俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の8ページ目

「渋谷路上置き去られたるパイナポー」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 渋谷路上置き去られたるパイナポー

こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。

パイナポー、パイナポーですね…。
「渋谷路上」との取り合わせといい、敢えて軽薄さを出そうとされたのだと理解しました。
実景を詠まれた句なのかわかりませんが、「パイナポー落ちてんじゃんwww」みたいなこと言いながら若者が通り過ぎて行く場面が目に浮かびました。
でも一方で言うほどパイナポー言わないよな、とも思います。
上記の若者も多分過剰なノリがサムくて周囲から若干距離置かれ気味かと。
そう、ちょっとそういう「過剰なノリ」の感じが出ちゃっているように思いました。
パイナップルはそもそもが陽キャなので、わざわざパイナポーと言わなくてもいいと思います。
路上にただあるだけでもう面白いのですから。
(ただ、私もパイナポー言いたくて何度もパイナポーパイナポー書いてしまいました)

点数: 1

「青鷺の驚かぬよう最徐行」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 青鷺の驚かぬよう最徐行

いつも丁寧なコメントありがとうございます。
「みんなして」の句はどうも「欄干の上」が危なっかしいイメージになってしまうようで悩ましいです。
さわやかな夏、と感じていただき嬉しいです^_^

こちらの句、私はまずイサク様と同じように道路脇の田に青鷺がいるのだなとイメージしました。
ですが74様の解釈を読んだら成る程そうか「そこのけそこのけ」だしなあ、とも。
どちらが正解でしょうか?
最徐行が説明的、というイサク様のコメントは私も同じ意見です。

物思ふ青鷺の横徐行せり

「最徐行」無しで青鷺への気遣いが表現作できないかなと考えてみたのですが…余計な語が増える結果に。

点数: 1

「夏の月ふと指先で触れてみる」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 夏の月ふと指先で触れてみる

いつもコメントありがとうございます。
「吾子の病」は、日記俳句でもいいんだと言いつつ俳句としてそれなりのものにしたいなという欲が出て、つい「盛って」しまった形です…お恥ずかしい。
本を読むのは好きです!俳句に活かせるといいのですが^_^

こちらの句ですが、イメージしにくいとおっしゃってますが、想像の余地を残しつつ共感を呼ぶ句であると思います。
ただ具体的な描写の少ない句は他の方が言及している類想の問題が難しいですね。
触れた指先が冷たいの硬質だの感想を述べたり、爪が蒼ざめてるだの細部に言及してみたり(←のつまらなさはご容赦ください)
あるいは「触れてみる」対象をすごくアクロバティックなものにしてみたり
どうにかしてオリジナリティを出すのが俳句ではあるのでしょうが…。
美しいと思ったり感動したりしたことを実感のままに詠むのはとても大事かと思います。
単純に好きなテーマでもあり、ありなしで言えば勿論あり!です。

点数: 2

雑草も緑は緑簾垂る

回答者 知世

添削した俳句: 雑草も緑は緑夏の庭

いつもコメントありがとうございます。
「吾子の病」の句は日記俳句を俳句としてもちょっといい感じにしたいといういやらしい思惑による誇張表現でした^_^;
いい感じよりも心配!が先に立ってしまったようで…ありがとうございます。
関係ない話ですが「保育園パートの妻」という語だけで元気で朗らかな奥様の姿が浮かび、この情報がいっぱい詰まってる感じ俳句っぽいなあ、などと思いました。

「緑」は季語なんですね、知らなかったです。
生い茂ってる雑草と夏の庭、確かにイメージ被るので違う語を持ってきたい感じはしますね。
何かないかな、と庭を眺めているイメージで「簾」としましたが…。
それにしても本当に素敵な言葉ですね。

点数: 2

「濡れそぼつ右ハンドルの蜘蛛の糸」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 濡れそぼつ右ハンドルの蜘蛛の糸

いつもコメントありがとうございます。
俳句に対する真面目かつ愛のある姿勢、素敵だなあと思いながら他所のコメントまで読ませていただいてます。
私もせめて歳時記くらい買って勉強しようかしらと思うこの頃です。

こちらの句、視点がとても良いですね。
読んだときにはハンドルの蜘蛛の巣を眺めているのだなと思ったのですが、他の方のコメント欄見ると濡れたハンドルを握った時の句なんですね。
「右ハンドル」に焦点が合っているのは何かしら意味があるのかな、とは思ったのですがそこまではまだ読み取れませんでした。
ぬっとした感触、といったコメントをされてたかと思うのですが、そこが俳句にしっかり読み込まれていたらさらに面白いだろうなと思いました。

点数: 0

知世さんの俳句添削依頼

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