俳句添削道場(投句と批評)

げばげばさんの添削最新の投稿順の1028ページ目

「踊り子の爪先で立つ五月雨忌」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 踊り子の爪先で立つ五月雨忌

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

あらちゃんさんの俳句いいですよねえ。詩情があります。村下孝蔵若くしてなくなりましたね。ご健在ならどんな歌をうたっていたでしょう。

定石なら
爪先で立つ踊り子や五月雨忌
とかするかもしれませんが、

原句、爪先にズームアップしていく映像が佳いように感じました。

点数: 3

「荒梅雨に始業のチャイム鳴りにけり」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 荒梅雨に始業のチャイム鳴りにけり

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。ああ始まるなあという憂鬱がありますね。下五はチャイムに対して、鳴るが必要かは一考です。
チャイムをさらに描写するのもひとつ、オノマトペもひとつ。いろいろ推敲への道があります。

荒梅雨や始業のチャイムうあんうあんと

点数: 2

「夕立の雨宿り軒下の糞」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 夕立の雨宿り軒下の糞

こんにちは。
いつも勉強させていただきます。

御句。おもしろいところに目をつけましたね。軒下と雨宿りの自戒は確かにと思いましたが、それより語順的に、糞がドアップで終わっていくより、ズームアウトしていく方がよいように感じました。

軒下の糞夕立の雨やどり

点数: 2

「梅雨深し零るるジャムのコッペパン」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 梅雨深し零るるジャムのコッペパン

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。季語との距離感がいいですね。深し、としたのがなお好きです。

コッペパンからジャムがこぼれるのを見て、ああ梅雨が深いなあと、全くつながりはないようなモノと季語に、そこに微かな触れ合わせがあると感じる、これが俳人のこまやかな感性なんだと感じました。

点数: 1

「孫笑顔祖父の手土産冷やし瓜」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 孫笑顔祖父の手土産冷やし瓜

こんにちは。
はじめまして、げばげばといいます。

御句。おじいちゃんが冷やし瓜持って帰ってきたなんて、家族団欒が見えますね。

まずは、
俳句はリズムを大事にしたいので、
孫笑顔/祖父の手土産/冷やし瓜
と三段にぷつぷつと切れた感じの調べを解消しましょう。

次に、
冷やし瓜を買ってきて、孫がよろこんだ。この後半の結果の部分を書かずに、家族がわくわくしてるんじゃないか?と想像させる、結果をすべて言わずに、土産という言葉で、待ってる人がいることを読み手に想像させてみる、そういう形をつくりたいですね。状況をすべて説明しなくても、読む人にその周りにある人や空気が見える句が佳い句なのだと思います。

ざんと切る祖父の土産の冷やし瓜

孫は書いてませんが、周りに早く早くと待ってる人がいるのは、土産という言葉で十分想像できます。それより、上五に、瓜の手触りや切る勢いなどを足していく方が良策に感じました!

点数: 2

げばげばさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

初開き猪口の底ひの二重丸

回答数 : 11

投稿日時:

秋の暮ぽかんと開く焼却炉

回答数 : 26

投稿日時:

胸骨は鳥かごに似て銀河濃し

回答数 : 39

投稿日時:

目高散れおのれの好きないろになれ

回答数 : 14

投稿日時:

睡蓮や朝はみづより生まれ来る

回答数 : 13

投稿日時:

げばげばさんの添削依頼2ページ以降を見る

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要望:厳しくしてください

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