俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の35ページ目

「算額に籠る願ひや初詣」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 算額に籠る願ひや初詣

ちゃあきさん、こんにちは。

御句について。

・「算額」は、実際に掲げられているのは見たことがないですが、絵馬の一種だということは知ってはいます。知ってはいますが、神社の景とすぐに解る別の語を入れてもよいかと。
・上五中七で神社の景と解る描写にすれば、下五の季語「初詣」は別のものが良いと思います。
・算額を奉納した人の内心を、中七に直接表現「願ひ」としている点も気になるところです。

以上を踏まえた改作として、

 絵馬殿に古き算額初松籟

新年の季語に拘らなければ「冬の梅」とかのほうが、景色は良いのかなとも思いますが。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「元旦や集いし家族みな笑顔」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 元旦や集いし家族みな笑顔

あつこんさん、こんにちは。

お題は「元旦」なのですが、御句では、「元旦」と「集いし」(過去形)で、“朝、短い間に顔を合わせただけ”みたいに見えるのが引っかかりました。以下のようなのでどうでしょう。

 集ひたる家族笑顔のお元日

「元旦」を「元日」に変え、音数調整で「お元日」としましたが、「お元日」は歳時記の中でしか目にしないような言い回しなので、「お正月」「三が日」のほうが良かったかもしれません。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

「天地まで届く梯子や獏枕」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 天地まで届く梯子や獏枕

げばげばさん、こんにちは。

御句について。

梯子なら、「天まで」は届いても「天地まで」はないのでは?
俳句の「地」選も志の範囲内、ということかもしれませんが)

梯子でなくて、「天地まで」を使えるものがないかと考えてみたものの浮かびませんでした。

なので、単に「地」を除くだけの添削案を。

 天までも届く梯子や獏枕

どうせ夢なら何でもありだ、と、「天地」と「獏枕」で一句を思いついたので置いていきます。

 獏枕虎は天地を併呑す

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「鼻奥を四日の風の甘かりき」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 鼻奥を四日の風の甘かりき

秋沙美さん、「寝坊助」句等の批評添削ありがとうございます。

御句について。

コメントを読んでもはっきりとしない(コメントの方がさらに一読では不可解)ので、添削できないのですが、受け取った光景だけ。

三が日宴席続きで迎えた四日目の朝、アルコールが鼻息に残っている感じ、として受け取りました。
わざわざ過去形にしているのは、“今年の正月は、コロナ禍でそんな宴席もないのだけれど”ということかと。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

「抱き飽きた猫を抱きたる四日かな」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 抱き飽きた猫を抱きたる四日かな

イサクさん、「図らずも」句の批評ありがとうございます。

御句について。

松の内の一日一日を猫で詠むということですか…。
「十牛図」みたいに、そのうちに猫が逃げていなくなったりとか?(ネタ潰し?)

上五「た」と中七「たる」の併用が気になります。口語文法と文語文法の混在もアリ(全体的に口語文法の句の中に切れ字「や」を使ったりとか)とはいえ、この助動詞2つは…。

 抱き飽きた猫抱き続け四日かな
 抱き飽きてなほ猫を抱く四日かな

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

初詣一里塚めく句碑をたどり

回答数 : 5

投稿日時:

父と子を追ふ夏休の掃除機

回答数 : 7

投稿日時:

大南風やくざな鳥の来て騒ぐ

回答数 : 3

投稿日時:

汗ばむやネクタイにつながれしまま

回答数 : 6

投稿日時:

ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る

回答数 : 2

投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

山車倉の高窓閉めて秋しぐれ

作者名 久田しげき 回答数 : 0

投稿日時:

100段をのぼった星がいま飛んだ

作者名 つちや郷里 回答数 : 9

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鳥の巣の凹みにありし瞳かな

作者名 ヒッチ俳句 回答数 : 14

投稿日時:

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