「算額に籠る願ひや初詣」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 算額に籠る願ひや初詣
ちゃあきさん、こんにちは。
御句について。
・「算額」は、実際に掲げられているのは見たことがないですが、絵馬の一種だということは知ってはいます。知ってはいますが、神社の景とすぐに解る別の語を入れてもよいかと。
・上五中七で神社の景と解る描写にすれば、下五の季語「初詣」は別のものが良いと思います。
・算額を奉納した人の内心を、中七に直接表現「願ひ」としている点も気になるところです。
以上を踏まえた改作として、
絵馬殿に古き算額初松籟
新年の季語に拘らなければ「冬の梅」とかのほうが、景色は良いのかなとも思いますが。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1