「葉柳や楊貴妃の脱ぎし羽衣」の批評
回答者 慈雨
添削した俳句: 葉柳や楊貴妃の脱ぎし羽衣
るる様、こんばんは。
とても面白い視点の一句ですね。風情があります。
ただやはり、なお様もコメントされているようにリズムの悪さが鑑賞の邪魔をしている気がします。
せっかくの綺麗な内容の句ですので、五七五で気持ちよく読みたいですね。
ゆきえ様の「楊貴妃の脱ぎし羽衣夏柳」、負乗様の「楊貴妃の残す羽衣夏柳」、いいですね。
私の鑑賞が浅いせいかもしれませんが、「脱ぎし」は必要な措辞でしょうか?
「来ている羽衣ではなく脱いだ羽衣なんだよ」と強調する必要があるかどうか…。
葉柳を見て楊貴妃の羽衣みたいだと感じた(という句意であってますかね?)
ーーそのままで十分詩になるような気がしました。一物仕立てになっちゃいますが、
・楊貴妃の羽衣みたい夏柳
・楊貴妃の羽衣だらう夏柳
なんて形もアリかもしれません。
またよろしくお願いいたします。
点数: 1