「脱ぎ捨てし息子の背丈冬のシャツ」の批評
なお様、こんばんは。
「人」選おめでとうございました!めっちゃ佳い句でしたね。
さて、ブルポン村上さんの句は初めて知りました(その頃はまだプレバト見てなかった…)。
発想の方向性が同じというだけで、パクリには見えませんでしたよ。
ただ、うーん、コメントに書かれてしまった分、比べてしまいますと、ごめんなさい、ブルポン村上さんの句の方が一枚上手に感じます。
〇「テーブルに」vs「脱ぎ捨てし」。
前者はきっとマスクを外して置いたんだろうと想像ができますが、後者はすべて説明してしまっている感じがします。脱いだところを見ていたのかなと。
〇「君の丸みのマスク」vs「息子の背丈(の)冬のシャツ」。
前者は、マスクという本来みな同じ形のものが君の顔の形になっている、というところに詩があると思います。
ただ後者は、シャツの持ち主は息子さんなわけですよね?だとしたらその背丈と同じなのは当たり前というか、むしろ背丈と違うサイズのシャツが脱いであったら不思議というか…。
〇季語「冬」が効いているかどうか。これは私の鑑賞力が不足しているためだと思いますが、春でも夏でも成立するように思えてしまいました。
冬で寒いから帰宅後、シャツを急いで脱ぎ捨てたままお風呂に入ったとかでしょうか?
〇細かいですが、切れが中七で入る「上五中七/下五」という取り合わせの構成のように見えるため、「背丈を脱ぎ捨てた」ように見えてしまいました。
うーん、おそらく作者の意図を私がつかみ切れていないのだと思いますが、率直に感じたことを書かせていただきました。色々誤解してそうな気がします。
他の方のコメントも見て勉強させてくださいm(__)m
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>
こんにちは。前句「犬の散歩」にはたくさんのコメントおよびご提案句を有難うございました!感謝です!
本句は、いいなぁと思っていたのですが、ふと、なお2が、「お前、そりゃフルポン村上の『テーブルに君の丸みのマスクかな』のパクリだろ」、と!
ぜ、全然そんなつもりはないのに!
皆さんはどう思われますか?