南風の記憶さんの添削最新の投稿順の31ページ目
「天界と俗界へだつ夏の霧」の批評
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 天界と俗界へだつ夏の霧
いなだはまち様、早速の返信ありがとうございます。
いえいえ、社交辞令などではありません。 「人生の深み」これこそが、私の一番の弱点だと思っているからです。私の場合、ややテクニック偏重になりがちで、安定感はあっても爆発力がない。人選には入れても、地選以上にはパワーが足りない。そこが課題だと自覚しています。
隣の芝生は青いとでも言いましょうか、周りの人が優れて見えてしまいますよね。結局は自分の武器で戦うしかないのだと、最近悟りました。
点数: 1
「蟋蟀の声柔らかく雨上がり」の批評
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 蟋蟀の声柔らかく雨上がり
かこ様、拙句へのコメントありがとうございます。
下五、たしかに検討が必要ですね。あるいは「プールの香」など、嗅覚と取り合わせても良かったかもしれません。
プール帽は音数の関係で迷い、帽子を使いました。
点数: 1
「密を避け壇蜜で抜く夏休み」の批評
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 密を避け壇蜜で抜く夏休み
いなだはまち様へ。貴殿がサイトを去られた件について、親交のあった者の一人として、遅ればせながらコメントさせていただきます。
私も当然、いなだ様がサイトを去ってしまうことは残念ですし、サイトを去るべきだとも思っていません。
ただ申し訳ないですが、貴殿に寄り添うことはできません。事の発端となった、この御句については、確かに”セクハラ”と取られても仕方がないと思います。
まず断っておきますと、いわゆる下ネタ自体がダメと言いたいわけじゃありません。夏井いつき組長も「俳句
でやってダメなことはない」とおっしゃっており、実際に自慰を詠んだ句を人選に選んでいます。
ただ……いなだ様の句は、ダメです。理由は単純で、まったく季語を生かし切れていないから。あの内容を詠みたい気持ちが先に立ち、季語「夏休み」は取って付けたようです。それ故「壇蜜で~」の部分が悪目立ちしてしまい、読んだ人には下品な印象を与えてしまうのかと。
どうしても”自慰”を詠みたいのでしたら、せめて人物の「切ない気持ち」が伝わってくるように表現すべきだと思います。
例)コロナ禍や自慰を貪る夏休み
”季語を生かす”という俳句の基本を忘れ、下品な内容を読みたい気持ちを優先させた結果、しっぺ返しがきたのです。「基本に返りたい」と仰っていた貴殿が、あまりにもらしくない。それが残念です。
ただ失敗は、誰にでもあります。貴殿がすべきは、サイトから去ることではなく、基本に立ち返ったいなだ様本来の句を、私達に披露していただくことかと存じます。俳人はあくまでも”作品で勝負”ということを、私は信じます。
目上の方に対して、若輩者が失礼な物言いの数々、お許しください。私なりのいなだ様へのエールと受け取っていただければ幸いです。
点数: 3
重そうに少女がわたす百合の束
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 百合の前少女笑顔や恋癒し
胡 秋興様、お世話になります。御句について、気になる点が二つあります。
まず「前の」と「恋癒し」という二語が説明的で、書く必要はないと思います。わざわざ「前」と書かなくとも、百合のある光景に少女がいると分かれば済みますし、また恋する少女の笑顔に癒されるという結構ありきたりです。
また「笑顔」「癒し」という直接的な表現は、読者の想像力を掻き立てる余地がなく、俳句の場合は面白みがないとされています。
少女が笑顔であること、また人物が少女に恋していることを”想像させる”描写にした方が良いと思われます。
例)重そうに少女がわたす百合の束
点数: 1
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