俳句添削道場(投句と批評)

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青トマト遠き故郷を見つめをり

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

兼題トマトを詠みたい①詩情篇

ウチのプランタに成る小さなトマト2つ。凛としてるんだけど、まだまだ青くて。望郷の目で見つめているものは?

みなさんご意見よろしくお願いします。

最新の添削

トマト生る故郷は遠き空の下

回答者 イサク

こんばんは。再登場です。

ご自身で分析済みと思いますが、日本語構文で主語述語に見える形で詠んでしまったからですね。
俳句のテクニックとかではなく、意識していない意味のつながりは、きちんと見直さないとやりがちです。「ジプシーのトマト」もその類でした。

御句の場合はそもそも季語じゃない部分を「動作」にしてしまったのが・・・というのがありますね。
「青トマト」の「青」も意味深に見えていそうです。
下五に置けば多少はマシかもと思いましたが、下に置いた通り、切れ字を置いても擬人っぽい気配がついてまわります。すごいパワーですね、「青トマト」「見つめる」の組み合わせは。
・見つめたる遠き故郷や青トマト

こういう時は、明らかに擬人法じゃない形に持って行く方がよさそうですね。
・トマト生る遠き故郷を見つめをり

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

望郷の想ひを知るや青トマト

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

御句、また何か挑戦なさっているのですね。ご立派と存じます。

御句、私は、まだ若いトマトが、遠くアンデスの原産地のことを思ってバルコニーから遠くの空を見つめていると思いました。こんな青いトマトにも望郷の念がおきるのか。それならこの私にもそんな想いが起きてもおかしくはないな、とか。

提案句は、作者の望郷の念を強調して、下五に季語を置いたものです。青トマトを眺めながら、「青二才のお前たちに、この気持ちわかるか?ん?」と聞いているイメージでしょうか。

点数: 2

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「青トマト遠き故郷を見つめをり」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

取り合わせですよね?
擬人ではないですよね?

取り合わせなら、望郷の想いを「青いトマト」の季語に託している句になりますが、擬人だと途端に安っぽい句になります。コメント読まなければ問題ない?

これ以上語らずに、興味を持って他の方の感想を待ってみます。

点数: 1

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青トマトも郷の山河を見つめをり

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

このままだと擬人化に読めます。ただ、コメントを読みますと、半分くらい擬人化にしたいお気持ちがありそうなので、とかく問題にされる「も」を使って見ました。私もトマトも故郷を見ているという句です。
故郷は遠いので、「遠い」を省略し、あとは字数合わせをしました。

点数: 1

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「青トマト遠き故郷を見つめをり」の批評

回答者 オマちゃん

句の評価:
★★★★★

げばげば様

当方のトマトの句を添削いただき、ありがとうございました。
また、いつもお勉強になるご助言等も頂き、非常にためになります。
箱買い、という言葉をそのまま俳句に落とし込めば良かかったなぁと。入れるべき言葉は案外、深く考えると見つからないものですね。

さて、御句は青トマトの擬人化でしょうか。当方はまだまだ俳句における擬人化のことを全く分かっておりませんが、日本のトマトの故郷といったら...熊本か北海道あたりでしょうかね。
もしくは、青トマトにご自身の故郷の想いを投影されているのでしょうか。
いずれにせよ、青トマトという言葉が非常に印象的な素敵な句だと思いました。

点数: 1

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青トマト遠き故郷を想ふかな

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

げばげば様

「汗ばむや」の句の添削、ありがとうございました。

疑問形が別の読みに誘導しているかも、とのことで直接「玩具」を用いる表現で考えてみるべきであったかなと思います。

御句について、「見つめる」という語がちぐはぐに感じ、別の語に変える添削としました。
「見つめる」は決まった一点をじっと見ることですが、「遠くの故郷」は一点にならない(そもそも見えていない)だろうと。
擬人化なのかどうかという話題は、私には難しすぎるので触れないでおきます。

点数: 1

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「青トマト遠き故郷を見つめをり」の批評

回答者 74

句の評価:
★★★★★

こんにちは。いつもコメントありがとうございます。
トマトの芯は芯と言っていいのか調べたのですが、ハッキリしませんで…へたの真下で果肉の真ん中なので芯でいいと思うのですが。さておき、子房を先にかじって食べ終わった真ん中部分はなんだか美味しいので、行儀悪いですが一度お試しください(笑)
子どももトマト好きなのでその読みは想像していませんでした。助詞の効果がやはりイマイチ掴みきれてない証拠ですねφ(..)メモ
「ご褒美ぞ」とするのも諧謔味があって良いですね!げばげばさんの添削・批評はいつも分かりやすく勉強になります^^

御句は皆さんの意見が出揃ったあとで恐縮ですが…取り合わせだけど擬人化に寄っているんですね。思い切って擬人化に寄せきるのと取り合わせ路線に戻す選択肢があるということは読み込みがいがありますね。
擬人化で読むと、青トマトの赤が透ける緑色のまなこが空を見つめているのが遠き故郷を思い起こさせるという雰囲気ですね。擬人化に寄せるなら望郷は描写しないで表現したいですね。「プランタのトマトの青き眼かな」なんてしたら欧米アニメっぽい擬人化になりそうですね。プランターのトマトならベランダにいてその目は空か部屋を見てるのかも…部屋を見ていたらちょっと怖いですね。
取り合わせで読むのは難しいですね、語順の問題でしょうか?青トマトを詠手が見つめて青春の頃=青と結び付けて望郷の念に駆られている…と読むには工夫が必要ですね。この方針だとなおじいさんの提案句の呼びかける雰囲気が良いですね。御句そのままで下五を「見ゐたる」など「ゐる」を用いたら雰囲気が出そうかな?とも思いました。

詩情篇ということは観察篇などもあるのでしょうか?げばげばさんの精力的な活動はとても刺激になるので楽しみです。

点数: 1

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望郷の想ひを知るや青トマト

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

御句、また何か挑戦なさっているのですね。ご立派と存じます。

御句、私は、まだ若いトマトが、遠くアンデスの原産地のことを思ってバルコニーから遠くの空を見つめていると思いました。こんな青いトマトにも望郷の念がおきるのか。それならこの私にもそんな想いが起きてもおかしくはないな、とか。

提案句は、作者の望郷の念を強調して、下五に季語を置いたものです。青トマトを眺めながら、「青二才のお前たちに、この気持ちわかるか?ん?」と聞いているイメージでしょうか。

点数: 0

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