「イオンよりドンキホーテまで夏雲」の批評
回答者 はや
添削した俳句: イオンよりドンキホーテまで夏雲
広範囲に夏雲が美しく広がっている様子が浮かびました。イオンとドンキホーテの距離感はもちろん読み手には分かりませんが、具体的にここからここまで!と言われるとすごく現実味をもって光景が浮かぶような気がしました。
イオンとドンキホーテ、という選択がすごい。わりといろんな地域の人が、自身の街のイオンとドンキホーテの距離感から、夏らしい広々した空の様子を思い浮かべることができるのではないかと思います。
リズムを整えたいなと一瞬思ったのですが、「まで」は外せないと思うし、じゃあ5音でドンキホーテに代わるものは?ってなかなか出てこない。どこの街にもありそうで目立ちそうなもの…。うーん、「消防署」くらいしか思いつきませんでした。でも軽やかさに欠けますね。やっぱりドンキホーテのままがよさそうです。
花南瓜の句へのコメントありがとうございました。
季語を描写する着地!考えもしませんでした。今までそういう句は幾度も目にしていたはずなのに、自分の中に全く残っていなかったというか。今回げばげばさんが「季語を描写する着地」と名付けて添削
してくださって、自分の中にしっかり刻まれたように思います。
げばげばさんの添削はほんとすごい。
これからも勉強させてください!
点数: 1