「十七夜食む落雁やほろほろり」の批評
回答者 はや
添削した俳句: 十七夜食む落雁やほろほろり
落雁と月、いいなあと思いました。「ほろほろり」も好きです。「ほろほろ」じゃなく「ほろり」なのが、口の中で儚く消えていくかんじをよく表しているなあと思いました。
一点だけ気になったのは、落雁を「食む」という表現です。私だけの感覚かもしれませんが、落雁って「食べる」というより「口に含む」かんじなのかなと思っていて。
十七夜らくがん口へほろほろり
はいかがでしょうか。
点数: 2
回答者 はや
添削した俳句: 十七夜食む落雁やほろほろり
落雁と月、いいなあと思いました。「ほろほろり」も好きです。「ほろほろ」じゃなく「ほろり」なのが、口の中で儚く消えていくかんじをよく表しているなあと思いました。
一点だけ気になったのは、落雁を「食む」という表現です。私だけの感覚かもしれませんが、落雁って「食べる」というより「口に含む」かんじなのかなと思っていて。
十七夜らくがん口へほろほろり
はいかがでしょうか。
点数: 2
回答者 はや
添削した俳句: 教室の机の花びん秋澄めり
教室の花瓶にも爽やかな秋を感じるなあ…の句かと思ったら違うのですね。コメントを読んでびっくりしました。
私には分かりませんでしたが、同じような経験のあるなおじいさんには初読で伝わったとのこと、伝わる人にはしっかり伝わる句なのかもしれません。
なおじいさんがご自身の経験から「悲しさとかなくて、あまり事態が飲み込めていなかった」と書かれていましたが、げばげばさんもそんなお気持ちだったのでしょうか。深い悲しみとか死を身近に感じた怖さとかとは違ったのかな、それが分かりやすい季語を避けた理由なのかなと思いました。
「秋日和…」の添削ありがとうございました。
皆様のコメント、とても勉強になります。コメント内容を私がうまく理解できていないときも、げばげばさんのコメントがヒントになったりして、いつも助けられております。ありがとうございます。
ほんと語順ってすごいなと思いました。
これからよろしくお願いいたします。
点数: 2
回答者 はや
添削した俳句: 色褪せたフェンスの向こう秋の空
げばげばさんのコメントからイサクさんが「フェンスの人」だと知り、過去のフェンス作品見てきました。む、難しい…。
この句の詠み手はフェンスの内側にいるのだと思うのですが、秋の空への憧れや、フェンスを越えていけない自分への葛藤を感じているのかなあと思いました。例えば、かつて追い求めていた夢があって、でもそれを叶えることはできなかった。諦めはついているはずなのに、ふと向こう側を見ると、そちらの世界は未だに眩しく見える。というかんじかなと思いました。
「色褪せる」と「秋」は類想が多いというコメントを読んで確かにとは思ったのですが、なおじいさんのおっしゃるように「長い時間の経過」を表すには外せないように思います。ほかに思いつく表現はせいぜい「錆びついた」くらい。
というかこれも敢えて類想の語を選んでいるのでは?と思っています。私の中でイサクさんは「敢えての人」なので(笑)。「敢えて」がいつも見事な句に仕上がっていてすごいなと思っています。
「寝待月…」の添削ありがとうございました。
下五を切らない句が多い、わあほんとだ!フィーリングで作ってたらそうなってました…。
下五を切らない形の効果、具体的に教えてくださってありがとうございます。とても分かりやすいです。きちんと効果を狙って使えるようにもっと考えなければと思いました。反省。
これからもがんばります。
点数: 2
回答者 はや
添削した俳句: 面皰を潰せる吾子や蘆の花
えっ、げばげばさんのお子さんそんなに大きかったの?とびっくり。…ん?これってよそのお子さんのこと?コメントからはどちらとも受け取れるような。
「ニキビができるような年になったのね。あんなに小さかったのに、大きくなるのは早いなあ…」という感慨を、どんどん伸びる蘆に重ね合わせた句なのかなと思いました。
「子の顔にニキビを発見してハッとする親心」として詠みたい気がしますが、実景だとするともうニキビがあって当たり前のお年頃なのでしょうか。そうすると「大きくなったのね…」よりも「もう大人になりかけてて、親の手を離れようとしているんだなあ…」という寂しい気持ちに近いのではと思いました(想像です)。どうなんでしょう。
「寝待月…」の添削ありがとうございました。
提案句の「おしやべり止みぬ」いいですね。その静けさにしみじみ秋を感じる、それがげばげばさんですね。その発想がなかなか自分からは出てこなくて。そんな句が作れるようになりたいです。
いつもありがとうございます!
点数: 2
回答者 はや
添削した俳句: 浮かびては消ゆる湯玉や九月尽
「湯玉」って私初めて聞いて調べてたんですけど、皆様普通に使ってらっしゃった?ほんと自分の語彙力…。
沸騰したときにボコボコ出てくる泡、でいいんですよね?「浮かびては消ゆる」って儚いイメージなんですが、沸騰のボコボコってものすごくエネルギーを感じるのは私だけ?知世さんがおっしゃるように句作をテーマとしているなら、アイディア湧きまくりじゃないですか!
と思いましたが、そういう句ではないんですよね…。もっとしっとり、しんみりした句なんですよね。
げばげばさんと私の感覚の違い?
いや私の鑑賞力のなさか…。
皆様のコメントを読んで勉強します!
「秋の空…」の添削ありがとうございました。
「小窓より」だと小窓から水放って何してるの?ってほんとおっしゃるとおりです(笑)ホースの水撒きをイメージしていただけてよかったです。
げばげばさんの打ち水の句、見てきました。いい!同じ水撒きでも全然違いますね。げばげばさんの句ってかんじがします!
打ち水瞑想も気になりました。なんかいいなあ。毎日を丁寧に生きてるかんじがしますね。すてき。
点数: 2
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