俳句添削道場(投句と批評)

いるかさんの添削最新の投稿順の356ページ目

「自転車に風の重みや春疾風」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 自転車に風の重みや春疾風

ゆきえさん、こんにちは

御句拝読しました
あぁ、ありますよね
突風で全然支店者が進まないこと(笑
これなら歩いた方がまだ早いや、と降りて押してみたり、、

さて本句、風という実体のないものに重みを感じるという感覚が面白い一句ですね
ただ措辞として「風」に重複感を感じるところや、春疾風が吹いているから風に重みを感じるよといった散文/因果感が少し感じられました
ここは自転車を省いて重みにフォーカスしてみてはどうかと思いひとつ
 春疾風重みは老父一人分

今後ともよろしくお願いします

点数: 2

「蝋梅に水仙鈴蘭魔女の庭」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 蝋梅に水仙鈴蘭魔女の庭

千秋さん、こんにちは

御句拝読しました
これはこれは可憐な花たちが実は毒があるというのはよくある話ですよね
そのような綺麗で過激な様を魔女の庭とするのには風情があると思います

ただ、やはり並列で並べてしまっている分、季語一つ一つに焦点が合わずぼんやりと毒だけが浮かび上がってくるでしょうか
ここはどれか一つだけでもその華麗で過激な要素は詠えると思うのでフォーカスを合わせてみるのもよいかと思いました
 水仙の香れる魔女の薬かな

水仙は一般的には毒ですが上手く使うと薬にもなるみたいですね
今後ともよろしくお願いします

点数: 1

「溜め池へ園児のこぶし薄氷」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 溜め池へ園児のこぶし薄氷

独楽爺さん、こんにちは

御句拝読しました
本句、溜池へとすることでこぶしに動詞が伴わなくとも振り下ろして薄氷を割っているのが彷彿とさせますね
巧いと思いました
このままいただきます

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

「淡雪やシャッター街の史跡標」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 淡雪やシャッター街の史跡標

田上大輔さん、こんにちは

御句拝読しました
本句、淡雪と時代の流れに逆らえず儚くも閉店してしまったシャッター街とが響きあっている切ない一句ですね
景も自然に確保されており巧い一句だと思います

あと、あえていうとすれば史跡標が少し浮いているでしょうか
五文字あればもう少し儚さを追加できるかもしれないと感じました
 淡雪やシャッターで満つ街の跡

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

「暗闇に炎回るやお水取り」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 暗闇に炎回るやお水取り

感じさん、こんにちは

御句拝読しました
うーん、お水取り難しいお題ですね、、
どうしても例のお松明の振り回すシーンが彷彿としてくるのでそれを描きがちですが、そうすると類想感から逃れられない感じがします
私も提案句を考えてみましたがうまく類想から逃れられませんでした
 火天舞ひ闇を祓いてお水取り

いっそ、全然別の角度から二物にするとよいかもですね、、
今後ともよろしくお願いします

点数: 1

いるかさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

春愁やピザのチーズはさびしんぼ

回答数 : 10

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回答数 : 15

投稿日時:

退職や散るを惜しみし花巡り

回答数 : 15

投稿日時:

七の段苦手なままで進級す

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投稿日時:

せせらぎの陽の光ごと芹摘みぬ

回答数 : 12

投稿日時:

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気が沈む初夏の太陽黄支子

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作者名 ささゆみ 回答数 : 2

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園庭を幼なの走る蝶の昼

作者名 久田しげき 回答数 : 1

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