夏の月ふと指先で触れてみる
作者 げばげば 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「夏の月ふと指先で触れてみる」の批評
回答者 卓鐘
いつもコメントありがとうございます。
全然ありとは思うのですが、ちょっとクサイと感じました。ほらこんな私、詩的でしょ?と言われているような感じといえばいいでしょうか。特に音数合わせの「ふと」がいけません。
「リアルな実感」とありますが、触れられそうな触ってみたくなると言う実感(類想感はあるが)は理解できるんですが、ふと触ってその感触のような余韻を残されてますが、本当にその感触までもが表現したかったリアルな実感ですか?リアルな実感がどこにあるのか自分でも掴みきれてない、表現できていない。そんな印象です。
点数: 3
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「夏の月ふと指先で触れてみる」の批評
「夏の月ふと指先で触れてみる」の批評
回答者 知世
いつもコメントありがとうございます。
「吾子の病」は、日記俳句でもいいんだと言いつつ俳句としてそれなりのものにしたいなという欲が出て、つい「盛って」しまった形です…お恥ずかしい。
本を読むのは好きです!俳句に活かせるといいのですが^_^
こちらの句ですが、イメージしにくいとおっしゃってますが、想像の余地を残しつつ共感を呼ぶ句であると思います。
ただ具体的な描写の少ない句は他の方が言及している類想の問題が難しいですね。
触れた指先が冷たいの硬質だの感想を述べたり、爪が蒼ざめてるだの細部に言及してみたり(←のつまらなさはご容赦ください)
あるいは「触れてみる」対象をすごくアクロバティックなものにしてみたり
どうにかしてオリジナリティを出すのが俳句ではあるのでしょうが…。
美しいと思ったり感動したりしたことを実感のままに詠むのはとても大事かと思います。
単純に好きなテーマでもあり、ありなしで言えば勿論あり!です。
点数: 2
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夏の月指の先にて触れてみん
回答者 負乗
げばげばさん、こんばんは😀
拙句「水シャワー」の句と「百日紅」の句、ご批評ありがとうございます😊 返信遅れてすいません。
肯定的にみてくれて、嬉しいです。
御句ですが、卓鐘さんの仰るように「クサイ」かどうかは知りませんが😄、「ふと」はやはり、気になりますね。実際触れたような言い回しだと思います。ここは、意志、願望の形にしたらどうですか?
提案句は、ちょっと古風になりますが…
点数: 2
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「夏の月ふと指先で触れてみる」の批評
回答者 卓鐘
何度もごめんなさい。ちょっと誤解されたらあれなので。この様なタイプの詩の試みを否定しているわけでは全くございません。むしろ好きです。「やはりありありとした感触がないふわっとしたもの」を詠むなとは全く思ってないです。むしろどんどん挑戦してほしい。ただ、失敗はしやすいと言うだけです。ただ、ハイリスク・ハイリターンなので、失敗したっていいのだからガンガンやりましょう。
この句がうまくいってないとしたら、俳句に向いてないからではなく、下手だからです。(自分のことは棚に上げて発言してます。)特に「ふと」「指先」の無駄で何かできそうなところと「夏の月」じゃない月でも成立しちゃうところが気になりました。「触れてみたい月」でほぼ言いたいこと言えている感じと言うのでしょうか。
点数: 2
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指先に触れやはらかき夏の月
回答者 イサク
こんにちは。
嫌いではないです。
が、酔ってる感は感じます。自分に?詩に?そこはご判断を・・・
難しいですよね。もっと詩的にと言われたりやりすぎと言われたり。
最後は自分で判断する話ですので、こちらではみなの意見だけ聞いておきましょう。
雑談ですが、卓鐘様のコメントで私の名前が出てきたかと思ったらアナグラムでした。なるほど。
点数: 1
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「夏の月ふと指先で触れてみる」の批評
回答者 たんせき
初心者の投句にすべてご指導、添削いたたき感激しています。
俳句の基礎もまだまだ勉強中の本当の初心者なんですよ。
