展開が欲しいし、そういうエピソードを置いて、けど竜王は少女に優しいので依存していくって感じのほうが良い気がする。
けど、これらを私の妄想だと前置きしたのは、この流れには決定的なミスが一つあって、
それは、この流れはあくまで 一般向け であって 少女向け ではない、ってことなのよね。
だから作者さんの想定とは多分というか確実に違うと思うのよ。特に終盤で魂の力が覚醒して少女無双で問題解決するあたりは、少年にはウケると思うけど少女には、どうなんだろう。わからん。

個人的な好みとして推した案①の方は、前述した通り「物語」が無いので、案②ほど細かく言えるモノがない。
案①を推した理由は、ただただ
>かくして主人公は表向きは竜王の最愛の片割れとして過ごしつつ。
>裏では、正体を隠して竜王の天敵として暗躍するようになる。
このネタが面白そうだ、と思ったのみです。
案②みたいな一個の物語じゃなく、雑誌に1話完結で連載されてる短編集的なノリで「問題」→「暗躍」→「解決」→「イチャイチャ」みたいなパッケージで一種のテンプレシステムを作ってしまったら楽に書けるんじゃないかと思う。
漫画『姫様"拷問"の時間です』みたいな感じをイメージした。
あるいはやはり漫画だが『魔王の秘書』あたり。
こういう、一種の「シチュエーション」が用意されてるだけのネタで、毎回設定なりキャラなりを描写するエピソードを展開して話を紡いでく形式って意味ね。
これら2作の漫画はどっちもコメディで、でもたぶん作者さんはそんなコメディコメディしたものを想定してない気がするので、案①は雰囲気だけ(つまりシチュだけ)が伝わってくるのみで、何をどう書きたいのかが伝わってこなかった。
なので、自分の妄想で補間してしまったので、案①のほうが「個人的に好み」に映った。
そんなわけで、①を推したけど別に①のほうが②より優れてるとかって話じゃないです。

>どちらの方が自分が読みたいと思えるか。
>どちらの方が世間の好みに沿っているか。
>を教えていただけないでしょうか?
個人的に読みたいと思ったのは①。
でも、言ってしまえば ①は設定だけ、②は物語だけ なので、比較できないかな。
世間の好みは、うーん……。
それほど世情に詳しくないけども、正直なとこどちらも「少女向け」ではないと思う。
少女ないし女性向けの作品は、感情というか共感が大事だから、その点で言うと、失礼な事言ってしまうけど「男性が考えた女性向けのネタ」という感じがする。
作者さん男性だろって言ってるわけじゃなく、えーと、エロゲやギャルゲないし乙女ゲーに、なんであんなジャンルの違ういろんな異性がたくさん出てくるのかっていうと、別にハーレムのためではなく、「誰か1キャラくらいはプレイヤーの好みに合う相手が見つかるだろう」って考えが元にある。
作者さんの作品にも、書かれてはいないが竜王の秘書官とか将軍とかいろいろ出てくるのかもしれないが、そういう部分を主旨としていない、共感できる要素が用意された本筋ではない、という時点で「女性向け」というにはちょっと弱いと思う。
でもネタは面白そうだから、一般向けに組み立てたほうが世間ウケはいいんじゃないかなぁ、とちょっと思った。作者さんの作品を読んだことないので、これはあくまでネタだけみて思っただけの話で正確な判断ではないけども。

スレッド: 竜と少女

カテゴリー: 少女向けラノベ

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元記事:すでに最強のヒキニート~ヒキニートは死んでも治りません!~

 主人公と設定以外ほとんど決めていません。
 設定を練っても、物語に落とし込むのがとても下手くそです。
 前作の反省を生かし、主人公が世界観を知っていく過程で、世界観を説明できたらなぁ、と考えています。

上記の回答(すでに最強のヒキニート~ヒキニートは死んでも治りません!~の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

拝見させていただきました。何点か疑問に思った部分について失礼します。
モデルは蟲毒とのことですが、主人公は始めから戦うのを放棄しているような願いを言っていますがこれはよろしいのでしょうか? 神としてはさっさと殺し合って、さっさとケリをつけてくれって感じではないのでしょうか?
そもそもそんなすごい力を持った神が6人もいるならば、自分たちで7人目の神を生み出すことも可能なのではないでしょうか? 設定を見る限り、特に人間を神にしないといけない理由も見当たりませんし。
一番の疑問、戦闘力には関わらない範囲で願いを叶えると言っているのに、主人公が転生してちょー強いドラゴンになっていますが、これはよろしいのでしょうか?
それにドラゴンなんてすごいものに転生させられるならば、神にも転生させるとかできちゃいそうです。

スレッド: すでに最強のヒキニート~ヒキニートは死んでも治りません!~

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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