俳句添削道場(投句と批評)

74さんの添削最新の投稿順の28ページ目

「太陽さんさんとトマトまるかじり」の批評

回答者 74

添削した俳句: 太陽さんさんとトマトまるかじり

おはようございます。よろしくお願いします。
トマトといえば丸かじりですよね。もぎたてを食べたいですね。
「トマトまるかじり」がベタでも良いと感じます。そうなると「太陽さんさんと」の是非になりますかね?中七か中八?の「と」が気になります。
太陽さんさん/トマトを(の)(は)(に)まるかじり
私は「に」を選びそうです。又は、
太陽の照らすトマトや(よ)まるかじり
トマトを詠嘆してから丸かじり。勢いが減りますね…あれこれ考えるとそのままがベストな気がしてきました。勉強になります。

点数: 1

「涼風やランチの記憶ヴァンテアン」の批評

回答者 74

添削した俳句: 涼風やランチの記憶ヴァンテアン

こんばんは。なおじいさん、いつもコメントありがとうございます。
微笑ましいエピソード付きのコメントにほっこりしました。雀はなんとも見る分には可愛らしいですよね。
「出穂」は調べて知った言葉で、稲以外にも使うというのも知らず困惑する要素になってしまいましたね。毎日のように通勤で田んぼを見ていると週明けなどに「おや?もう穂が出始めているぞ?しかも雀が早々に群れなし騒いでいる」と気付いたのが作句のきっかけです。投句してから更に調べたところ「稲雀」という季語に近い状況でした。米農家の皆さんにとっては既に雀との仁義なき戦いが始まっていたようで、可愛らしく詠んで良かったのだろうか?と悩んでます。

御句の感想ですが、まず「涼しい風が吹いてることだ。あの日のランチを思い出す。ヴァンテアンが見える」と読みました。
ランチクルーズに縁がなくヴァンテアンという船のことは初めて知りました。でも調べればすぐに出てくるので固有名詞の意味がありますね。実景の想像は近しい体験をすればこのことか!と伝わりそうです。
イサクさんのコメントのように、その時そのものを描写する方が俳句には合っていると感じます。今の懐かしむ気持ちも込められるかと。
げばげばさんの提案の「追想」が今想う気持ちにピッタリですね。その場合、私だったらランチクルーズのことは削って「追想のヴァンテアン号風涼し」などとするかもしれません。
私は個人的な思い出を残したがるので、
風涼し(涼風や)ヴァンテアンランチを君へ
というふうに提案します。今年の記念日はランチクルーズをプレゼントだよ、といった雰囲気です。ちょっとキザだし無理やり纏めた感じになりました。

思い出の船がコロナ禍の影響か再訪もできず遥か中東へ行ってしまったという今を詠んだ句もきっと素敵になりそうです。思い出を抱えて大事にできるからこそ詠める句、楽しく鑑賞しました。

点数: 1

「灯台の灯の巡りくる磯涼み」の批評

回答者 74

添削した俳句: 灯台の灯の巡りくる磯涼み

こんにちは。拙句へのコメントと添削ありがとうございます。
よし造さんの「稲の花」だと確かに柔らかな童話的世界観が増しますね。稲以外にも出穂を使うとは知らなかった点含めて勉強になります。

御句、夏の暮れから夜の涼しさが伝わりますね。磯というのがまたいいですね。
磯場へ涼みに来た夕暮れ時、波を照らす光がくるんくるんとこちらへ来てはあちらへ向かうのに気が付いた…と読みました。
江ノ島の景ということで調べました。なるほど、島に灯台があるのですね。岬の灯台イメージだったのできちんと読み取れてなさそうです。
江ノ島の灯の巡りくる磯涼み
というわけで、もしかしたら固有名詞がとても効果的なのでは?という提案です。

点数: 1

「正午雨模様八月十五日」の批評

回答者 74

添削した俳句: 正午雨模様八月十五日

こんにちは。いつも的確なコメントありがとうございます。
踊るが季語なのは汗でやらかしたのと同じ盲点でした。躍るにするか平仮名が良いかと迷ってたのですが、それどころじゃなかったですね…踊るだけで盆踊りを指すのは現代的には厳しいですね。他の種類の踊りはダンスやダンシングなどカタカナ一択なのでしょうか?^^;
提案句の「わちゃわちゃしてる雀」も可愛い描写ですね。田んぼにいるので可愛いけど食い逃げの犯行現場とどうしようと伝わる雀の存在感が面白いですね。たくさんの季語になってるのが分かります。

御句は終戦記念日の子季語「八月十五日」への挑戦なのですね。
全て漢字表記でも意味が通りやすいですね。でもリズムがちょっとよく分かりません。「正午/雨模様/八月十五日」の3・5・9変則三段切れでしょうか?「正午(の)雨模様/八月十五日」の8・9リズムでしょうか?読んで引っかかるわけではないのですが、正解が分からないのが気になります。
句意は「今年は雨だな…」含む情報に全て託してあり、読み手一人一人の受け止め方次第とみました。

点数: 0

「青トマト遠き故郷を見つめをり」の批評

回答者 74

添削した俳句: 青トマト遠き故郷を見つめをり

こんにちは。いつもコメントありがとうございます。
トマトの芯は芯と言っていいのか調べたのですが、ハッキリしませんで…へたの真下で果肉の真ん中なので芯でいいと思うのですが。さておき、子房を先にかじって食べ終わった真ん中部分はなんだか美味しいので、行儀悪いですが一度お試しください(笑)
子どももトマト好きなのでその読みは想像していませんでした。助詞の効果がやはりイマイチ掴みきれてない証拠ですねφ(..)メモ
「ご褒美ぞ」とするのも諧謔味があって良いですね!げばげばさんの添削・批評はいつも分かりやすく勉強になります^^

御句は皆さんの意見が出揃ったあとで恐縮ですが…取り合わせだけど擬人化に寄っているんですね。思い切って擬人化に寄せきるのと取り合わせ路線に戻す選択肢があるということは読み込みがいがありますね。
擬人化で読むと、青トマトの赤が透ける緑色のまなこが空を見つめているのが遠き故郷を思い起こさせるという雰囲気ですね。擬人化に寄せるなら望郷は描写しないで表現したいですね。「プランタのトマトの青き眼かな」なんてしたら欧米アニメっぽい擬人化になりそうですね。プランターのトマトならベランダにいてその目は空か部屋を見てるのかも…部屋を見ていたらちょっと怖いですね。
取り合わせで読むのは難しいですね、語順の問題でしょうか?青トマトを詠手が見つめて青春の頃=青と結び付けて望郷の念に駆られている…と読むには工夫が必要ですね。この方針だとなおじいさんの提案句の呼びかける雰囲気が良いですね。御句そのままで下五を「見ゐたる」など「ゐる」を用いたら雰囲気が出そうかな?とも思いました。

詩情篇ということは観察篇などもあるのでしょうか?げばげばさんの精力的な活動はとても刺激になるので楽しみです。

点数: 1

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