げばげばさんの作品は発想が新鮮で凄いなと思います。特にこの句は『ある、ある』です。自分はまだまだ当たり前の発想で、その乏しさを感じています。
感想もおぼつかなくてすみません。
これからもご指導、コメントよろしくお願いいたします。
点数: 1
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「夏の月ふと指先で触れてみる」の批評
回答者 よし造
いろいろな見方があってよいのですが、私なりのコメントを。
「ふと」と「指先」は俳句的表現として使いたかったと思います。「ふと」は俳句的姿勢そのものなので(ふと感じて書いたりするのが俳句ですから)この措辞は俳句らしさをまします。また、指先のような細部は俳句ではとても好まれます。俳句表現を工夫している句と思います。私はこのままで頂きますが、率直に言うと句全体の詠みは既視感は否めません。あくまで私の感想です。
点数: 1
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「夏の月ふと指先で触れてみる」の批評
回答者 なお
こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
拙句に毎回好意的かつ的確なコメント有難うございます。また今回は、友人の三連作にご評価ご添削有難うございました。
蚊の句は、夏の厄介者としては季語通りですが、暗殺者はリアルにはまずいですね…。
二句目、夏の蝉かもですね。それにしても、蝉の鳴き声をうるさいと言っては季語が泣きますね。
三句目、守宮の声が聞こえる、という情景にしてみます。
げばさんのご意見は友人に伝えてあげます。ただ、私のことをリアルに知っている友人にこのサイトを見られるのは恥ずかしいので、ここに誘うのは控えておきます(笑)。
さて御句、ちょっと以前の句を出してきました。なぜかというと、私の家の近くに駅前の再開発で巨大なタワーマンションが出来ました。目にするたびに「大きいなぁ」と思っていたのですが、ついこの間、ふとそれを見て、「タワマンを指でつまんで…」という措辞が浮かびました。巨大な物でも遠くにありますから、目の前で指を合わせれば何でもつまめる。これは面白いな、太陽もお月様もつまめるな…と思った時に御句が思い出されたのです。
そうなると、途端に、こういうことは昔からたいそう詠まれているだろうな、と思い、そのままにしてしまいました。
私がタワマンを指でつまんでみたのは、「風情のあった駅前にこんな巨大なものを建てちゃってさ、フン!」というような気持ちがあったからですが、げばさんの、この句の時はどんな心境だったのですか?夏の月を何故触ってみたいと思ったか、あるいは触ってみてどうだったか、みたいなことを聞かせてほしいと思いました。ヒンヤリとしてると思ったからでしょうか?
いや、そういうことを読者に想像させるのがいい俳句なのか…。するとこれは名句?
点数: 1
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「夏の月ふと指先で触れてみる」の批評
回答者 74
こんにちは。コメント・添削ありがとうございます。勉強になります!
拙句「…90タグ…」、共感できると言われて嬉しいです。げばげばさんの提案は大胆な字余りのようですが、意味が通りやすくて良いですね。より良い描写を探して精進したいです。
御句は詩の世界に浸れそうです。明言されてはないですが、何処かの水面に映る月に触れてみたのかな、と読みました。
「指」なので「先」は含むものと思います。そこで、「指で摘んでみる」などとしたら月がお餅みたいになりますかね。涼しげな描写だとやはり水の要素でしょうか。想像を膨らませると何処までも連想できて楽しい良い句ですね。
点数: 0
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その他の添削依頼
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うだるような暑い日も、夜は意外と涼しかったりして、月が涼しさを増していたりして、そういうときはちょっと散歩に出てみます。
具体的な光景の描写が少なくて、実際の触り心地もない句ですが、詩の心を大いに持って詠んでみたチャレンジ句ではあります。こういう俳句もありなのでしょうか。きれいな言葉を並べてるぞ、イメージしにくいぞという意見もありそうですが。うーむ、私にとってはリアルな実感ですが。みなさんご意見お願いします。