俳句添削道場(投句と批評)

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忍び込む蚊は目に見えぬ暗殺者

作者 なお  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

すみません、三連作の一句目です。昨日友人と会い、私が俳句をやっていると言ったら、「こんなのどう?」と三つ詠んでくれました。私が形を整えてみましたので、ご意見お願いします。

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「忍び込む蚊は目に見えぬ暗殺者」の批評

回答者 長谷機械児

なおじいさん、こんにちは。

この御友人さんの3句はいずれも軽妙洒脱な滑稽句を狙おうとしている感じと受け取りました。
なので、その主眼を残し、強調するような添削をされれば良いのではないかと思いました。
それぞれに参考句を措いていきます。

1句目は、「暗殺者」という比喩にこそ主眼があると思うのでこれを残し、誇張するのがよいのではないかと。。

 我を刺したるは蚊といふ暗殺者

噛まれた側が「ヤ、ヤラレタァ」という大袈裟に演じている感じです。
(→2句目に続く)

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「忍び込む蚊は目に見えぬ暗殺者」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

三句一気読みしましたので・・・ひとつずつ。

一句目と三句目に「説明が多い」ですね。

この句は、世界で最も人間を殺した動物として有名な「蚊」のことを説明しており、描写がほとんどありません。
辛うじて「忍び込む」でしょうか?。
その「忍び込む」も蚊の特徴のひとつで、季語に内包されるので、省略すると
・蚊
一文字だけが残ってしまいます。
これでは仕方ないので、暗殺者も蚊も「忍び込む」「目に見えぬ」ように行動するものですからこれは説明しすぎとして
・蚊は暗殺者
これだけ発見として残します。

あとは、「忍び込む「目に見えぬ」など暗殺者なら当たり前の言葉を使わずに、いかにそれっぽく描写するか。
で、どうでしょう?
でも、そもそも「蚊」を説明しようというところからスタートしてるので、難しいですね。

点数: 2

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「忍び込む蚊は目に見えぬ暗殺者」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます。

1句目、「蚊」
これが、一番しっくりきました。描写かといわれると違うかもしれませんが、季語「蚊」がそもそも夏に現れる厄介者として存在してるような気がするので、季語の本意のまま詠まれてる気がしたことが、他の2句と違う所だったのかもしれません。大仰な表現でおかしみを出すというのも一つの手法のようには思います。

語順も「蚊は目に見えない暗殺者です」という流れになっているので、そこは少し気になります。また暗殺者という措辞もマラリアなどリアルな方を想起してしまい、おかしみでとらえていいのか悩むところです。

3句読んでみましたが、ぜひなおじいさんが詠んだこれまでの句をお友達にみてもらって、季語の感慨が伝わるやろーってことを見せて、俳句は季語・季節感だぜーって伝えてあげるのもいいのかなと思いました(^▽^)/お友達といっしょに句を詠むというのも楽しそうですね。

点数: 1

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