「草を食み昼に枕する蓬もち」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 草を食み昼に枕する蓬もち
奈弓さん、はじめまして。
御句について。
指摘は他の方が十分されているので…。
旅人ならば、「草」を「枕(に)する」という、素直な表現の方がいいかな、と
草餅を昼餉としたる草枕
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 草を食み昼に枕する蓬もち
奈弓さん、はじめまして。
御句について。
指摘は他の方が十分されているので…。
旅人ならば、「草」を「枕(に)する」という、素直な表現の方がいいかな、と
草餅を昼餉としたる草枕
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 秋の灯や名付け事典のドッグイア
げばげばさん、こんにちは。
御句について。
テーマ「家族」の句で、「家族」「一家」といった語も、何の続柄も出さないというのは、(俳句の形は基本型ですが)かなりチャレンジの句と見ました。で、それが成功しているかというと…。
イサクさんの指摘に重なりますが、家族のどの一面を切り出したかが伝わらないという感じはします。これから名付ける景ならば「我が子」、自分の名前のところのページが折られているのをみつけた景ならば、名付けた「親」。意識の向き先が複数あり得て定まらない感じ。
添削は、「名付け事典」「ドッグイア」ともにそこそこ音数があって、難しい…。
長き夜の名付け事典にドッグイア
…「の」を「に」に変えたりして、今行っている動作にならないか…、いや、やはり苦しいか。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 母握る爆弾むすび運動会
郁爺さん、こんにちは。
御句について。
・句の意味は想像できます。運動会は応援に行く親の準備もいろいろ大変そう(観覧席の席取り、カメラの用意、我が子の出番はいつ頃だ…)。遠足のように子を送り出したらそれっきり、では済まないので、弁当なんてものもいつもより豪快な作りに…。
・動詞「握る」は要らないと思います。これはもう助詞「の」で済むところではないかと。
運動会母の爆弾むすびかな
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 注ぎたる黄金の古酒や秋の宵
いるかさん、こんにちは。
御句について。
・「秋の宵」だけでなく、「古酒」も秋の季語だったりします。
・上五の動作の動詞「注ぎたる」は他に何かないものか、という気になります。
「古酒」はとりあえず「酒」にして、動詞を動作以外のところに変えて、
(「中七や切れ」の型はそのままにしておかなければならなくて…)
金色を帯びたる酒や秋の宵
黄金を纏へる酒や秋の宵
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 往来で一人立ちたりそぞろ寒
いるかさん、こんにちは。
御句について。
・助詞「で」は別のものに変えたいなあ、と、他の方の提案も「に」に変わっていたりしますが。
・第14週では「季語が動く」という話があり、季語以外の表現が十分でないことが原因に挙げられています。この上五中七も、「往来」(街)、「一人」「立つ」…もうちょっと詳しい何かが欲しいと思います。
コメントで、「一人寂しく街で呑んだ後」とあるので、これがわかるような言葉を入れて(詳細知らないので想像ですが)、
(かつ、「中七や以外切れ」で…)
スナックを出て独りなりそぞろ寒
あるいは、季語を上五中七に持ってきたり出来ないか、
酔覚めの街夜寒なり我一人
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
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