「春風や回転草の繊維街」の批評
添削した俳句: 春風や回転草の繊維街
西住様
お世話になります。「回転草」と「繊維」街という軽いものの取り合わせは、世界観が生まれますね。勉強になります。
しかしコメントにある「荒廃した」が「回転草」からだけでは今ひとつ読めませんでした。理由は「春風」の持つ本意と合わないからです。
また「春風」→「回転草」という因果が見えてしまうのも玉に瑕です。例えば季語を他に斡旋するなら
春陰や回転草の繊維街
また宜しくお願いいたします。
点数: 0
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添削した俳句: 春風や回転草の繊維街
西住様
お世話になります。「回転草」と「繊維」街という軽いものの取り合わせは、世界観が生まれますね。勉強になります。
しかしコメントにある「荒廃した」が「回転草」からだけでは今ひとつ読めませんでした。理由は「春風」の持つ本意と合わないからです。
また「春風」→「回転草」という因果が見えてしまうのも玉に瑕です。例えば季語を他に斡旋するなら
春陰や回転草の繊維街
また宜しくお願いいたします。
点数: 0
添削した俳句: 春雷やどこの神にも正義あり
村井もこり様
お世話になります。まさにおっしゃる通りです。私生活でも私厄介に感じるのは、常に自分が好きな正しいと信じて疑わない前提に立っている人です。
季語「春雷」も絶妙ですね。夏の季語「雷」よりは、穏やかで一時的にであるという本意を持ちますので、戦争に対する村井様の願いを雄弁に語っておりられるように感じました。
一方で「どこの」の措辞が若干散文的に感じました。「も」の助詞も説明的になりやすく、使いどきを選びます。例えば
春雷やよろづの神に正義あり
また宜しくお願いいたします。
点数: 1
添削した俳句: 虚ろなる目刺しは吾をぢっと見ゆ
気まぐれ亭いるか様
再訪です。そうか、ない目が見つめてくるということだったのですね。それはオリジナリティあるかもですね。
鑑賞力不足ですし、コメント欄を読むの忘れておりました😅失礼いたしました。
点数: 0
添削した俳句: 今日の日を忘れないでねクリスマスローズ
白梅様
栄螺の拙句にアドバイスとご提案句をくださりありがとうございます。井上陽水は分かりませんでした。しかしその歌詞のお陰か、皆様に大いに共感していただけて良かったです😆
お句、震災を忘れないために詠むことは詩人とても大切なことだと思います。
しかし「クリスマスローズ」+「今日の日」が、やはりクリスマスを想起させるミスリードになってしまいます。できれば季語は、花言葉ではなく時期(仲春)や本意で選びたいところ。例えば
今日の日を忘れないでねたんぽぽよ
と教科書的にはここまで。白梅様のことですから、どうしてもクリスマスローズが使いたかったのですよね?そのお気持ちは汲みたいです。
遅咲きはなゐのかの日もクリスマスローズ
(「なゐ」は地震の古語です。)
震災を詠んでいると分かった時点で「忘れない」という作者のメッセージは十分に伝わると思いますよ☺️
また宜しくお願いいたします。
点数: 0
添削した俳句: 木の芽吹く街路樹抜ける風変わる
村井もこり様
栄螺の拙句にコメントくださりありがとうございます。「終末論と栄螺の取り合わせがこの上なく良い」との勿体無きお言葉、恐縮です🙇♀️
さて、こちらのお句を選ばせていただきました。十分整っていると思います。「街路樹」が佳いですね。道を吹き抜ける風を自然に感じられます。その上でさらに佳くするためにいくつか。
〇「木の芽吹く街路樹」とつながっているようにも、「街路樹抜ける風」とつながっているようにも読めます。いわゆる「山本山」です。一概にダメとは言い切れませんが、構造を一意に確定させる方が基本です。
〇今の語順ですと、「木の芽吹いた」から「風が変わって感じられた」という因果を感じやすくなります。基本的に俳句は因果を嫌います。
街路樹を抜けゆく風や木の芽吹く
ひとまずこのくらいから。ここから、ご自身で気にされているように類想を避けたければ、季語との距離感を気にされてみると佳いかもしれません。
木の芽×街路樹、同じ植物なので少し距離が近すぎて、読者に既視感を与えてしまうのです。例えば道にあるものだけでも、信号、ガードレール、電線など取り合わせとしての候補は溢れております。是非オリジナリティ溢れる取り合わせを探してみてください。
久しぶりに添削に気合いが入り、長くなりました🙏また宜しくお願いいたします。
点数: 1