俳句添削道場(投句と批評)

幸福来々さんの添削得点の高い順の7ページ目

「山霧や幽かに響ける鳥の声」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 山霧や幽かに響ける鳥の声

コメント失礼します。

上五を季語+「や」と中七下五でワンフレーズの取り合わせの写生句だと思いますが、「季語と内容が近い」ということにならないと思いますよ。
『水墨画の深山幽谷的なイメージ』を私は持つことができました。

写生句として気になる点は、『水墨画の深山幽谷的なイメージ』とおっしゃってますように、『山霧』は遠景を想像しますから、「山霧を鳴く鳥の声」で十分鳥の声が『幽かに響ける』気がしますね。

わざわざ『幽かに響ける』と書くことによって、作者はこの山霧の中にいるのかな?って思ってしまいました。

すみません。
『基本四型で写生句/取り合わせの練習句』とおっしゃっているので、あまり役に立たない指摘かもしれません。

ま。あと、いちいち言われたくないと思いますが、中八になってるので、「幽かに響く」で良いと思います。

点数: 2

「父ちゃんはどこへ行ったの星月夜」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 父ちゃんはどこへ行ったの星月夜

コメント失礼します。

星月夜の沢山の星と独りの対比でせつなすぎる句になってると思いますよ^^;
お父さんの死も予見させられます。

点数: 2

「あなたにはそのほうがいい雪の夜」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: あなたにはそのほうがいい雪の夜

コメント失礼します。
『には』と『その』が利いてるとてもいいフレーズで、優しい俳句だなと思いました。
が、お別れの句なんですね。
私は、お母さんが自分の退職や進路を案じてのアドバイスを想像してしまいました。

季語とフレーズのガチンコ勝負なんで、お別れの句にするにはどういう季語を選ぶべきなんですかね。
フレーズ的にまだ二人が屋内の空間に一緒にいる気がして、私『には』都合悪いけどね!感が薄い気がするので、帰り道にしてみたらどうでしょう。

「あなたにはそのほうがいい」帰路の雪

点数: 2

「福寿草儲かる本を残し父」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 福寿草儲かる本を残し父

『去年今年』の句のコメントありがとうございます。
最近質の悪い男と別れて、こんな感じのこと一生やってくのかな?と思ったので、端女郎もこんな感じじゃなかったのかと想像で詠みました。

さて、本句ですがお父様が生きていらっしゃって、元旦からバリバリ働いていらっしゃることを喜んでいると読みました。

理由は以下のとおりです。

季語『福寿草』は元日草とも呼ばれ新年をめでたいとする季語である
・誰かが本を残したという情報だけで、父が故人であると断定できない

まず、お父様が亡くなっていることは、『残し』を「遺し」とすれば解決です。
あと、お父様が努力なされたことを表すためにも、『儲かる』ではなく「儲ける」を使うべきです。
勉強的に言うと自動詞と他動詞いいますが、他動詞を使わないと「勝手(自動的)にそうなる」という雰囲気が出てくるためです。

添削というか、「お父様の努力のおかげで、今年もまた私達は、めでたく新年を迎えられます」という私の解釈の提案句は以下のとおりです。

・父遺す儲ける本や福寿草(原句に近い形)
・福寿草ひかる亡父のビジネス書

調べると「手沢本」という故人の愛読書という意味の便利な言葉がありましたので、本だけクローズアップした無季の句。
・マーカーの引かれし父の手沢本

点数: 2

「あなたにはそのほうがいい雪の夜」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: あなたにはそのほうがいい雪の夜

再訪すみません。

短歌をお勧めされている方がいますが、私はこういう俳句好きですし、十分鑑賞できると思いますよ。
短歌も楽しいですけどね。

プレバトの夏井いつき先生が「季語の力を信じろ」いつも言っているように、季語には心のヒダを表現できるようなものはいくつもあります。
それを探し出すのは大変ですが、諦めず表現者として作句していただきたいです。

俳句の修行は多作多捨といい、そもそも良い句はポンポンできるものではありません。
また、他人の句をたくさん鑑賞し、いいところはパクリ悪いところは真似しないようにするのも勉強です。

お互い頑張りましょう。

ちなみに私がこの句を短歌にするとしたら、以下のとおりです。

もう会わない方がいいよと言ったけど未だに化粧落とせずにいる

点数: 2

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