「春暁や蒼に紛るる星ひとつ」の批評
回答者 みつかづ
c_riverさん。再来失礼いたします。
ウッカリしてコメントに書き忘れておりました。下五「星ひとつ」の上手さ。
「ひとつ」は数を表す名詞以外に、
実は「ちょっと。少ない。僅かな」を意味する副詞でもあるんですよ。
つまり、春暁の時間経過と共に星々の光が少しずつ蒼の中に飲み込まれて
少しずつ見えなくなっていくという時間経過の多義性も含まれています。
もちろん、名詞としての意味で「最後まで凛として残った1個の星」との意味は
そのまま残りますので、動詞「紛る」以外に
ここもダブル含意になっているんですよ。
実に上手い句だなと痺れました。
きっと狙っていらっしゃらないのに複数の多義性になっていますし、
不要な単語も足りてない単語も無いですからね。シンプル・イズ・ベスト。
創作に躓いて上手くいかずに悩む事がありましたら、是非とも
この貴句を思い出していただきたいと私めは思います。
c_riverさんの今までこちらに投句なさった中で、代表句レベルじゃないでしょうか。
以上です。何度も失礼いたしました。
点数: 0
添削のお礼として、みつかづさんの俳句の感想を書いてください >>


出勤時の春暁を詠みました。
宜しくお願いします。