「スズメ蜂光る樹液を独り占め」の批評
回答者 南風の記憶
添削した俳句: スズメ蜂光る樹液を独り占め
こんばんは。
カタログハウス俳句生活に続き、俳句ポスト「春暖」の人選入り、おめでとうございます。以前、こちらのサイトに投稿された句でしたね。そうり様の熱心さの賜物ではないかと思います。
これから、もっと上達できる方だと思っています。是非とも続けられて下さい。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: スズメ蜂光る樹液を独り占め
こんばんは。
カタログハウス俳句生活に続き、俳句ポスト「春暖」の人選入り、おめでとうございます。以前、こちらのサイトに投稿された句でしたね。そうり様の熱心さの賜物ではないかと思います。
これから、もっと上達できる方だと思っています。是非とも続けられて下さい。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 落第や風に流れぬ雲なくて
そうり様、「コロナ禍」の拙句にコメントありがとうございます。
作為的とのご感想、確かにその通りなのです。このように感覚の良い方だからこそ、そうり様は間違いなく上達されると確信していました。
作為的と感じさせてしまう理由は、おそらく「コロナ禍」という表現が直接的過ぎることと、「コロナ禍」と「夾竹桃」の距離が近すぎることが考えられます。
さて御句ですが、「風に流れぬ雲なくて」という書き方が、描写というより教訓めいており、今目の前の光景という感じがしないのがもったいないと思います。
私なら「落第」を後にして、映像を先に確保擦るでしょうか。
例:どの雲も流れゆく落第の空
また雲をもっと詳しく描写すれば、落第して「どんな気分なのか」も表現できます。
例:落第や雲はこんなにも明るし
(気持ちを切り替えようとしている)
例:落第や雲の切れ間のほの暗し
(不安で先が見えない感じ)
いかがでしょうか。すでに人選入りできる力はあるわけですから、次はもっと細部にこだわるとさらにレベルアップできます。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 青やかに落ちる松葉の潔し
そうり様、ご無沙汰しております。
御句ですが、貴殿の鍛錬の成果がよく表れた句だと思います。特に「青やかに落ちる松葉」の描写がとても瑞々しく感じます。
となると……やはり気になるのが「潔し」でしょうか。なぜこれが気になるかと言いますと、「青やかに落ちる松葉」の中に、すでに”潔い”という意味が含まれるからです。それともう一つ。調べてみたのですが、どうやら松葉だけでは季語にならないようです。ここは季語を一つ入れたらいかがでしょうか。
たとえば……芽吹く頃に吹く風で、「木の芽風」という季語があります。それと「や」を入れて、場面を変えた方が良いかもしれません。
例)青やかに落ちる松葉や木の芽風
もっとストレートに表現するのなら、「青きまま」とする方法もあります。その方が、そうり様の言いたいことは伝わりやすくなります。さらに「落ちゆく」にすると、複数の松葉が落ちていくイメージになります。
例2)青きまま落ちゆく松葉木の芽風
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 大空をすいと過ぎゆくつばくらめ
いなだはまち様、ご無沙汰しております。
御句ですが、いなだ様の句意コメントにある”サブリミナルに感じた”との部分が面白く感じましたので、これをどうにか表現できればと思いました。
例えばですが、つばくらめが「雲に紛れて見えなくなった」とかはどうでしょう? つばくらめを追いかけて空を見上げると、もういなくなっていて、そこには雲の切れ間が(太陽で)光っている。ああ、つばくらめはそこに逃げ込んだに違いない、と。
この頃、仕事だけでなく小説などに手を出してしまい、なかなかこのサイトに来られませんでした。俳句はどうにか続けていきますので、またよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 待ちこがれ四季咲薔薇の紅白桃
colo様、こんばんは。
御句ですが、句意コメントを読まないと、ちょっと意味が伝わりづらいです。ただ表現したいことは春らしく素敵ですので、何とか形にしてみます。
まず上五の「待ちこがれ」というのを具体的に。庭の手入れの話、素敵じゃありませんか! これをぜひ入れましょう。
それと「紅白桃」と直接的に書くのではなく、「とりどり」と書いて、読み手に想像させた方が味わい深くなります。
例)咲く薔薇のとりどり庭の手入れ果つ
「果つ」とは”終わった”という意味です。春が来るのを待ちこがれながら、庭の手入れがようやく終わった。そしてとりどりの薔薇が咲いた。ああ、やっと春がきたんだ……と、こういう意味になります。
点数: 0
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