俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の3ページ目

「運動会囲む目陰の人だかり」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 運動会囲む目陰の人だかり

いつもお世話になっております。

「目影」私は「影でコソコソする」的な意味だと思っていたので最初??となってしまったのですが、額に手をかざすあの仕草を目影と言うんですね〜初めて知りました!
全体に言葉選びが硬い印象で、淡々とした印象を受けました。
滑稽にも思える仕草、我が子だけしか眼中にないという(すごく意地悪な見方をすれば)文字通りの視野狭窄状態の人だかりを淡々と見ている第三者…感動というよりはニヤリと笑ってしまうようなシニカルな印象を受けました。
面白いな〜と思ったのですが…意図と違う読み方になってしまいました。
目影という単語のネガティブな方の印象に引っ張られてしまったかもしれません。
あとは私が捻くれているせいである可能性大。
誤読を排した感想としては、「親」「子(あるいは孫とか)」という単語を入れない、一つの動作に注目することによって類想感を無くすことに成功してるのではと思います。

点数: 1

「繋ぐ手や運動会の遠き音」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 繋ぐ手や運動会の遠き音

「運動会」句にコメントありがとうございました。
ルサンチマン読むのはもう良い仕方ない、これが私だと開き直っているのですが、一般的でない感覚を伝えるというのは単純に難易度高いですよね。
まして十七音で表現するとなると…。

恋句ですね〜。
遠くの歓声があればこそ、しんとした空間、二人きりの空間を強く意識しますよね。
なので私は「遠き音」良いなあと思います。
運動会を抜け出した二人とは限らないというのは、私は思いつかなかったのですが確かにあるかも…?
あと卓鐘様の「運動会じゃなくて体育祭」確かに〜運動会の句に青春ぽい句があまりないのはそのせいかも。
季語?に体育祭入れてくれないかなあ。

点数: 1

「ひよつこりとビルの影から運動会」の批評

回答者 知世

添削した俳句: ひよつこりとビルの影から運動会

いつもお世話になっております。
「良夜」の句などコメントありがとうございます。
(自分の)恋人に(他の)恋人がいる(でも君がいるからこそ美しい)良夜…というようなイメージでしたが、お互いに良人がいるというのは良いですね。
そちらの方が素敵な大人の夜というかんじ。
私のは分かりづらいし無駄に捻くれてたなとなおじい様やよし造様のコメントを見て反省。

こちらの句は光景が浮かびました。
私の務める都内の会社のそばにも小さな小さな幼稚園や保育園が散見されるので…。
こんな環境じゃのびのび遊べなかろうなんていうのは大人の意見で、子供たちはどこであっても元気いっぱいだったり。
きっとビル間の運動会も盛況だったことと思います。
イサク様の言う「ひょっこり」の散文ぽさが私も少し気になり、コメントの句そのままが良いのではと思いました。

点数: 1

「運動会あいつ結局来んかった」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 運動会あいつ結局来んかった

いつもお世話になっております。

ほんとに良い句ですね。
コメントのように、「あいつ」も台詞の主も誰かわからなくても良い。
というかあえて特定しないのがいいですね。
晴れやかな運動会の、ちょっと寂しい部分の総体みたいなのが身に迫ってくるような。
同時にそういうあらゆる寂しさを慰める優しさを感じるような。
運動会あまり(全然)好きじゃなかったのもあって刺さります。

点数: 4

「白線や公開処刑てふ運動会」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 白線や公開処刑てふ運動会

わかりみしかない…。

思わず語彙力消失してしまいました。
私がこのお題でまず最初に思いついた句が

きらいきらいきらいきらいうんどうかい
だったくらいなので…さすがにこれは投稿しませんでした。
他にも運動会サボるとか遠い運動会とかそんなのばっかりで。
でもこういうのから類想を抜けた句が出来そうな感じもありますよね。
全然もっとハジケた句もありなんじゃないかなと思います。
はや様が言及されてますが、「白線や」何か意味のある選択なんでしょうか。
イメージとしては「レールの上」「囲いの中」みたいな窮屈さ、「白」の空虚さ拒絶感など浮かびますが。

点数: 0

知世さんの俳句添削依頼

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