「赤い目で睨む先には杉の花」の批評
回答者 幸福来々
添削した俳句: 赤い目で睨む先には杉の花
一応補足しておきますと、春の季語「杉の花」の傍題として、「杉(の)花粉」「花粉症」が歳時記
に載っているものがあるという話で、まだ数は少ないです。
先生に突っ込まれたら、そう言ってください。
【プレバトの例句&解説】
https://www.mbs.jp/mbs-column/p-battle/archive/2020/02/22/019813.shtml
点数: 1
回答者 幸福来々
添削した俳句: 赤い目で睨む先には杉の花
一応補足しておきますと、春の季語「杉の花」の傍題として、「杉(の)花粉」「花粉症」が歳時記
に載っているものがあるという話で、まだ数は少ないです。
先生に突っ込まれたら、そう言ってください。
【プレバトの例句&解説】
https://www.mbs.jp/mbs-column/p-battle/archive/2020/02/22/019813.shtml
点数: 1
回答者 幸福来々
添削した俳句: あなたにはそのほうがいい雪の夜
コメント失礼します。
『には』と『その』が利いてるとてもいいフレーズで、優しい俳句だなと思いました。
が、お別れの句なんですね。
私は、お母さんが自分の退職や進路を案じてのアドバイスを想像してしまいました。
季語とフレーズのガチンコ勝負なんで、お別れの句にするにはどういう季語を選ぶべきなんですかね。
フレーズ的にまだ二人が屋内の空間に一緒にいる気がして、私『には』都合悪いけどね!感が薄い気がするので、帰り道にしてみたらどうでしょう。
「あなたにはそのほうがいい」帰路の雪
点数: 2
回答者 幸福来々
添削した俳句: イヤホンのクール沁みいる冬田かな
はじめまして。
『去年今年』の句のご指摘があまり理解できませんでした。
野暮は遊郭で、「センスのない男客」という意味で、泣くは「喘がされる」という意味です。
そして、「泣かない」と言うことにより、いつもは泣いてるということを想像させたことにより、なぜ『去年今年』の季語が尚活かされるのかがわかりません。
さて、本句ですが私は以下のように読みました。
冬田の前では、イヤホンの冷たさをなお感じてしまうほど、私の心が疲れてる。
コメントでおっしゃっている句意どおりに読むのは難しい気がします。
理由は、以下のとおりです。
・『冬田』の本意は、稲を刈り終わっただけでなく、緑が枯れ果ててもうなくなっってしまった田である
・『イヤホンのクール』と『冬田』で冷たさを連想させる
・『沁みいる』からの『冬田』が悲観・悲壮感を連想させる
ジャズを聴いて足取りが軽かったのか、それとも沁み入るような感慨があったのかちょっとわかりませんが、単純に「ジャズ」と『冬田』の取り合わせ面白いと思いました。
添削というか、提案句としては
【原句に近い】
・イヤホンのジャズの沁みいる冬田かな
【クールを具体化】
・イヤホンのジャズのスイング冬田道
【具体的な曲名に託す】
・sing sing sing奏でるイヤホン冬田道
点数: 5
回答者 幸福来々
添削した俳句: 福寿草儲かる本を残し父
『去年今年』の句のコメントありがとうございます。
最近質の悪い男と別れて、こんな感じのこと一生やってくのかな?と思ったので、端女郎もこんな感じじゃなかったのかと想像で詠みました。
さて、本句ですがお父様が生きていらっしゃって、元旦からバリバリ働いていらっしゃることを喜んでいると読みました。
理由は以下のとおりです。
・季語『福寿草』は元日草とも呼ばれ新年をめでたいとする季語である
・誰かが本を残したという情報だけで、父が故人であると断定できない
まず、お父様が亡くなっていることは、『残し』を「遺し」とすれば解決です。
あと、お父様が努力なされたことを表すためにも、『儲かる』ではなく「儲ける」を使うべきです。
勉強的に言うと自動詞と他動詞いいますが、他動詞を使わないと「勝手(自動的)にそうなる」という雰囲気が出てくるためです。
添削というか、「お父様の努力のおかげで、今年もまた私達は、めでたく新年を迎えられます」という私の解釈の提案句は以下のとおりです。
・父遺す儲ける本や福寿草(原句に近い形)
・福寿草ひかる亡父のビジネス書
調べると「手沢本」という故人の愛読書という意味の便利な言葉がありましたので、本だけクローズアップした無季の句。
・マーカーの引かれし父の手沢本
点数: 2
回答者 幸福来々
添削した俳句: あなたにはそのほうがいい雪の夜
再訪すみません。
短歌をお勧めされている方がいますが、私はこういう俳句好きですし、十分鑑賞できると思いますよ。
短歌も楽しいですけどね。
プレバトの夏井いつき先生が「季語
の力を信じろ」いつも言っているように、季語には心のヒダを表現できるようなものはいくつもあります。
それを探し出すのは大変ですが、諦めず表現者として作句していただきたいです。
俳句の修行は多作多捨といい、そもそも良い句はポンポンできるものではありません。
また、他人の句をたくさん鑑賞し、いいところはパクリ悪いところは真似しないようにするのも勉強です。
お互い頑張りましょう。
ちなみに私がこの句を短歌にするとしたら、以下のとおりです。
もう会わない方がいいよと言ったけど未だに化粧落とせずにいる
点数: 2
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