俳句添削道場(投句と批評)

南風の記憶さんの添削最新の投稿順の30ページ目

踊り子の恋登山道ほの暗し

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 踊り子の成らぬ恋路の登山道

 そうり様、こんばんは。拙句へのコメントありがとうございます。
 あまり自分の作風というものを意識したことはないのですが(汗)、当時と今とでは俳句の作り方自体が大きく違っていますので、確かに句の雰囲気は異なるように見えるかもしれませんね。

 さて、ご指摘の「へ」か「に」かの問題ですが、これは”キャンバスが”遠いか近いか”によって変わるかと思います。拙句は、キャンバスがすぐ近くにあるイメージでしたので、「に」が適切だと私は判断しました。もし少し離れた場所にあるのなら「へ」を使った方が良いと思います。

 それと御句ですが、「成らぬ恋路」の中七が説明的なのが気になります。ここは映像を加えて、”きっと踊り子の恋は叶わないのだろな”と仄めかす方が、読み手の想像を掻き立てるのではないでしょうか。

 私なら「登山道ほの暗し」と描写します。”成らぬ”の三音分で、まだまだ一工夫できると思われまが、いかかでしょう。

点数: 2

「初めてのランウェイ眩し立葵」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 初めてのランウェイ眩し立葵

いなだはまち様、拙句へのコメントありがとうございます。

散文的とおっしゃるのは、まさにその通りです。まだ俳句の作り方が確立していない頃の作品ですので、このように粗が目立ちますね。

ただ「香を描く」という部分に、詩の欠片を感じていただき、入選できたのでないかと。この拙句は、私の記念すべき(?)俳句ポスト初人選句でした。

点数: 1

「新しい日常X俳句に世良日守」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 新しい日常X俳句に世良日守

かこ様、拙句へのコメントありがとうございます。絵にえがくことで、初めて見えてくるものがありますよね。

今までやらなかったので、次からはやってみようと思いました。

点数: 1

「天界と俗界へだつ夏の霧」の批評

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 天界と俗界へだつ夏の霧

いなだはまち様、拙句へのコメントありがとうございます。

いえいえ、好きに批評なさっていただいて構わないのですよ。なぜ人選句を投稿したかと言いますと、それなりのレベルの句の方が、批評しやすいと思ったからです。また、自分がどのようにして俳句を学んできたか、一度その足跡を辿ってみてもいいのかなと考えましたので。

さて御句ですが、もう少し具体的な映像を足してもいいのかなと感じます。私なら「俗界」を削るでしょうか。この四音分で、まだ工夫できそうな気がします。

点数: 1

曇天の水面や富士の雪解音

回答者 南風の記憶

添削した俳句: 水面映る富士の雪解け見えずとも

 春峯旬草様、よろしくお願い致します。
 俳句の基本として「季語を主役に立てる」ということがあります。雪解けが「見えず」としてしまうと、季語を画面から引っ込めてしまい、主役に立てることができません。

 また「見えず」は説明の言葉で、俳句では説明を嫌うと言われています。

 そう難しいことではありません。句意コメントに「悪天候」とあるので、これをほぼそのまま使えばよいのです。もっと具体的に”曇天”はいかがでしょう。

例)曇天の水面や富士の雪解音

 こうすれば、曇天できっと水面の富士は見えないに違いない。しかし雪解音だけはかすかに響いているという映像になります。

点数: 1

南風の記憶さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

お詫び

回答数 : 3

投稿日時:

ドーナツの形の地雷唐辛子

回答数 : 7

投稿日時:

この島は流刑地だった夕時雨

回答数 : 5

投稿日時:

重ね着す捲りたくなるやうな雲

回答数 : 3

投稿日時:

この音はライト定位置息白し

回答数 : 6

投稿日時:

南風の記憶さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

木の葉持つ泥の詰まった吾子の爪

作者名 晴峯旬草 回答数 : 4

投稿日時:

海しづか夜釣りの灯り沈みけり

作者名 めでかや 回答数 : 1

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秋時雨不意の電話に立ち尽くす

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投稿日時:

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