俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1526ページ目

「銅像の指にある意思風冴ゆる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 銅像の指にある意思風冴ゆる

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。クラーク博士の銅像には、以前もコメントさせていただきました!
確かに博士の右手の指には強烈な意思を感じますね。左手が見えないからなおさらです。

下五の最初に名詞が来るので、私は、中七を体言で止めず用言にしたほうがつながりがいいかと思い、

・銅像の指に意思あり風冴ゆる

と詠んでみました。よろしくお願いします。

点数: 2

「冬枯れに響きて沁みる鐘の音や」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冬枯れに響きて沁みる鐘の音や

ひなたぼっこさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。二点お伝えしますね。
推測できる動詞は出来るだけ省略しましょう。その代わりに、読み手が光景を思い浮かべやすいように要素(場所とか、時間とか)を入れてみましょう。
また、最後に「や」がありますが、切れ字の「や」は、句の途中に入り、詠嘆や場面転換の役目をします。基本的に、最後に来ることはありません。

そこで、

・冬枯れの庭に沁み入る鐘の音

などが考えられると思います。
よろしくお願いします。

点数: 0

「ひとり寝の味無き粥や風邪篭り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ひとり寝の味無き粥や風邪篭り

いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。これは実景ですか?もしそうなら、どうかお大事にしてください。

具合の悪い時に申し訳ないですが、ご投句ですのでコメントさせていただきます。

まず「ひとり寝」ですが、風邪ならひとりで寝るのは当たり前で、もっと言うと、「ひとり寝」は、「いつもは二人で寝ているのに、今夜はあの人が来ないから…」みたいなニュアンスが強い言葉ですよ!

・風邪の床ひとりですする粥不味し

お気をつけて!

点数: 0

「松林枝打ちされて幹高く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 松林枝打ちされて幹高く

ひなたぼっこさん、こんにちは。
御句拝読しました。
俳句には季語がいるということはご存知と思いますが、御句にはありません。松林は季語ではないと思いますよ。

・枝打ちの松の高さや冬青空

とか。
ちょっとご検討ください。

点数: 0

「松林枝打ちされて幹高く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 松林枝打ちされて幹高く

ひなたぼっこさん、こんにちは。
再訪です。
イサクさんのコメントで、「枝打ち」が冬の季語であることを知りました。申し訳ありません。
松とか松林に気を取られて、うっかりしてしまいました。お詫びします。

松は材木にするための枝を落とす作業である枝打ちをしませんから、そうなると、私の提案句もおかしなことになりますね。枝打ちという言葉は、使わないほうがいいですね。

・松林枝を落とされ枯野原

変な提案句で納得いきませんが、とりあえず置かせていただきます。
よろしくお願いします。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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