俳句添削道場(投句と批評)

鈴屋いるかさんの添削最新の投稿順の53ページ目

「若葉風私の心を連れてゆく」の批評

回答者 鈴屋いるか

添削した俳句: 若葉風私の心を連れてゆく

かりんさん、はじめまして

御句、とても爽快感のある句ですね
「連れてゆく」の終わりも余韻を伴っていると思います

ただ、少し観念的で景が見えづらいのが気になりました
俳句は短い詩ですからなかなか言葉で万人に気持ちを伝えるのが不得手なので、そこを共感を呼ぶイメージに託してみるという手法が良く取られます
まだ少しぼんやりしていますが以下に一句詠んでみます
・若葉風に背中押されて歩みをり

また、メッセージに近い別の光景に季語をエッセンスとして響かせてみるのも面白いと思います
・靴紐を新たに結び若葉風

点数: 0

「秋の蝶同僚の治癒祈りけり」の批評

回答者 鈴屋いるか

添削した俳句: 秋の蝶同僚の治癒祈りけり

マサトさん、こんにちは

御句につきまして「けり」の問題は皆さんから出てますので、他に少し気になった点としては、中七の窮屈感でしょうか
前句は言葉を変えづらい「ポストのチラシ」だったので良いかと思いますが、今回は「同僚」の4文字辺りを「仲間」「友」(ありうべき嘘込みですが)で絞れば助詞を入れられると思います
#あと、これは別にいいのですが「治癒を祈る」にも若干の違和感が、、
・秋の蝶仲間の復帰を祈りをり
・秋の蝶友の治りを祈りをり

ちなみに自分の行動に安易にけりを使うのは私もやらかしました(笑

点数: 1

「生垣の角揃えたる文化の日」の批評

回答者 鈴屋いるか

添削した俳句: 生垣の角揃えたる文化の日

大さん、こんにちは
文化の日に庭の手入れとはまた風流ですね
自分は集合住宅住みなので庭がある家は憧れです

御句につきましては隙のない構成のように感じました
そのままいただきます
また、「たる」にこだわりも感じますね(笑

点数: 1

秋晴れの此度の富士やのぞみ号

回答者 鈴屋いるか

添削した俳句: 秋晴れのこの富士初めてのぞみ号

駒川義輝さん、こんにちは
新幹線や飛行機で富士の近くを通る時はついつい見てしまいますよね
季節時間帯によって違う顔の富士にいつも雄大さを感じます

さて、御句ですが中七下五に少し窮屈感を感じました
少し緩めて切れ字で詠嘆するバージョンを詠んでみました
よろしくお願いします

点数: 0

息子発ち行きし列車や散る色葉

回答者 鈴屋いるか

添削した俳句: 振り向けば辺り一面曼珠沙華

舞矢愛さん、こんにちは

御句、曼殊沙華の美しい景が浮かびますね
お悩みポイントの正解自体は極論誰にも出せないものだと思いますし、あえて出せるとすれば作者のみではないかと思います

とはいいつつ、読者としての感想としましては「曼殊沙華」は天界/彼岸の花のイメージがあるので少し故人や死のイメージが付きまといますね
また、コメントではとても詩情のあるエピソードなのですが句のみですと少し伝わりづらい感じでしょうか
それらを踏まえて詠んでみました

点数: 0

鈴屋いるかさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

鳥の巣を今年も宿す大樹かな

回答数 : 10

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トマト捥ぐ時を定める赤さかな

回答数 : 4

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栗咲くや空にふわりと雲流れ

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焼き鯖の焦げし斑を箸で割り

回答数 : 11

投稿日時:

薫風や箱根街道杉並木

回答数 : 6

投稿日時:

鈴屋いるかさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

夏萩や君の面影たどる午後

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梅雨入りのするかしないか庭いじり

作者名 やす 回答数 : 0

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淹れたてのコーヒーの香や雪さらり

作者名 友也 回答数 : 1

投稿日時:

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