「しるこ缶すする寒夜の警備員」の批評
回答者 めでかや
土屋さん、こんにちは。
毎々、お世話になっております。
この句は、会うたびに衰えている母のことを詠んだものです。
当然、君は母のことです。母と書いても良かったのですが
君って誰だろう?。なんて考えさせたくて・・・。
さすがに落ち葉が砕けた様子から老いた母への連想は無理がありましたかね。
当然、君は恋人という意味でなく、大切な人という意味あいで使いました。
また砕けゆくも考えたのですが、動詞の連続は説明臭くなるのではないかと
言うことと、経過描写により一瞬を切り取りたいという私の思いから
砕けた落葉を見た瞬間(過去形)にした次第です。
まだまだ、この辺のさじ加減が私には身に付いていないようですね。
今後ともご指導のほど宜しくお願いいたします。
点数: 1
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季語は「寒夜」
最近、私の住んでいる町はどこへ行っても道路工事をやってるんですが、おそらく休憩中であろう交通誘導の警備員が缶の何かを飲んでいるのを見て、いつもお疲れ様ですという気持ちを込めて作ってみました。
缶コーヒーかもしれないですが、以前プレバトで「しるこ缶」を使った句が「リアリティがある」と高評価を受けていたので使ってみました。
余談ですが、おしるこって冬のイメージでしたが、季語にはなっていないみたいですね(少なくとも私の歳時記&ネットで調べた限りは)。