俳句添削道場(投句と批評)

ヒッチ俳句さんの添削最新の投稿順の146ページ目

「引つ越してまだ荷解きせず寒雀」の批評

回答者 ヒッチ俳句

添削した俳句: 引つ越してまだ荷解きせず寒雀

こんにちは。
こちらの句も読ませて頂きました。
引っ越して来た家の庭に寒雀が群がっていたので、荷解きを忘れつい見惚れてしまった。その光景に、この家にしてやはり良かったと安堵している作者が浮かびます。
「引つ越してまだ」の(て)と(まだ)は必要でしょうか。
中句の荷解きがあるので、引っ越して来たばかりであることは分かると思います。

引つ越しの荷解きせぬまま寒雀

「荷解き」は、原句と同じく「にとき」です。「にほどき」ではありません。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

「いつのまに母の眼差し冬すみれ」の批評

回答者 ヒッチ俳句

添削した俳句: いつのまに母の眼差し冬すみれ

おかえさんこんにちは。
久しぶりにコメントさせて頂きます。
御句読ませて頂きました。
私には分かりすぎるくらい、伝わりましたよ。人は子供を生んで初めて親の心が分かると言います。さきさんの娘さんは、今その言葉を噛み締めておられるのではと思います。と同時に、娘さんもいつの間にか母親の顔になっておられるのではと思いました。娘さんを見て頼もしくもあり、我が娘として、誇らしく思えたのではないでしょうか。
御句に於ける「母」は人称ではなく、
普遍的な母親を意味する「母」です。
俳句の一人称問題とは事を異にすると私は思います。
親の愛情に満ち溢れた、いい句と思います。

話が変わりますが、このサイトのシステムの件、
私はせっかくの人様のコメントを読み忘れしない様に、自句に寄せられた回答数(句の下に表示されている)を覚えています。
例えば、昨日より回答数が増えていれば誰かがコメントを入れてくれたことが分かります。たとえそのコメントが後ろに潜っていても探せばすぐに見つけられます。
この様に各自がせっかくの人様のコメントを極力スルーしない様に努力するしか仕方ないのかなあと思います。
さきさんの他人への優しいお気遣いは分かりますが、現実の問題としてなかなか前の人の事にまで気を遣うことは難しいのではと思います。
またよろしくお願いいたします。

点数: 4

「牡蠣鍋や湯気の向かふに笑み溢れ」の批評

回答者 ヒッチ俳句

添削した俳句: 牡蠣鍋や湯気の向かふに笑み溢れ

こんにちは。
御句読ませて頂きました。
整っていていいと思います。
下句をより良くするために、いるかさんは「人物」を追加されました。
私は「産地」を入れてみました。

牡蠣鍋や湯気の向かうに能登の海
牡蠣鍋や湯気の向かうに志摩の海

古語で、向こうは「向かう」かと思いますが、、
よろしくお願いいたします。

点数: 1

「死す山羊の細き眼や氷る月」の批評

回答者 ヒッチ俳句

添削した俳句: 死す山羊の細き眼や氷る月

いるかさんこんばんは。
御句の鑑賞をしている間に、先にコメントされてしまいました。
仔犬の目の句にコメントありがとうございました。
庭の雀の動きに釘付けとなった仔犬です。
さて御句読ませて頂きました。
山羊の死に何とも言えない寂しさを覚えます。それも野生ではない飼っていた山羊ですからねぇ。氷る月と合っていると思います。
「死んでしまった山羊の眼」と言う表現もいいのですが、私はその山羊の今際の際を表現してみようと思います。

月氷る死に行く山羊の目の細き

またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「児童書の多き書店や春を待つ」の批評

回答者 ヒッチ俳句

添削した俳句: 児童書の多き書店や春を待つ

慈雨さんこんばんは。
いつもありがとうございます。
拙句、仔犬の目の句に温か~いコメントありがとうございました。
いるかさんのコメントにもありましたが、
「まばたきも」の「も」ですが、仔犬の状態を表現するのに必要だったからです。
まばたきだけであれば「まばたきせぬ」で済みますね。でもそれ以外の状態の含みは無いように思われます。実際の仔犬は、身じろぎもせず、いわゆる固まった(笑)状態だったからです。その辺りのニュアンスを込めて「も」を入れました。
しかしながら、目の念押しのことも含めてご提案を参考に推敲致しまする。
ありがとうございました。
御句も読ませて頂きました。
店舗型書店が少なくなるなか、この書店のある地域は子供さんの多い地域かなと思いました。やはり子供が多いと街に活気がありますよね。街の活気と季語「春を待つ」が相まって明るさのあるいい句と思います。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

ヒッチ俳句さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

母の指撫でて山椒の芽がにほふ

回答数 : 15

投稿日時:

偉作てふ先達ありて春の道

回答数 : 24

投稿日時:

下馬評の高きポン菓子下馬の春

回答数 : 8

投稿日時:

痛烈に葱が嫌いな裏の犬

回答数 : 16

投稿日時:

ゆるりゆる歩む行路や春の泥

回答数 : 19

投稿日時:

ヒッチ俳句さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

秋晴れや地球をくるむ青は是

作者名 ささゆみ 回答数 : 3

投稿日時:

元旦や集いし家族みな笑顔

作者名 中村あつこ 回答数 : 4

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藤の花陽射し織りなす薫かな

作者名 博充 回答数 : 2

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