俳句添削道場(投句と批評)

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涼風やランチの記憶ヴァンテアン

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題の「納涼」で色々考えているうちに、最近お知らせを全然見かけないクルーズ船のことが気になり、調べてみましたら、なんと会社は事業撤退、船は中東に売られていました。気持ちよかったランチクルーズの思い出を留めておこうと置かせていただきました。ディナーは高くて実現しませんでした。

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「涼風やランチの記憶ヴァンテアン」の批評

回答者 74

こんばんは。なおじいさん、いつもコメントありがとうございます。
微笑ましいエピソード付きのコメントにほっこりしました。雀はなんとも見る分には可愛らしいですよね。
「出穂」は調べて知った言葉で、稲以外にも使うというのも知らず困惑する要素になってしまいましたね。毎日のように通勤で田んぼを見ていると週明けなどに「おや?もう穂が出始めているぞ?しかも雀が早々に群れなし騒いでいる」と気付いたのが作句のきっかけです。投句してから更に調べたところ「稲雀」という季語に近い状況でした。米農家の皆さんにとっては既に雀との仁義なき戦いが始まっていたようで、可愛らしく詠んで良かったのだろうか?と悩んでます。

御句の感想ですが、まず「涼しい風が吹いてることだ。あの日のランチを思い出す。ヴァンテアンが見える」と読みました。
ランチクルーズに縁がなくヴァンテアンという船のことは初めて知りました。でも調べればすぐに出てくるので固有名詞の意味がありますね。実景の想像は近しい体験をすればこのことか!と伝わりそうです。
イサクさんのコメントのように、その時そのものを描写する方が俳句には合っていると感じます。今の懐かしむ気持ちも込められるかと。
げばげばさんの提案の「追想」が今想う気持ちにピッタリですね。その場合、私だったらランチクルーズのことは削って「追想のヴァンテアン号風涼し」などとするかもしれません。
私は個人的な思い出を残したがるので、
風涼し(涼風や)ヴァンテアンランチを君へ
というふうに提案します。今年の記念日はランチクルーズをプレゼントだよ、といった雰囲気です。ちょっとキザだし無理やり纏めた感じになりました。

思い出の船がコロナ禍の影響か再訪もできず遥か中東へ行ってしまったという今を詠んだ句もきっと素敵になりそうです。思い出を抱えて大事にできるからこそ詠める句、楽しく鑑賞しました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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ヴァンテアンのランチの記憶風涼し

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

うっかりの三段切れです。
中七下五が名詞を並べる手法っぽくなっておりますが、本来は明瞭に関連づいていますよね・・・それがぶつぶつ切れている感じになっています。

字余り前提で上に置いた提案句の語順にて、三段切れを回避できます。

美しい記憶を詠みたい気持ちもよくわかります。
「記憶」を詠むのではなく、記憶にある「その時」を詠んだ方が美しいと思いますが・・・というのが以下の提案です。

・ヴァンテアンのランチクルーズ風涼し

点数: 2

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「涼風やランチの記憶ヴァンテアン」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます!

御句拝読しました!
ヴァンテアン、すごいレストランクルーズですね、あれに乗ったことあるんですね(*'▽')涼風とマッチしていいですねー、ディナーでなくランチということも強調ですもんね!時間帯も見えてきますし。若干三段切れの雰囲気が出てるように思いますが、中七下五が一気にいく感じですよね。いいですねー、海の風って気持ちよさそう。素敵なお召し物を着て。今ではなかなかなくなってきてるんですね、中東ですか、、、。すてきな御句、そのままで味わわせていただきます!

ここからは添削句というより、そこから自分なりに落とし込んでみて、

涼風のランチの記憶ヴァンテアン

でもいけるのか、上五切れる方がいいのか少し悩みました。

涼風やランチクルーズの追想

上五を「や」で切るなら、クルーズ船の名前を使わずこういう感じでいくか、記憶・追想をやめて光景でさらにいくか、悩みました。

さて、なおじいさん、やはり豪華客船となると船の揺れは大丈夫でしたか(*'▽')私もあまり得意でないので、レストランクルーズまだ試したことがありません!

点数: 1

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「涼風やランチの記憶ヴァンテアン」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
再登場失礼します!

秋渇きの句、コメントありがとうございございました!
秋の季語も素敵なものが多く、勉強中です。

祝宴の寄り道悩む秋渇き

いいですねー、心境がすごく出ていますね。
ちなみに、今回「秋渇き」を持ってきてみましたが、この季語も久田さんのように「秋澄めり」を持って来たり、みなさんの祝宴に対する感慨によって、みなさんの季語が来るような気がして面白いなとも思います。今の私にとっては、「秋渇き」で動きませんが(*'▽')

なおじいさんがおっしゃるように、スピーチなどがあると、ご飯どころではなくなりますよね。そういうのも一つの場面として詠めそうですね(*^^)v

点数: 1

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「涼風やランチの記憶ヴァンテアン」の批評

回答者 ダック

句の評価:
★★★★★

なおじい様
再コメント有り難うございます。詠まれた短歌有り難く鑑賞させて頂きました。恋の歌はやはり短歌が良いですよね。俳句に短歌でご指摘頂くのはありだと思います。

点数: 1

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「涼風やランチの記憶ヴァンテアン」の批評

回答者 たきさん

句の評価:
★★★★★

こんばんは。いつもありがとうございます。勉強させていただいております。主語の問題がクリアできてないです。私の表現不足です。我は蝉です。短い命、必死で鳴いて雌と出会い、死んでゆく。必死でアピールする蝉を詠んだつもりでした。
勉強になりました。ありがとうございました。

点数: 0

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