「春風や工事現場の話し声」の批評
回答者 みつかづ
添削した俳句: 春風や工事現場の話し声
初めまして。もんこさんの俳句を拝読しました。
良い句ですね。建築現場の活気が感じられます。
以下に気になる点を挙げます。
1:「話し声」が具体的ではない
打ち合わせの声なのか、指示の声なのか、ただの喋り声なのか
2:季語「春風」と下五「話し声」の乖離
春の風は時として強風になりますが、それでも聞こえる様な話し声だと騒音レベルの喋り声になってしまいます。
建築工事の進捗はどんな様子でしょうか?
それに合わせて季語を変えると更に良くなりそうです。
進捗に合わせて、以下の様な添削が考えられます。
①工事が着工間も無く→春兆す建築員の「よし、やるか」
②工事が丁度半ば頃 →春半ば建築員の合図声
③工事が竣工の間近 →夏近し建築員の「異常無し」
いかがでしょうか?
新しい句を楽しみにしております。
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