トマト生る故郷は遠き空の下
回答者 イサク
こんばんは。再登場です。
ご自身で分析済みと思いますが、日本語構文で主語述語に見える形で詠んでしまったからですね。
俳句のテクニックとかではなく、意識していない意味のつながりは、きちんと見直さないとやりがちです。「ジプシーのトマト」もその類でした。
御句の場合はそもそも季語じゃない部分を「動作」にしてしまったのが・・・というのがありますね。
「青トマト」の「青」も意味深に見えていそうです。
下五に置けば多少はマシかもと思いましたが、下に置いた通り、切れ字を置いても擬人っぽい気配がついてまわります。すごいパワーですね、「青トマト」「見つめる」の組み合わせは。
・見つめたる遠き故郷や青トマト
こういう時は、明らかに擬人法じゃない形に持って行く方がよさそうですね。
・トマト生る遠き故郷を見つめをり
点数: 1
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兼題トマトを詠みたい①詩情篇
ウチのプランタに成る小さなトマト2つ。凛としてるんだけど、まだまだ青くて。望郷の目で見つめているものは?
みなさんご意見よろしくお願いします。