俳句添削道場(投句と批評)

はやさんの添削投稿の古い順の69ページ目

「飛行機の雨雲へ消ゆ溽暑かな」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 飛行機の雨雲へ消ゆ溽暑かな

こんにちは。
「溽暑」って私にはあまり馴染みのない言葉なんですが、ちゃあきさんは先日も使っていましたよね。「溽暑」を詠みたくなる何かがあったのでしょうか。
「雨雲」と「溽暑」が「雨が降りそうだから蒸し暑い」と言ってるみたいで気になったのですが、これってただの「雲」じゃダメですかね…。
飛行機は雲に隠れて溽暑かな

「雨雲」と敢えて使っているからには、やっぱり「雨雲」であることが重要なのでしょうか。「雨雲」を残すとしてほかの季語を考えてみたのですが、「蝉の声」とか…?「外寝かな」は…?すみません、あまり思いつきませんでした。

七夕の句へのコメントありがとうございました。分かりにくい句だったと思いますが、分かっていただけて嬉しいです。
毎日投句されているちゃあきさんの姿勢、本当にすごいことだと思っています。これからも勉強させてください。

点数: 1

「けんけんにでんでんむしを踏まぬよう」の批評

回答者 はや

添削した俳句: けんけんにでんでんむしを踏まぬよう

おつかれさまです!

この句好きです。「けんけん」と「でんでん」が楽しい。パッと見はオノマトペっぽいのにどちらもオノマトペではなく、そこに「けんけんしている子」と「かたつむり」の映像がちゃんとあるのがすごい。
「に」は悩みました。「けんけんに」なら「踏まれぬよう」というかたつむり目線になりそうで。「けんけんの」なら意味的はすっと入ってくる気がしますが、説明っぽいのかも…?
長谷さんの「けんけんぱ」いいなあと思いました。

花南瓜の句へのコメントありがとうございました。冗長とのご指摘、耳が痛い…。以前は詰め込みすぎとよく言われていましたが、今はあと○音どうしよう…となって無駄な言葉を入れてしまう傾向にあり。
いつも添削ありがとうございます。「フェンス」もいつか効果的に使えるようにがんばります!

点数: 1

「あご紐の跡残りたる日焼け顔」の批評

回答者 はや

添削した俳句: あご紐の跡残りたる日焼け顔

子どものことを詠んだ句かと思いました。あ、日焼けしてるな、って気づく親のあたたかな目線を感じました。
あご紐の日焼けの跡の吾子の寝て
とか…。いやそうじゃないって話ですね、すみません。

子どもが遊んで日焼けしたんじゃなくて、大人が働いて日焼けしたんですもんね。
あご紐の日焼けの跡の父優し
子ども目線で父の姿を描いてみました。あ、でも子どもと一緒に遊んで日焼けしたと読めてしまいそう。
あご紐の日焼けの跡の父帰る
だったら、仕事して帰ってきた感が出るかなと思ったのですがどうでしょう。

花南瓜の句へのコメントありがとうございました。提案句、そうかそんな手が!擬人化はあまりよくないらしい、と一応理解しているつもりですが、この「気ままな花南瓜」私は好きです。
これからもよろしくお願いします。

点数: 1

「ていねいに掛け湯するひと糸蜻蛉」の批評

回答者 はや

添削した俳句: ていねいに掛け湯するひと糸蜻蛉

露天風呂の光景ですね?
きっと上品な人なんだろうなあ。中腰でザバーって適当にかけるんじゃなくて、ちゃんと片膝ついてしゃがみこんで、静かに丁寧にお湯をかけているんでしょうね。
糸蜻蛉の繊細なかんじと合ってると思います。

「魚きれいに食べるひと」も私は好きです。所作でその人となりが分かるような 、そんな描写がいいなあと思います。
似たつくりといえば似たつくりですが、「○○を○○するひと」と季語の組み合わせをいろいろ考えてみるのもおもしろいなあと思いました。
これからも勉強させてください。

点数: 2

「冷麺のからしを腫れ物のごとく」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 冷麺のからしを腫れ物のごとく

こんにちは。

この句おもしろい!そしてよく分かる!
お皿の端に勝手に乗せられる、からしだったりわさびだったりマヨネーズだったり。
それいらないんだけど…とできるだけ触れないように、混ざらないように、すごく気をつかって食べてるかんじ。
まさに腫れ物扱いですね。

「からしを腫れ物のごとく」で終わるのは、個人的には収まりが悪いというか落ち着かないかんじがします。これが「からしは」だったらそんなに気にならなかったと思うんですが、「からしを」にすることで不安定さが生まれるというか。
でもその落ち着かないかんじがまさに「腫れ物」っぽいのかもと思ったりして、すごくおもしろい句だなあと思いました。
これからも勉強させてください。

点数: 0

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