俳句添削道場(投句と批評)

長谷機械児さんの添削最新の投稿順の15ページ目

稲妻やエコーに映る子の噦り

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 噦りするエコーの吾子や稲光

げばげばさん、「かくれんぼ」句の感想ありがとうございます。

御句について。再登場させていただいて、提案句措いていきます。

・「稲光」はあえて“光”と強調せずとも「稲妻」でよいのではないか(稲妻でも視覚イメージ先行の季語らしいですし)。
・「噦りする」を名詞にする。

ただ、この提案句は下六。「しゃっくり」について、「しゃくり」からの変化と国語辞典に記載があるものの、「しゃくり」としての項立ては見つからず。古語では「さくり」という読みがあるものの、そこまで古風にする必要性は感じない(「嚔」(くさめ)みたいに、現代生活では使わないが、俳句・短歌ではあり、というならそれでも良いでしょうが)。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「忍び込む蚊は目に見えぬ暗殺者」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 忍び込む蚊は目に見えぬ暗殺者

なおじいさん、こんにちは。

この御友人さんの3句はいずれも軽妙洒脱な滑稽句を狙おうとしている感じと受け取りました。
なので、その主眼を残し、強調するような添削をされれば良いのではないかと思いました。
それぞれに参考句を措いていきます。

1句目は、「暗殺者」という比喩にこそ主眼があると思うのでこれを残し、誇張するのがよいのではないかと。。

 我を刺したるは蚊といふ暗殺者

噛まれた側が「ヤ、ヤラレタァ」という大袈裟に演じている感じです。
(→2句目に続く)

点数: 1

「秋の蝉そこで鳴くなよ耳元で」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 秋の蝉そこで鳴くなよ耳元で

こんにちは。

2句目は、たとえ「秋の蝉」でもそんなに近くで鳴かれては儚さも何もあったもんじゃない!という句意と読みました。
「そこで」というのが音の無駄に思われる点以外は概ねそのままでも良いのではないか、と思いました。

 耳元で鳴いてくれるな秋の蝉

距離をとれというだけなら、いっそのこと、時事ネタ突っ込んで

 秋蝉に説くはソーシャルディスタンス

などという冗談句でも。
(→3句目に続く)

点数: 1

「君知るや守宮のケケケと鳴くことを」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 君知るや守宮のケケケと鳴くことを

こんにちは。

3句目は、ケケケというオノマトペが主眼でしょう。
「君知るや~ことを」というトリビアの披瀝みたいな言葉を外し、「鳴く」という動詞は必要ではない、として、これを別の言葉に代えることは必要と思いますが、具体的にどんな鳴き声なのか知らないので…。

もし、これが笑っているように聞こえるものだというなら、

 我を見てケケケと笑ふ守宮かな

といった感じに。
逆に、哀しげわびしげに聞こえるものなら、

 ケケケケと守宮に不憫がられけり

といったので、どうでしょう。

以上、あくまで滑稽句と開き直ったうえでの参考句でした。

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

月極の看板のした薔薇二本

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 俳句二字しりとりゲーム実施中

97番目 前句 「サイコガン見立て茶筒で狙う月」
今日、散歩で見た実景。駐車場の看板下に、ひょろひょろした痩せた薔薇が二本だけ植わっていた。

次は「ほん」です。

点数: 0

長谷機械児さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

初詣一里塚めく句碑をたどり

回答数 : 5

投稿日時:

父と子を追ふ夏休の掃除機

回答数 : 7

投稿日時:

大南風やくざな鳥の来て騒ぐ

回答数 : 3

投稿日時:

汗ばむやネクタイにつながれしまま

回答数 : 6

投稿日時:

ヒートンぐりぐり薄暑の壁抉る

回答数 : 2

投稿日時:

長谷機械児さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

見た目は大人中身は子供秋の園

作者名 めい 回答数 : 7

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車道の手袋あれはおれのじゃなかろうか

作者名 イサク 回答数 : 12

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鍬ひとつ立てたるまゝの冬菜畑

作者名 久田しげき 回答数 : 0

投稿日時:

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