「日向ぼこ友と話した昼下がり」の批評
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 日向ぼこ友と話した昼下がり
鴈山蘇栂さんこんにちは。
御句ですが、日向ぼこという季語に昼という情報は入っているので、書かない方がいいと思います。
書くとしても、コメントにあるように昼休みとすれば学校の風景が出てくると思います。
「話した」というのも少し漠然としていますね。
・「日向ぼこ友と昼休みの窓辺」
点数: 1
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 日向ぼこ友と話した昼下がり
鴈山蘇栂さんこんにちは。
御句ですが、日向ぼこという季語に昼という情報は入っているので、書かない方がいいと思います。
書くとしても、コメントにあるように昼休みとすれば学校の風景が出てくると思います。
「話した」というのも少し漠然としていますね。
・「日向ぼこ友と昼休みの窓辺」
点数: 1
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 冬の朝布団で聴きたる雨音
大さんこんにちは。
御句ですが、実は「布団」というのは冬の季語なので「冬の朝」との季重なりになっております。
あと、中八、下四という破調になってますが、この内容であれば出来るだけ五七五に収めたいですね。
・「雨の音聴きたる朝の布団かな」
・「雨の音布団の中で聴く朝(あした)」
直してて思ったんですが、「音」とあるので「聴く」が必要なのか気になりました。
この句の場合は捨て石として必要なのかな。
まあ、俳句を詠むには実感が大事ですから、一応このままで。
次回も楽しみにしてます。
点数: 2
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 下校時の長き影なり冬茜
緑のおじさんさんはじめまして。
よろしくお願いします。
御句を読んだときに気になったところが2点あります。
まず、「下校時」というのが若干説明くさいところです。
2つ目は「なり」という助詞です。基本的に名詞に終止形の形でつく場合は断定になると思うので、この句の内容には合わないんじゃないかと思います。
私もまだ勉強中ですので間違っていたらご指摘ください。
どちらにしろ「なり」という堅い言葉じゃなくていいと思います。
冬茜という季語は無難な選択ではないでしょうか。
「下校」という言葉と時間の情報がかぶっているので、もっと良い季語はあると思います。
例えば「冬めく」「凩」「冬紅葉」など。
御句の内容的には何をいれても成立すると思います。
一応「冬茜」のままで添削してみます。
・冬茜下校の子らの影長し
・影長く下校する子ら冬茜
次回も楽しみにしてます。
点数: 1
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 子を抱きてうたた寝少し照紅葉
中野泰道さんはじめまして。
よろしくお願いします。
御句ですが、「少し」という言葉が気になりました。
この言葉は情景描写に乏しく説明感があります。
簡単に言えば、文字数合わせで使っているように見えるということです。
照紅葉という季語は美しいですね。
興味深い季語選択だと思います。
・「照もみじ子を抱きながらうたた寝す」
次回も楽しみにしてます。
点数: 0
回答者 つちや郷里
添削した俳句: 黄落の車道に跳ねてビーズごと
コウさんこんにちは。
御句
「ビーズをこぼしたように見えた」ということは「ビーズごと」は「ビーズの如く」という意味でしょうか。
「如」は動詞か、名詞+のに付くものだと思うので、名詞にそのまま付けるのはおかしい気がします。
それと、「黄落」という季語は既に落ちてしまっている葉っぱのことを言うのか、やや疑問です。
歳時記や辞書には「木の葉が黄色く色づいて落ちること」とあり、私の解釈では木の葉が枝から離れる瞬間やひらひらと落ちていく様子をイメージしました。
地面に落ちている葉が風でビーズのように跳ねているという映像を描写するために車道という情報は省きます。
・「風に舞う落葉ビーズのごと跳ねる」
あるいは、黄色い葉がまるでビーズがこぼれるように落ちていくというのはどうでしょうか。
・「黄落すビーズこぼるゝ如く落つ」
次回も楽しみにしてます。
点数: 1
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