「冬枯れに響きて沁みる鐘の音や」の批評
回答者 なお
ひなたぼっこさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。二点お伝えしますね。
推測できる動詞は出来るだけ省略しましょう。その代わりに、読み手が光景を思い浮かべやすいように要素(場所とか、時間とか)を入れてみましょう。
また、最後に「や」がありますが、切れ字の「や」は、句の途中に入り、詠嘆や場面転換の役目をします。基本的に、最後に来ることはありません。
そこで、
・冬枯れの庭に沁み入る鐘の音
などが考えられると思います。
よろしくお願いします。
点数: 2
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樹木の幹や枝だけがある味わいのない庭ではあるが、それを見ていた時に夕刻を告げる鐘の音が優しく心に響き、樹木にも届くのだろうと感じました。