「梅の花母猿小猿抱きけり」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 梅の花母猿小猿抱きけり
気まぐれ亭いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。これは野生のお猿さんですか?なんとも微笑ましい光景ですねー。
ただ、「母猿子猿抱きけり」ですと、誰かが、猿の親子を一緒に抱いているように読めます。母猿が子猿を、ですよね?
・母猿の子猿抱くや梅の花
・抱き合ふ猿の母子や梅の花
なお、他の句のお詫びですが、さきほど、雪鳥を雷鳥と間違えてコメントしてしまいました。すみませんでした!
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句: 梅の花母猿小猿抱きけり
気まぐれ亭いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。これは野生のお猿さんですか?なんとも微笑ましい光景ですねー。
ただ、「母猿子猿抱きけり」ですと、誰かが、猿の親子を一緒に抱いているように読めます。母猿が子猿を、ですよね?
・母猿の子猿抱くや梅の花
・抱き合ふ猿の母子や梅の花
なお、他の句のお詫びですが、さきほど、雪鳥を雷鳥と間違えてコメントしてしまいました。すみませんでした!
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句: 揺りかごを見守るやうに暖炉燃ゆ
おかえさきこさん、こんにちは。
昨日、年末のご挨拶をしましたが、また出てきてしまいました(笑)。コメントしたくて。
御句拝読しました。暖かな情景のいい句ですね。
ですが、「見守るやうに」は、もう、作者が「これは見守ってくれているのだ」と言い切ってしまってもいいような。
また、暖炉は冬の季語、それは暖かく燃えているからですので、「燃ゆ」はいらないかも。
・揺りかごをそっと見守る暖炉かな
・揺りかごの孫を見守る暖炉かな
提案したものの、「見守る」の前の三音がなかなかいいのが浮かばず、ベタなままですが置かせていただきます。
あらためて、良いお年を!
点数: 2
回答者 なお
添削した俳句: 去年今年子の刻を打つ古時計
あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。まさに今夜のことをお詠みになった句ですね。大晦日とも午前零時ともおっしゃらずに、一年の移り変わりを、季語の力を借りてお詠みです。さすがです。
このままいただきたいところですが、悔しいので(笑)、今年最後の提案です!
去年今年と子の刻がかなり近くて、並列はもったいない気がします。
・去年今年鳴り続けたる古時計
・去年今年切り替え役の古時計
・去年今年一番太鼓の古時計
・時告げる古き時計や去年今年
数を出せばいいと言うものではないのですが、どれも今一つ、足して1くらいになればとみんな置かせてください。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句: 薄雪に気づいて君を呼びに行く
Siroさん、こんにちは。
御句拝読しました。このテーマはかなり重要なようですね。
私もしてしまうのですが、あらちゃんさんのご指摘のように、短い十七音の中に動詞を二つ入れると、〜したので〜した、というような、行動報告や日記のような文になってしまいがちです。報告も日記も詩とは言えないですよね。
それよりも、光景を詠んで、行動と同じ気持ちを表すような作りができるとワンランクアップのように言われています。
とは言いつつも、動詞入りの提案句を思いつきましたので、置かせていただきます。
・知らせよう雪に焦がれていた君に
よろしくお願いします。
点数: 1
回答者 なお
添削した俳句: 寒禽や畠の中のラブホテル
いちさん、こんにちは。
拙句「冬の蝶」へのコメント有難うございました。とても勉強になります。
御句拝読しました。まず、季語は効いていると思います。というか、私としては問題点はありません。のどかな感じでいいと思います。読めない方はいらっしゃるかもしれませんが。
畠の中のラブホテルですか。いいムードですねー。ラブホテルで思い浮かべるのは繁華街とか街道沿いとかですが、畠の中に突然出来たら面白いですね。男と女のドラマの舞台とのんびりと木の実とかを啄む冬の鳥との対比が面白いです。
ところで、「畠」は、あえてこの字をお使いですか?「畑」ではなく?私の個人的な感覚ですが、この句には「畑」のほうが合っているような気がします。
点数: 1
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